# エネルギー・電力インフラ

国内最大級の「風力発電施設」で実証実験中のメロンの水耕栽培 年間1500~1600個を収穫予定
2024.08.28

国内最大級の「風力発電施設」で実証実験中のメロンの水耕栽培 年間1500~1600個を収穫予定

青森県つがる市の国内最大級の風力発電施設「ウィンドファームつがる」で、地元の農家と連携して実証実験中のメロンの水耕栽培の様子が公開されました。つがる市柏にある「ガラス温室」で、収穫間近の直径15cm程のメロンがたわわに実ってます。このメロンは、一般家庭9万世帯分の電

地域とは無関係な企業のメガソーラーでなく消費者自身が地産地消する太陽光発電とは 専門家「エネルギーは地域の人たちが自分事で進めていくことが重要」
2024.08.28

地域とは無関係な企業のメガソーラーでなく消費者自身が地産地消する太陽光発電とは 専門家「エネルギーは地域の人たちが自分事で進めていくことが重要」

地球温暖化対策の柱として普及が期待されているのが太陽光発電です。その太陽光発電に地域に根差した形で取り組む企業や市民がいます。暮らしや生業に身近な試みを取材しました。■農業と太陽光発電の両立宮城県大崎市古川の農業生産法人「NGA」の農地です。栽培されているのは庭木や

〈焼き討ち、刀傷沙汰の数々〉すさまじい電気の事件史から問う 電気はいったい誰のものか
2024.08.28

〈焼き討ち、刀傷沙汰の数々〉すさまじい電気の事件史から問う 電気はいったい誰のものか

 われわれは、「電気があるのが当たり前」の社会を生きている。そのためか、日常の中で、電気のスイッチを押したその先にどんな世界があるのかを意識することは少ない。 だが、明治から昭和の歴史をひも解くと、電気を自分たちのものとすべく、現代では想像もつかないほどの激しい暴力事件や刃傷沙汰

定期検査中の九州電力川内原発1号機 来月の営業運転再開に向け原子炉起動 鹿児島
2024.08.28

定期検査中の九州電力川内原発1号機 来月の営業運転再開に向け原子炉起動 鹿児島

現在、定期検査中の川内原発1号機で、九州電力は27日夕方、原子炉を再び起動しました。このあと28日未明にも臨界に達する予定です。今後20年間の運転延長期間に先月入った川内原発1号機では、6月に原子炉を止め、1年1か月ごとの実施が定められている定期検査が行われています。

台風10号 喜界町では99.8%が停電 奄美地方で計1万1420戸停電 鹿児島(午前2時現在)
2024.08.28

台風10号 喜界町では99.8%が停電 奄美地方で計1万1420戸停電 鹿児島(午前2時現在)

台風10号の影響で奄美地方では停電が発生しています。九州電力によりますと午前2時現在、喜界町では総戸数の99.8%にあたる4850戸が停電しています。このほか、奄美市で4850戸、大和村で870戸、龍郷町で850戸の合わせて1万1420戸が停電しています。復旧の見込みは調査中です

IAEA事務局長がロシア・クルスク原発視察、「原子力事故の恐れ」
2024.08.27

IAEA事務局長がロシア・クルスク原発視察、「原子力事故の恐れ」

[クルチャトフ(ロシア西部クルスク州)27日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は27日、ウクライナが越境攻撃を続けているロシア西部クルスク州にあるクルスク原子力発電所を視察し、状況は深刻で、原子力事故の恐れがあると警告した。グロッシ事務局長は周

“脱炭素電源” 政府が投資額回収の仕組み検討へ
2024.08.27

“脱炭素電源” 政府が投資額回収の仕組み検討へ

政府は原発など脱炭素につながる発電所の新たな建設を進めるため、事業者が投資を回収しやすくする新たな仕組みの導入について検討を始めます。岸田首相「GXへの取り組みは、国力そのものを左右する。こうした認識のもと、一貫した取り組みを不断にバージョンアップし、試行錯誤を恐れず、迅速に実行

退陣間近の首相、柏崎刈羽原発の再稼働に「尽力」 来週の会議で協議
2024.08.27

退陣間近の首相、柏崎刈羽原発の再稼働に「尽力」 来週の会議で協議

 岸田文雄首相は27日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働に向けた対策を協議するため、原子力関係閣僚会議を来週開くと決めた。地元が求める避難路の整備や地域振興策の中身を詰め、退陣前に再稼働への道筋をつけたい考えだ。 この日開いたGX(グリーン・トランスフォーメーション)実行会

東北電、エクサウィザーズと業務提携
2024.08.27

東北電、エクサウィザーズと業務提携

 東北電力 <9506> は27日、人工知能(AI)を活用したサービスを提供するエクサウィザーズ <4259> と新規事業創出に向け業務提携すると発表した。東北電が持つ各種データや顧客基盤などと、エクサウィザーズが持つAI技術を掛け合わせ、企業や団体が抱える人手不足や脱炭素化などの課題解決を目

自宅、職場の停電情報分かります 九州電力が専用アプリ
2024.08.27

自宅、職場の停電情報分かります 九州電力が専用アプリ

 九州電力子会社の九州電力送配電は、停電情報を伝える「九州停電情報提供アプリ」をスマートフォン向けに提供している。九州7県の停電情報や復旧予定をプッシュ通知で知らせる機能があり、利用を呼びかけている。 アプリでは登録した対象地点の停電情報を通知。自宅のほか、親類宅や職場などの情報

