# Fugaku-LLM

KDDI傘下のELYZAが新日本語LLM、「GPT-4」超える性能を達成
2024.06.26

KDDI傘下のELYZAが新日本語LLM、「GPT-4」超える性能を達成

 KDDI傘下でAIを手がけるELYZAは、新たな日本語LLM(大規模言語モデル)2種を公開した。700億パラメーターのモデルは「GPT-4」を上回る性能を持つとしており、80億パラメーターのモデルは今後、商用利用できるかたちで一般公開される。■ 700億/80億パラメーターの2

「大胆な投資がしやすくなった」 「GPT-4」超える“国産”生成AI KDDI子会社が開発
2024.06.26

「大胆な投資がしやすくなった」 「GPT-4」超える“国産”生成AI KDDI子会社が開発

 KDDI傘下で生成AI(人工知能)開発に取り組む東京大学発のスタートアップ「ELYZA(イライザ)」は26日、米オープンAIの大規模言語モデル(LLM)「GPT-4」を上回る性能を持つというLLMの最新モデルを公開した。性能の指標となるパラメーターは700億で、米メタの「Llama3」をベー

サムスンがテストを進めるLLM活用のAIヘルスコーチ
2024.06.25

サムスンがテストを進めるLLM活用のAIヘルスコーチ

 サムスンは、同社で最も重要な製品に人工知能(AI)を組み込むプロジェクトの一環として、大規模言語モデル(LLM)をベースとした新しいデジタルヘルスコーチング機能をテストしている。GoogleやAppleが独自のヘルストラッカーやデジタルアシスタントを進化させる中で、サムスンのそうした動きはラ

UiPathが新たなLLMを発表――AI搭載自動化製品のアップデートにて
2024.06.20

UiPathが新たなLLMを発表――AI搭載自動化製品のアップデートにて

 UiPath株式会社は19日、AI搭載の自動化製品アップデートに関する説明会を開催し、同社の新たな大規模言語モデル(LLM)や生成AIベースの新機能などを発表した。 UiPath プロダクトマーケティング部 部長の夏目健氏は、「オートメーションに生成AIを導入するにあたって重要

生成AI画像とLLMの熱い関係?LLMを併用するいろいろな生成AI画像環境のご紹介
2024.06.20

生成AI画像とLLMの熱い関係?LLMを併用するいろいろな生成AI画像環境のご紹介

 1年前の2023年6月、画像生成AIである「Stable Diffusion」はまだバージョン1.5。LLM(大規模言語モデル)は「GPT-4」などが既にあったものの、この時点では各々独立して動いており、同じAIと言ってもあまり関係がなかった。 ところがSDXLなど生成AI画像

NEC、LLMを活用した製造現場のナレッジ継承支援システムを開発
2024.06.19

NEC、LLMを活用した製造現場のナレッジ継承支援システムを開発

 日本電気株式会社(以下、NEC)は18日、製造業のナレッジ継承に関わる課題を解決するため、LLM(大規模言語モデル)を活用し、製造現場における設備・品質不良、生産効率低下などの問題の解決を支援するシステムを開発したと発表した。 開発したシステムは、問題発生時などにおける作業員か

オルツのチャットボット作成ツールで“バーのマスター”をAI化してみた
2024.06.18

オルツのチャットボット作成ツールで“バーのマスター”をAI化してみた

オルツは、パーソナル人工知能を開発するAIベンチャーで、独自開発したLLMである「LHTM-2」を活用したAIサービスを展開している。同LLMを活用した、人間の人格をデジタルで再現する「CLONEdev」やノーコードでAIチャットボットを作成できる「altBRAIN」をレビューする。<

サイバーエージェント、独自の日本語LLMに“視覚”を付与した75億パラメーターの「VLM」を公開
2024.06.14

サイバーエージェント、独自の日本語LLMに“視覚”を付与した75億パラメーターの「VLM」を公開

 株式会社サイバーエージェントは、75億パラメーターの日本語VLM(大規模視覚言語モデル)のベースモデルをHugging Face Hubで公開した。Apache-2.0ライセンスで提供されており、商用利用も可能だとしている。 この日本語VLMは、サイバーエージェント独自の日本語

電通デジタルが生成AIを活用した営業DXサービス「∞AI Chat for Sales」を開始
2024.06.14

電通デジタルが生成AIを活用した営業DXサービス「∞AI Chat for Sales」を開始

デジタルマーケティング事業の電通デジタルは、生成AI(人工知能)を活用した営業DX(デジタル変革)サービス「∞AI Chat for Sales(ムゲンエーアイチャットフォーセールス)」を6月13日に始めた、と同日発表した。詳細な顧客インサイト(深層心理)を導き出し、営業行動計画やセールストー

サイバーエージェント、独自の日本語LLMに視覚を付与したVLMモデル--75億パラメータ
2024.06.13

サイバーエージェント、独自の日本語LLMに視覚を付与したVLMモデル--75億パラメータ

 サイバーエージェントは6月13日、75億パラメータの日本語VLM(Vision Language Model、大規模視覚言語モデル)を公開した。 近年、OpenAI社が開発した「GPT-4o」を始めとする画像も扱えるLLMが急速な進化を遂げており、世界中のあらゆる業界・ビジネス

