# ニホン

ライチョウ、120羽確認 環境省、中央アルプスで
2024.07.08

ライチョウ、120羽確認 環境省、中央アルプスで

 環境省は8日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウについて中央アルプスで調査を実施した結果、60地点で縄張りを確認し、少なくとも成鳥120羽の生息を確認したと明らかにした。 環境省は中アで群れ復活を目指している。昨年の調査では縄張りが32地点、推定83羽だったことか

ライチョウ、さらに4羽ふ化 長野県の大町山岳博物館
2024.07.05

ライチョウ、さらに4羽ふ化 長野県の大町山岳博物館

 長野県大町市の大町山岳博物館は5日、飼育している国の特別天然記念物ニホンライチョウのつがい2組が産んだ卵から、さらに4羽がふ化したと発表した。先に8羽がふ化しており、博物館で今年の繁殖期に誕生したひなは計12羽になった。9月中旬ごろ、長野県南部の中央アルプスに放つ計画。 博物館

ニホンライチョウ8羽ふ化、長野 つがい2組が14個産卵
2024.07.03

ニホンライチョウ8羽ふ化、長野 つがい2組が14個産卵

 長野県大町市の大町山岳博物館は3日、飼育している国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウのつがい2組が産んだ14個の卵から、8羽がふ化したと発表した。残りの卵のうち、4個はふ化する可能性があるという。 2019年に博物館でふ化した雄と、富山市ファミリーパークから来た雌の

手作り巣箱に巣できた! 高城中でニホンミツバチ、和歌山県みなべ町
2024.07.01

手作り巣箱に巣できた! 高城中でニホンミツバチ、和歌山県みなべ町

 和歌山県みなべ町滝、高城中学校(高台浩校長)で生徒が設置した巣箱に、ニホンミツバチが巣を作っている。ニホンミツバチは近年、数が減っており、3年前から巣箱を設置している同校で巣を作ったのは初めて。生徒らは温かく見守っている。 同校では地域を知ろうと2021年2月から、総合的な学習

野生ニホンライチョウで人工授精 国内初のひな2羽誕生、環境省
2024.06.28

野生ニホンライチョウで人工授精 国内初のひな2羽誕生、環境省

 環境省は28日、国の特別天然記念物に指定されている絶滅危惧種のニホンライチョウの野生個体からの人工授精によるふ化に国内で初めて成功し、ひな2羽が誕生したと発表した。同省は「野生集団への影響を最小限にしながら、遺伝子の多様性を確保できる重要な技術」としている。 環境省などによると

クマ出没でネット上は集団ヒステリー状態…ニホンオオカミを絶滅させた頃に似た嫌なムード
2024.06.21

クマ出没でネット上は集団ヒステリー状態…ニホンオオカミを絶滅させた頃に似た嫌なムード

 昨年ほどではないが、今年もクマの出没が相次いでいる。人への被害も確認されており、ネット上では「自衛隊を使ってクマを駆除しろ」といった過激な意見も目立っている。一方、北海道奈井江町ではハンターの報酬が低すぎるという問題も浮上した。■クマハンターの日当は20万円が妥当?

ニホンライチョウ、4個が有精卵 富山市ファミリーパーク 全国初、野生から人工授精
2024.06.17

ニホンライチョウ、4個が有精卵 富山市ファミリーパーク 全国初、野生から人工授精

 富山市ファミリーパークは16日、国の特別天然記念物に指定されている絶滅危惧種「ニホンライチョウ」で、全国で初めて実施した野生の精液による人工授精で産卵された12個のうち4個が有精卵だったと発表した。ふ化すれば、保護増殖事業の進展につながる。 同パークは15日、卵12個について、

