# 高血圧

アプリ活用で高血圧治療 ~データ〝見える化〟で生活習慣を改善~
2024.07.05

アプリ活用で高血圧治療 ~データ〝見える化〟で生活習慣を改善~

 国内に約4300万人の患者がいるとされる高血圧症。放っておけば脳血管障害(脳卒中)や心筋梗塞など脳や心臓の大病につながる。しかし、症状がある人のうち、治療を受けているのは半数ほどにとどまる。さらに、根本的に治すには生活習慣の改善が重要だが、これは患者個人のやる気や行動によるところが大きく、十

初の「無塩無糖」懐石料理 ~料理長の努力で実現~
2024.07.01

初の「無塩無糖」懐石料理 ~料理長の努力で実現~

 「無塩無糖」になり、一番困ったことは外食ができなくなったことです。今から8年前、「無塩無糖」で16年が経過した時、インターネットで無塩無糖食を提供するレストランを検索してみましたが、見つかりませんでした。しかし、目に飛び込んできたのは日本高血圧協会のウェブサイトにある「ドクター上島の食塩無添

56歳早すぎる…声優・松野太紀さんの命を奪った「右大脳出血」とは 「高血圧」が大きな要因
2024.06.27

56歳早すぎる…声優・松野太紀さんの命を奪った「右大脳出血」とは 「高血圧」が大きな要因

 アニメ「金田一少年の事件簿」シリーズの金田一一役などで知られる声優の松野太紀(まつの・たいき)さんが、26日に右大脳出血で死去したことが分かった。56歳。所属していた株式会社青二プロダクションが27日に公式サイトを通じて伝えた。通夜、告別式は近親者のみにて執り行う。 56歳とい

「塩対応食堂」で減塩啓発 高血圧治療補助アプリ開発のCureApp
2024.06.17

「塩対応食堂」で減塩啓発 高血圧治療補助アプリ開発のCureApp

高血圧治療補助アプリを開発・提供するCureApp(本社・東京都中央区、佐竹晃太社長)はこのほど、東京都千代田区の有楽町駅前で「塩対応食堂」と題する高血圧疾患の啓発イベントを開催した。アプリをデモ体験した人に“減塩対応”メニューを無料提供する企画で、「塩対応どんぶり」(食塩相当量

無塩食に高血圧薬は毒? ~教えられた時の驚き~
2024.06.17

無塩食に高血圧薬は毒? ~教えられた時の驚き~

 高血圧の薬には大きく分けて3種類あります。一つは血液中のナトリウムを腎臓から尿に出す「利尿薬」です。二つ目は血管を広げて血圧を下げる「血管拡張薬」です。代表的な薬がカルシウム拮抗薬です。三つ目は以前お話しした血圧や体液を維持するホルモンであるレニン(R)、アンジオテンシン(A)、アルドステロ

なぜ梅干しはこんなに甘くなったのか?
2024.06.15

なぜ梅干しはこんなに甘くなったのか?

 食塩の摂取量が成人病の発症を左右するとして、「減塩商品」が出現。塩を嫌う風潮は年々加速し、減塩は「慣れ」の問題で、長い時間をかけて人々の舌は塩分控えめに適応していった。※本稿は、澁川祐子『味なニッポン戦後史』(集英社インターナショナル)の一部を抜粋・編集したものです。● 「塩分

スプーンで塩味を1.5倍増強? 「高血圧家系」の記者が実食、「味が濃く、際立つ感じ」
2024.06.13

スプーンで塩味を1.5倍増強? 「高血圧家系」の記者が実食、「味が濃く、際立つ感じ」

 微弱な電流によって塩味を増強するスプーンが発売された。「高血圧家系」で塩分がちょっと気になる記者が実食してみた。AERA2024年6月17日号より。*  *  * 上が112、下が65。36歳の記者の健康診断通知に書かれた血圧は、今のところまったくの正常値だ。ただ

リハビリ医にとって絶対に欠かせない能力はなにか?【正解のリハビリ、最善の介護】
2024.06.12

リハビリ医にとって絶対に欠かせない能力はなにか?【正解のリハビリ、最善の介護】

【正解のリハビリ、最善の介護】#32 リハビリ医が「攻めのリハビリ医療」を進めるには、患者の全身管理を行う能力が必須です。特に高齢者の全身管理に関する知識が必要で、すべての病気に対して集中治療室治療と手術以外は対応できる力が求められます。回復期リハビリ病院で患者を担当したとき、初

脳卒中に心筋梗塞、さらに認知症の予防にも、「夜の血圧のクスリ」が効果的な「まさかの理由」
2024.06.11

脳卒中に心筋梗塞、さらに認知症の予防にも、「夜の血圧のクスリ」が効果的な「まさかの理由」

 処方されたクスリを飲んでおけばいい――そう考えている人ほど痛い目を見る。古びた「常識」から抜け出せない医者は多い。患者が身を守るには、自ら最新知識をアップデートすることが唯一の術だ。 前編記事『血圧のクスリは、朝ではなく「夜に飲む」のが「圧倒的な正解」だと言える驚きの理由』に引

50代・川上麻衣子さんの「リアルな食事」。加齢と前向きにつき合う3つのキーワード
2024.06.09

50代・川上麻衣子さんの「リアルな食事」。加齢と前向きにつき合う3つのキーワード

一般社団法人「ねこと今日」の理事長を務め、愛猫家としても知られる女優・川上麻衣子さん(58歳)。猫との暮らしや出生の地であるスウェーデンで学んだこと、50代以降に感じる思い、暮らしの知恵などを発信し人気です。今回は、還暦前の体の変化や健康管理について語ります。普段食べている食事も公開。