Apple Intelligenceはどのように開発されたのか? 中核をなすオンデバイスAIモデルとPrivate Cloud Computeについて今わかっていること(CloseBox)
2024.06.12

Apple Intelligenceはどのように開発されたのか? 中核をなすオンデバイスAIモデルとPrivate Cloud Computeについて今わかっていること(CloseBox)

アップルが打ち出したAIフレームワーク「Apple Intelligence」ですが、個々の機能についてはわかるものの、全体像がつかみにくいものになっています。OpenAIのサム・アルトマンCEOがApple Parkに顔を出していたことからApple Intelligenceは

Operaがローカル生成AIのベンチマークツール「devicetest.ai」を無償公開
2024.06.11

Operaがローカル生成AIのベンチマークツール「devicetest.ai」を無償公開

 ノルウェーのOpera Softwareは6月7日(現地時間)、ローカル生成AIのベンチマークツール「devicetest.ai」を無償公開した。現在、アクセスするにはWebブラウザー「Opera」の開発版「Opera Developer」が必要。 「devicetest.ai

ローコードLLMアプリ開発環境「Dify」を使って、SynologyのNAS上で動くAIチャットを作る
2024.06.10

ローコードLLMアプリ開発環境「Dify」を使って、SynologyのNAS上で動くAIチャットを作る

 「Dify」は、オープンソースで開発が進められているローコードのLLMアプリ開発プラットフォームだ。特定の知識を基に回答させるRAGや、特定の役割を演じるアシスタントなどを手軽に作成できるほか、会話の中で条件を判断し、自動的に分岐処理するチャットフローも手軽に作成できる。 今回

shallm、紫陽花をテーマにした新曲MV公開
2024.06.07

shallm、紫陽花をテーマにした新曲MV公開

shallmの新曲「ハイドレンジアブルー」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。本日6月7日に配信リリースされた「ハイドレンジアブルー」は、6カ月連続リリース企画の第4弾となる楽曲。BS11「アニゲー☆イレブン!」6月度のエンディングテーマに使用されている。<

リコー、指示追従性能や要約性能を向上した130億パラメーターの日本語LLMを開発
2024.06.03

リコー、指示追従性能や要約性能を向上した130億パラメーターの日本語LLMを開発

 株式会社リコーは3日、国立研究開発法人理化学研究所 革新知能統合研究センター 言語情報アクセス技術チーム(以下、理研 AIP)との共同開発で得られたインストラクションデータを、リコー製130億パラメーターの日本語LLMに追加学習させ、LLMの指示追従性能(ユーザーの指示や質問に対して自然な回

エッジAIプラットフォームにマルチモーダルLLMを連携した「LLM App on Actcast」、Ideinが開発。画像解析AIアプリ開発の低コスト化に貢献
2024.06.03

エッジAIプラットフォームにマルチモーダルLLMを連携した「LLM App on Actcast」、Ideinが開発。画像解析AIアプリ開発の低コスト化に貢献

 Idein(イデイン)株式会社は5月29日、同社が運営するエッジAIプラットフォーム「Actcast」(アクトキャスト)にマルチモーダルLLMを連携させた画像解析ソリューション「LLM App on Actcast」の提供を開始した。 カメラが撮影した画像を解析し、何らかの処理

IBM、東南アジア向けLLMのテストでシンガポールと提携
2024.05.29

IBM、東南アジア向けLLMのテストでシンガポールと提携

 IBMは、AI Singapore(AISG)の開発した東南アジア向け大規模言語モデル(LLM)をテストし、カスタマイズした人工知能(AI)アプリケーションを開発者が構築できるようにする取り組みで、AISGと合意した。 この提携に基づき、IBMは自社のAIテクノロジーおよびデー

次世代デバイス「Humane AI Pin」、酷評されすぎて会社売却の可能性
2024.05.27

次世代デバイス「Humane AI Pin」、酷評されすぎて会社売却の可能性

期待を一身に浴びて登場するも、発売開始後に実際に使ってみたユーザーからは「動作が遅い」「使える機能がない」「動作しないときすらある」などと、酷評の嵐である「Humane AI Pin」。元アップルの開発者2名が率いるこちらのプロダクトの会社ですが、さっそく10億ドル(約1,570

生成AI、人間の仕事を奪う以上に増やす可能性も--米国の大学教授が指摘
2024.05.27

生成AI、人間の仕事を奪う以上に増やす可能性も--米国の大学教授が指摘

 生成人工知能(AI)ツールについては、人々が時間を節約して生産性を高めるのに役立つということで、大方の意見が一致している。だが、こうした技術はコードの実行やレポートの迅速な作成を容易にする一方で、大規模言語モデル(LLM)の構築や維持に関わるバックエンドの作業には、目に見える部分で節約できた

アンスロピックが「AIのブラックボックス」解読に初めて成功…「AIのもっともらしい嘘減らせる」
2024.05.23

アンスロピックが「AIのブラックボックス」解読に初めて成功…「AIのもっともらしい嘘減らせる」

オープンAIの対抗馬とされるアンスロピックが人工知能(AI)の「ブラックボックス」を開いた。これまでわかりにくかったAIの作動原理を一部把握し、より安全なAIを作ることができるという研究結果を発表しながらだ。生成AIの致命的弱点に挙げられてきハルシネーション(幻覚)や偏向問題を解決できるか関心