# ECB-2000SS

ECB、追加利下げ急がず=ラガルド総裁
2024.07.02

ECB、追加利下げ急がず=ラガルド総裁

[シントラ(ポルトガル) 1日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は1日、インフレ率が確実に2%に向かう軌道に乗っており、良好な経済情勢は利下げが差し迫っていないことを示していると結論付けるにはさらに時間が必要だと述べた。中銀フォーラムで「インフレ率が目

欧州中銀、利下げ急がず 「警戒続ける」と総裁
2024.07.02

欧州中銀、利下げ急がず 「警戒続ける」と総裁

 【ブリュッセル共同】欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は1日の講演で「インフレの懸念が去ったと確信するには時間がかかるだろう」と述べ、利下げを急がない姿勢を示した。物価上昇のペースが鈍り、ECBは6月に4年9カ月ぶりの利下げを決めたが、目標の2%にまでインフレ率を低下させるには「警戒を続け

ECB総裁、「確信には時間がかかる」-インフレに不透明性残る
2024.07.02

ECB総裁、「確信には時間がかかる」-インフレに不透明性残る

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)はインフレの脅威が過ぎ去った十分な証拠をまだ得ていないと、ラガルド総裁が主張した。ECBが今月は利下げを見送るとの期待を高めそうだ。ECBは1日、ポルトガルのシントラで年次フォーラムを開催。ラガルド氏は開会に際して講演し、ユーロ圏の労働

ECBフォーラム、仏選挙結果が影を落とす恐れ-7月1日開幕へ
2024.06.30

ECBフォーラム、仏選挙結果が影を落とす恐れ-7月1日開幕へ

(ブルームバーグ): 今週ポルトガル・シントラで開催される欧州中央銀行(ECB)フォーラムの出席者は、ユーロ圏第2位の規模を持つフランスの政治情勢からなかなか逃れられないだろう。今年のフォーラムは仏下院選・第1回投票の翌日にあたる7月1日に開幕する。翌2日には6月のユーロ圏消費者

6月の米雇用者数、平均時給とともに伸び鈍化の公算-今週の注目点
2024.06.30

6月の米雇用者数、平均時給とともに伸び鈍化の公算-今週の注目点

(ブルームバーグ): 米労働省労働統計局が7月5日に発表する6月の雇用統計では、非農業部門雇用者数は伸びが鈍化し、賃金の伸びも緩やかになった公算が大きい。エコノミスト予想通りなら、インフレ鈍化のさらなる裏付けを探す米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長ら当局者にとって好ましい展開となる。

ECBはディスインフレプロセスの不安定を無視できる-仏中銀総裁
2024.06.28

ECBはディスインフレプロセスの不安定を無視できる-仏中銀総裁

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)はユーロ圏のインフレ統計の単発的な変動を無視できると、政策委員会メンバーのビルロワドガロー・フランス中銀総裁が述べた。ビルロワドガロー氏は28日パリで講演し、「データは本質的に雑音が多く、特に今から年末までは不安定なニュースに過剰反応す

フランスのインフレ率、6月は2.5%に低下-5月は2.6%
2024.06.28

フランスのインフレ率、6月は2.5%に低下-5月は2.6%

(ブルームバーグ): フランスのインフレは6月にやや鈍化し、欧州中央銀行(ECB)の利下げ開始の決定を裏付けるとともに、総選挙を2日後に控えたマクロン仏大統領にとって明るい材料となった。ユーロ圏2位の経済大国であるフランスが28日発表した6月の消費者物価指数(CPI、欧州連合=E

ECBが介入に動けばドイツは反対も、選挙に伴う仏債急落のシナリオ
2024.06.28

ECBが介入に動けばドイツは反対も、選挙に伴う仏債急落のシナリオ

(ブルームバーグ): ドイツのリントナー財務相は、フランスの選挙が同国債の危険な売り浴びせを招いたとしても、欧州中央銀行(ECB)が介入するのは違法となる可能性があるとの見方を示した。リントナー氏は27日、ミュンヘンで開かれたIfo経済研究所主催のイベントに出席。こうしたシナリオ

【速報】一時1ユーロ172円台  最安値更新
2024.06.27

【速報】一時1ユーロ172円台 最安値更新

先ほど外国為替市場で、円は対ユーロで下落し、一時1ドル=172円台をつけました。1999年にユーロが単一通貨として導入されて以降、最安値を更新しました。ユーロ円相場は4月29日に、ユーロ導入以降で初めてとなる171円台をつけ、円安・ユーロ高が進んでいました。この歴史的な円安水準を

ECB利下げ、年内もう1回 秋以降=スロバキア中銀総裁
2024.06.27

ECB利下げ、年内もう1回 秋以降=スロバキア中銀総裁

[27日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁は27日、追加利下げは年内あと1回で、時期は秋以降との見方を示した。カジミール総裁は会見で「ECBは経済予測を発表する。最も近いのが9月で、その次が12月だ。それが再び決定する上