所得低いほど高血圧傾向 飲酒や肥満多く、生活習慣にも差 1億人調査・東京医科歯科大学院
2024.06.06

所得低いほど高血圧傾向 飲酒や肥満多く、生活習慣にも差 1億人調査・東京医科歯科大学院

 東京医科歯科大大学院などの研究グループは6日までに、日本人の成人男女延べ1億人超を対象とした調査で、所得が低い人ほど高血圧が多いとの研究結果をまとめた。 飲酒や肥満、運動不足などが影響しているという。論文は日本高血圧学会の学会誌「ハイパーテンション・リサーチ」の電子版に掲載され

CureApp、生活習慣の改善のために「高血圧治療補助アプリ」のサービスを拡充 
2024.06.06

CureApp、生活習慣の改善のために「高血圧治療補助アプリ」のサービスを拡充 

CureAppは「高血圧治療補助アプリ」にて新たにサービスを拡充させた「CureApp 血圧チャレンジプログラム」を開始する。 CureAppは6月3日より、同社の「高血圧治療補助アプリ」にて新たにサービスを拡充させた「CureApp 血圧チャレンジプログラム」を開始する。

「塩が高血圧の原因」は大間違い…どれだけ食べても体に害はないミネラル豊富な国産の天然海塩の
2024.06.02

「塩が高血圧の原因」は大間違い…どれだけ食べても体に害はないミネラル豊富な国産の天然海塩の"商品名"

■「塩は体に悪い」「減塩は体にいい」は大間違いである理由 日本人は塩を摂りすぎている。動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞、脳出血など循環器系の病気を予防するには、塩分控えめを心がけなければならない――。そう思って、日々減塩に取り組んでいる人も多いでしょう。「塩は体に悪い」「減塩は体にいい

スーパーフード「枝豆」 栄養豊富だけど食べ過ぎで“病気リスク”増も 医師が教える摂取のメリット&注意点
2024.05.29

スーパーフード「枝豆」 栄養豊富だけど食べ過ぎで“病気リスク”増も 医師が教える摂取のメリット&注意点

 酒のおつまみとしてよく食べられるのが「枝豆」です。枝豆にはさまざまな栄養素が含まれているといわれていますが、特にどのような栄養素を多く含んでいるのでしょうか。栄養が豊富だからといって食べ過ぎた場合、どのような病気のリスクが上がる可能性があるのでしょうか。 枝豆に含まれる主な栄養

福山市民病院で術後死亡 遺族と市が広島高裁で和解
2024.05.29

福山市民病院で術後死亡 遺族と市が広島高裁で和解

 広島県福山市の市民病院で白内障などの手術を受けた同市の60代女性が脳内出血を起こして死亡したのは、手術前に異常な高血圧だったにもかかわらず、病院側が手術を回避するなどの注意義務を怠ったのが原因として、遺族が市などに8786万円の損害賠償を求めた訴訟。市は28日、広島高裁で和解が成立したと発表

40歳以上の約5割には「隠れ心不全」の恐れがある…心臓専門医が警鐘を鳴らす「心不全パンデミック」とはなにか
2024.05.25

40歳以上の約5割には「隠れ心不全」の恐れがある…心臓専門医が警鐘を鳴らす「心不全パンデミック」とはなにか

健康で長生きするためには、どんなことに気を付ければいいのか。心臓専門医の大島一太さんは「40歳以上の約5割にあたる人に『隠れ心不全』の恐れがある。『何の症状もない段階』からでも心臓力を高める行動をとり、予防を始めてほしい」という――。 ※本稿は、大島一太『100歳まで元気でいたけ

血圧が130を超えると「大問題」!?…テレビCMに踊らされる日本人に隠された「本当の基準値」とは
2024.05.25

血圧が130を超えると「大問題」!?…テレビCMに踊らされる日本人に隠された「本当の基準値」とは

 毎年1回は受けることが義務付けられている職場健診。健診結果の異常を示す「*」がついた数値には、実は気にしなくて良いものもあれば、今すぐに再検査を受けなければならないものもある。果たしてあなたは診断結果の本当の意味を理解しているだろうか。 BMI・血圧・尿糖・眼底など項目別にその

減塩だけじゃない! 腎臓を保護するDASH食とは?(専門家が監修)
2024.05.24

減塩だけじゃない! 腎臓を保護するDASH食とは?(専門家が監修)

ヒトの寿命を決めるといわれている腎臓。血液を濾過して尿を作ったり、体内の水分量を調整するほか、造血作用、血圧調整、ホルモン分泌と、その機能は多岐にわたる。いわば全身の健康の功労者である腎臓。ケアするには減塩のイメージが強いが今回紹介するのはDASH食という食事法だ。多様な栄養素を摂取して腎機能

トマトジュースを飲みすぎるとどうなる?メリット、デメリットをそれぞれ解説
2024.05.17

トマトジュースを飲みすぎるとどうなる?メリット、デメリットをそれぞれ解説

5月17日は「高血圧の日」 放置すれば命の危険も…最新知見に基づく対策開始を
2024.05.17

5月17日は「高血圧の日」 放置すれば命の危険も…最新知見に基づく対策開始を