ニホンライチョウ人工授精卵4個成長 富山市ファミリーパーク、6月26~28日ごろふ化
2024.06.17

ニホンライチョウ人工授精卵4個成長 富山市ファミリーパーク、6月26~28日ごろふ化

 富山市ファミリーパーク(同市古沢)は16日、飼育している国の特別天然記念物「ニホンライチョウ」の雌4羽が全国で初めて野生の雄との人工授精で産卵した卵12個のうち、4個が順調に成長していると発表した。人工授精の成功とされるふ化に向けて前進した。このまま成長すれば今月26~28日ごろにふ化すると

体は雄、でも顔は違う? 宇都宮の舘さんが珍しいキジ発見 変異個体か、「1000羽に1羽」とも
2024.06.14

体は雄、でも顔は違う? 宇都宮の舘さんが珍しいキジ発見 変異個体か、「1000羽に1羽」とも

 【宇都宮】駒生町、パート従業員舘希(たちのぞみ)さん(30)が今月上旬、新里町の林で珍しいキジを発見した。雄特有の鮮やかな緑色の体なのに、雄の顔にあるはずの赤い部分「肉垂(にくすい)」がない。専門家によると、ニホンキジの「雄の変異個体」とみられる。養殖場では千羽に1羽ほどしか生まれないといい

雄のニホンライチョウ1羽死ぬ 富山市ファミリーパーク
2024.06.12

雄のニホンライチョウ1羽死ぬ 富山市ファミリーパーク

 富山市ファミリーパークは11日、飼育していた国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウの成鳥1羽が死んだと発表した。6歳10カ月の雄で、展示せずライチョウ舎で飼育していた。死因は肝腫瘍。 この成鳥は長野県大町市の大町山岳博物館から卵の状態で運ばれ、2017年7月に同パーク

【希少】数万匹に1匹“真っ白なリス” 色素が欠けた「アルビノ」の固体か カラスに襲われ保護 岩手・盛岡市
2024.06.09

【希少】数万匹に1匹“真っ白なリス” 色素が欠けた「アルビノ」の固体か カラスに襲われ保護 岩手・盛岡市

岩手・盛岡市で4日、全身が真っ白な「アルビノ」の個体とみられるニホンリスが発見された。カラスに襲われていたところを市民が保護し、動物病院で治療を受けた。白いリスは珍しく、数万匹に1匹ほどの確率とされる。岩手・盛岡市で4日、しっぽの先から頭まで真っ白なリ

小学生の男の子が準絶滅危惧種のカメを保護 ユニークな名づけに1.2万“いいね” 「渋かっこいい」
2024.06.09

小学生の男の子が準絶滅危惧種のカメを保護 ユニークな名づけに1.2万“いいね” 「渋かっこいい」

 日本固有種で準絶滅危惧種に指定されている、ニホンイシガメとみられるカメを保護した小学生がX(ツイッター)で話題になっています。その後、カメは小学生の自宅で飼育されることに。歴史好きな男の子が決めた、渋すぎる名前にも注目が集まっています。投稿者の宮本我休(@Gakyu_Miyamoto)さんに

富山市ファミリーパーク飼育のライチョウ 野生のオスから人工授精で産卵
2024.06.08

富山市ファミリーパーク飼育のライチョウ 野生のオスから人工授精で産卵

富山市ファミリーパークで飼育されている、国の特別天然記念物ニホンライチョウのメス4羽が、全国で初めて、野生のオスからの人工授精により産卵しました。富山市ファミリーパークは国と日本動物園水族館協会が定める計画に基づき、2015年からライチョウの繁殖技術の確立に取り組んでいます。

メダカ贈り15年、環境教育の力に YKKAP九州製造所(八代市) 敷地で飼育
2024.06.05

メダカ贈り15年、環境教育の力に YKKAP九州製造所(八代市) 敷地で飼育

 八代市のYKKAP九州製造所が、敷地内の池で育てたニホンメダカを理科の教材用に市内の小学校に贈る活動を続けている。住宅・ビル用の窓やアルミ製品製造など本業の傍ら、地域貢献活動として2010年に始め、今年で15年目。環境教育の出張授業にも力を入れており、好評だ。 近年、絶滅の危機