原発や再エネ投資支援、GX関連予算要求1・6兆円 実行会議、脱炭素戦略たたき台示す
2024.08.27

原発や再エネ投資支援、GX関連予算要求1・6兆円 実行会議、脱炭素戦略たたき台示す

政府は27日、GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議を開き、中長期の脱炭素戦略のたたき台を示した。原子力や再生可能エネルギーによる発電など脱炭素投資への支援や脱炭素電力の豊富な地域への産業集積などの論点を列挙。令和7年度概算要求ではGX関連として複数年にまたがる項目も含めると総額1・

IAEAトップ、ロシア西部の原発視察 ウクライナ制圧地近く
2024.08.27

IAEAトップ、ロシア西部の原発視察 ウクライナ制圧地近く

 ロシアのタス通信によると、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長が27日、ロシア西部のクルスク原発を現地視察した。 ウクライナ軍は今月6日からロシアの侵攻に対抗し、クルスク州を越境攻撃。制圧した国境地帯は原発から数十キロしか離れておらず、グロッシ氏は「核の安全にとって深刻

AWSへの移行で二酸化炭素を99%削減 省電力チップや再エネ活用
2024.08.27

AWSへの移行で二酸化炭素を99%削減 省電力チップや再エネ活用

アマゾンウェブ サービス(AWS)は、ITワークロードをオンプレミス(自社所有)のインフラから、AWSクラウドデータセンターへ移行することで、温室効果ガスの排出量を最大99%削減可能になるという調査結果を発表した。AWSの委託によりアクセンチュアが調査したもの。アクセンチュアの推

電気ガス補助に予備費9千億円超 物価高騰対策ほぼ枯渇へ
2024.08.27

電気ガス補助に予備費9千億円超 物価高騰対策ほぼ枯渇へ

 政府が電気やガス、ガソリンなどのエネルギー価格を抑える補助金の財源について、本年度の物価高騰対策の予備費から9千億円超を支出する方向で調整していることが27日、分かった。9月3日にも決める。物価高騰対策の予備費は1兆円の枠があるが、今回の補助金に大半を充て、ほぼ枯渇することになる。<

一般家庭9万世帯分 国内最大の風力発電所が稼働5年目 つがる市のウィンドファームつがる
2024.08.27

一般家庭9万世帯分 国内最大の風力発電所が稼働5年目 つがる市のウィンドファームつがる

稼働5年目を迎えた国内最大となるつがる市の風力発電所で運転状況の説明会が開かれました。説明会は東京の「グリーンパワーインベストメント」が建設したつがる市の風力発電所「ウィンドファームつがる」が開きました。風車38基が市西部の広域農道沿いの12キロに設置され、全体の最

エレコム、リン酸鉄リチウムイオンセル電池採用のポータブル電源
2024.08.27

エレコム、リン酸鉄リチウムイオンセル電池採用のポータブル電源

 エレコムは、AC/DC/USB出力対応のポータブル電源3機種を8月下旬に発売する。実売予想価格は6万8,900円から。 リチウムイオンセル電池と比較し約6倍の長寿命というリン酸鉄リチウムイオンセル電池を採用したポータブル電源。出力・容量別に3機種をラインナップする。

再生可能エネルギーの導入促進へ 事業所向け太陽光発電の共同購入で、愛媛県が協定締結
2024.08.27

再生可能エネルギーの導入促進へ 事業所向け太陽光発電の共同購入で、愛媛県が協定締結

愛媛県内の事業所に再生可能エネルギーの導入を促そうと、県は27日、太陽光発電設備の共同購入を手がける企業と連携協定を結びました。県が協定を結んだのは、全国で太陽光発電設備の共同購入事業に取り組むアイチューザーです。27日は県庁で、濱里要副知事とアイチューザーの廣瀬彬

トヨタ、BMWに水素車部品供給 普及向け提携強化、量産車販売へ
2024.08.27

トヨタ、BMWに水素車部品供給 普及向け提携強化、量産車販売へ

 トヨタ自動車とドイツのBMWが水素で走る燃料電池車(FCV)の分野で提携強化することが27日、分かった。トヨタがBMWに水素タンクなどの基幹部品を供給し、BMWは数年内にFCVの量産車を発売する。環境車の需要が高まる中で技術の共有化を進め、世界的な競争力を高める。普及の障壁となっているFCV

ミスで延期の燃料デブリ取り出し 再開見通し立たず 作業員の聞き取り続く 東京電力福島第一原発
2024.08.27

ミスで延期の燃料デブリ取り出し 再開見通し立たず 作業員の聞き取り続く 東京電力福島第一原発

作業のミスにより中断している福島第一原発の燃料デブリの試験的な取り出しについて、東京電力は作業員からの聞き取りを進めていて、再開の見通しは立っていません。福島第一原発2号機では、8月22日から燃料デブリの試験的な取り出しに着手する予定でした。ところが、装置に取り付けるパイプの順番

柏崎刈羽再稼働に向け、原子力閣僚会議を来週開催=岸田首相
2024.08.27

柏崎刈羽再稼働に向け、原子力閣僚会議を来週開催=岸田首相

Shinichi Uchida[東京 27日 ロイター] - 岸田文雄首相は27日のGX実行会議で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)の再稼働に関する原子力関係閣僚会議を来週開催すると表明した。「対応策の具体化に向けて確認と指示を行う」としている。  岸