# ハンセン病

救済のはずが 「夫に秘密作った」苦悩するハンセン病の元患者家族
2024.06.07

救済のはずが 「夫に秘密作った」苦悩するハンセン病の元患者家族

 母のいない家庭で育った。わけを人に聞かれても長年、固く口を閉ざしてきた。母はハンセン病の元患者だからだ――。 こうした元患者の家族が味わった苦しみに対し、国が補償を決めてから5年になる。だが周囲に身内の病気を知られることを恐れて、請求をしない人も多い。この感染症への差別と偏見は

ハンセン病療養所・長島愛生園の入所者らによる作品展 絵画や陶芸など約80点展示 岡山・瀬戸内市
2024.06.03

ハンセン病療養所・長島愛生園の入所者らによる作品展 絵画や陶芸など約80点展示 岡山・瀬戸内市

 岡山県瀬戸内市の道の駅で、国立ハンセン病療養所「長島愛生園」の入所者らによる作品展が開かれています。 長島愛生園で長年暮らし続けてきた入所者の川柳には、別れを余儀なくされた故郷や家族への思いがつづられています。 瀬戸内市の道の駅・黒井山グリーンパークで開かれている

ハンセン病患者の壮絶な人生描く 漫画「麦ばあの島」原画集めた企画展 姫路で開催/兵庫県
2024.06.02

ハンセン病患者の壮絶な人生描く 漫画「麦ばあの島」原画集めた企画展 姫路で開催/兵庫県

ハンセン病患者の差別と苦悩を描いた漫画「麦ばあの島」の原画を集めた企画展が、兵庫県姫路市で開かれています。姫路市の見野の郷交流館では、元兵庫県職員で漫画家の古林海月さんの作品「麦ばあの島」の原画およそ200枚を展示しています。2017年に発表された漫画「麦ばあの島」

ハンセン病元患者「孫」の請求が棄却 当時の「胎児」は“補償金”を支給する権利を持たないとされる
2024.05.30

ハンセン病元患者「孫」の請求が棄却 当時の「胎児」は“補償金”を支給する権利を持たないとされる

5月30日、ハンセン病元患者の孫である女性に「家族補償法」による補償金を支給される権利が認められなかった処分について、取り消しを請求する抗告訴訟の判決が言い渡された。東京地裁は「処分は適法である」として、女性の請求を棄却した。原告は1940年代生まれ、現在70代の女性。<

「隔離の壁が偏見を社会に生成し続けた」 菊池恵楓園入所者の外出実態を研究 歴史資料館の原田寿真学芸員
2024.05.16

「隔離の壁が偏見を社会に生成し続けた」 菊池恵楓園入所者の外出実態を研究 歴史資料館の原田寿真学芸員

差別「自分事として考えて」 強制不妊原告らが経験報告
2024.05.12

差別「自分事として考えて」 強制不妊原告らが経験報告

ハンセン病元患者が描いた帰れなかった故郷の記憶…熊本大医学部生「外の風景を大切にしている」
2024.05.12

ハンセン病元患者が描いた帰れなかった故郷の記憶…熊本大医学部生「外の風景を大切にしている」

ハンセン病「若者たちが伝えて」 高齢化懸念、札幌で集会
2024.05.11

ハンセン病「若者たちが伝えて」 高齢化懸念、札幌で集会

香川と高知の知事が高松市にある国のハンセン病療養所・大島青松園を視察「県民がここへ訪れることができるよう…」
2024.05.07

香川と高知の知事が高松市にある国のハンセン病療養所・大島青松園を視察「県民がここへ訪れることができるよう…」

香川県の広報誌 全国広報コンクールで2年連続の総務大臣賞 大島を取り上げた号
2024.05.07

香川県の広報誌 全国広報コンクールで2年連続の総務大臣賞 大島を取り上げた号

ハンセン病退所者が偏見恐れ頼みづらかった家事や通院「顔見知りに頼め安心」…国が生活支援開始
2024.05.05

ハンセン病退所者が偏見恐れ頼みづらかった家事や通院「顔見知りに頼め安心」…国が生活支援開始