ユーロ圏の銀行融資、5月も停滞 M3伸び率は1年ぶり高水準
2024.06.27

ユーロ圏の銀行融資、5月も停滞 M3伸び率は1年ぶり高水準

[フランクフルト 27日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が27日発表したユーロ圏の5月の銀行融資は引き続き数年来の低水準付近で停滞した。ECBは利下げの準備を進めていたが、高金利で借り入れ需要や貸し出し意欲が低迷したとみられる。 5月の企業向け融資は前年比0

ECB、金利の道筋判断では機敏に動く-チーフエコノミスト
2024.06.27

ECB、金利の道筋判断では機敏に動く-チーフエコノミスト

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)は経済が不透明な中で次の政策措置を判断するに当たり、いかなる不測の事態にも対応する用意があると、チーフエコノミストを務めるレーン理事が述べた。レーン氏は18日に収録され、27日に公表されたECBのポッドキャストで、「ECBは機敏に動く」

ECB利上げ、銀行貸出に以前より強い影響=レーン専務理事
2024.06.26

ECB利上げ、銀行貸出に以前より強い影響=レーン専務理事

[ヘルシンキ 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン専務理事は26日、一連の利上げにより銀行貸出への影響は以前の引き締めサイクルよりも強くなっているとの見方を示した。フィンランド中銀の会合で「金融政策の伝達は全体的に堅調で、どち

ユーロ圏インフレ率、目標水準で安定へ=フィンランド中銀総裁
2024.06.26

ユーロ圏インフレ率、目標水準で安定へ=フィンランド中銀総裁

[ヘルシンキ 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は26日、ユーロ圏のインフレ率はぶれがあったとしても最終的に目標の2%で安定するとの見方を示した。「インフレの動向はここ数カ月で低下傾向がやや鈍化したとはいえ、中期的に

ECB、夏季休暇明けに次の戦略見直しを開始へ-関係者
2024.06.26

ECB、夏季休暇明けに次の戦略見直しを開始へ-関係者

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)は次の金融政策戦略見直しを間もなく開始する。事情に詳しい関係者が明らかにした。結果は将来の金利の動向と危機対応の土台になり得る。見直しはユーロ圏20カ国の中銀とともに行われ、8月のECB夏季休暇後に開始される可能性が高い。非公表の情報で

シカゴ連銀総裁、過度な引き締めには注意が必要-インフレ鈍化を歓迎
2024.06.24

シカゴ連銀総裁、過度な引き締めには注意が必要-インフレ鈍化を歓迎

(ブルームバーグ): 米シカゴ連銀のグールズビー総裁は、インフレデータの沈静化を歓迎するとともに、政策が経済を過度に圧迫していないかについて考え始めるのが適切かもしれないと述べた。総裁は24日、米経済専門局CNBCのインタビューで「インフレに関してここ1カ月に見られたようなデータ

ECB金利決定、四半期のタイミングに十分な説得力-オランダ中銀総裁
2024.06.21

ECB金利決定、四半期のタイミングに十分な説得力-オランダ中銀総裁

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、最新経済予測を入手する四半期ごとのタイミングで金利を決定するとの見方には「十分な説得力がある」と述べた。クノット氏は20日、ミラノで講演し、当局者は漸進的な金融政策の緩和を「ほぼ経験した

ECB利下げ、年内あと1─2回との予想支持=オランダ中銀総裁
2024.06.20

ECB利下げ、年内あと1─2回との予想支持=オランダ中銀総裁

[フランクフルト 20日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は20日、インフレ率が目標の2%に向かいつつあるとして、今年中にあと1回か2回の利下げを実施するとの市場予想を支持すると語った。ECBは今月、主要政策金利の0.25%

ECBは追加利下げ可能、インフレ鈍化続けば-ポルトガル中銀総裁
2024.06.19

ECBは追加利下げ可能、インフレ鈍化続けば-ポルトガル中銀総裁

(ブルームバーグ): インフレが鈍化を続ける限り、欧州中央銀行(ECB)の追加利下げは可能だと、ECB政策委員会メンバー、センテノ・ポルトガル中銀総裁が指摘した。センテノ氏は19日、リスボンで議員らに「金利サイクルは今後も進化する」と述べ、「インフレが現在のようにわれわれにとって

ECBが警告、ユーロ圏諸国の財政は主要なリスク-債務削減に着手を
2024.06.19

ECBが警告、ユーロ圏諸国の財政は主要なリスク-債務削減に着手を

(ブルームバーグ): ユーロ圏加盟国は高齢化や国防費、気候変動といった長期的な財政リスクに直面しており、直ちに債務削減に着手する必要があると、欧州中央銀行(ECB)が警告した。ECBは19日の報告書で「これらの課題は単独でも十分に困難だが、各国はこれら全てを同時に抱えることになる