二世誕生に期待 国の特別天然記念物ライチョウの産卵始まる 大町山岳博物館で4日までに2羽が9個の卵 秋には中央アルプスに放鳥へ
2024.06.04

二世誕生に期待 国の特別天然記念物ライチョウの産卵始まる 大町山岳博物館で4日までに2羽が9個の卵 秋には中央アルプスに放鳥へ

大町市の山岳博物館で、ニホンライチョウのつがい2組による産卵が、5月下旬から始まりました。5月25日から、おおむね1日おきのペースでメス2羽が卵を産んでいて、4日までに合わせて9個となりました。今後はふ卵器を使って、人工的にふ化させたうえで職員が育てる、「人工繁殖」

珍しい水色のアマガエル発見 福岡の田畑で、高校生らが飼育
2024.06.03

珍しい水色のアマガエル発見 福岡の田畑で、高校生らが飼育

 体が水色の珍しいニホンアマガエルが福岡県篠栗町の田畑で見つかり、連絡を受けた福岡市内の二つの私立高でつくる「水中生物研究会」が飼育している。突然変異などによるとみられる。色の異なる個体は草むらなどで目立つため、捕食者に見つかりやすく、生き残るのは難しいとされる。 カエルは生徒の

【長野グルメ旅】世界唯一の“温泉に浸かるサル”に出会いたい! 地獄谷野猿公苑と渋温泉郷で楽しむレトロ喫茶のクリームソーダの魅力とは
2024.06.01

【長野グルメ旅】世界唯一の“温泉に浸かるサル”に出会いたい! 地獄谷野猿公苑と渋温泉郷で楽しむレトロ喫茶のクリームソーダの魅力とは

 日本で暮らす人なら、人間のように温泉でくつろぐニホンザルの姿を、テレビやポスターなどで一度は見たことがあるでしょう。その場所こそが長野県北部の「地獄谷野猿公苑」です。世界で唯一、温泉に入るサルが見られる場所とあって、世界中からたくさんの観光客が訪れています。 風光明媚でのんびり

なぜ街中に…国の特別天然記念物ニホンカモシカ出没、ケガした体で草むらに鎮座 福井県福井市
2024.06.01

なぜ街中に…国の特別天然記念物ニホンカモシカ出没、ケガした体で草むらに鎮座 福井県福井市

 福井県福井市花堂南2丁目のショッピングセンター(SC)ベル付近で5月31日午前、国の特別天然記念物ニホンカモシカが見つかり、福井市が一時的に保護し市内の山中に放した。 市によると同日午前8時10分ごろ、ベル側から福井市や福井県警に「シカが駐車場で目撃された」と通報があった。カモ

神聖な遺伝子を継承する「奈良公園の鹿」以外は駆除すればいいのか? 鹿をめぐる奈良市民の葛藤を米メディアが取材
2024.05.31

神聖な遺伝子を継承する「奈良公園の鹿」以外は駆除すればいいのか? 鹿をめぐる奈良市民の葛藤を米メディアが取材

宗教的にも文化的にも重要で、大きな観光資源でもある野生動物をどう保護・管理していくのかという課題は世界各地にあるだろう。日本の天然記念物にも指定されている奈良公園の鹿の事例を、世界の知られざる事象を紹介する米トラベルメディア「アトラス・オブスキュラ」が紹介する。滑らかな枝角が生え

ニホンピロキーフ、伸び盛りの4歳馬が重賞初タイトル狙う 大橋師「力つけている」/鳴尾記念
2024.05.31

ニホンピロキーフ、伸び盛りの4歳馬が重賞初タイトル狙う 大橋師「力つけている」/鳴尾記念

 土曜京都メインの鳴尾記念(G3、芝2000メートル、6月1日)では、伸び盛りの4歳馬ニホンピロキーフ(牡、大橋)が重賞初タイトルを狙う。 昨夏から頭角を現し、前走は昇級戦で重賞初挑戦だったマイラーズCで3着。大橋師は「追い切り後も変わりないし、力をつけている。2000メートルも