# 遺骨収容

沖縄「市街地のこんなに近くでも…」記者も参加した戦没者遺骨収容 〝未完の戦争〟実態描く「骨を掘る男」
2024.06.27

沖縄「市街地のこんなに近くでも…」記者も参加した戦没者遺骨収容 〝未完の戦争〟実態描く「骨を掘る男」

ドキュメンタリー「骨を掘る男」は、沖縄で40年以上にわたり、第二次世界大戦、ことに沖縄戦で亡くなった人たちの遺骨収容を続けている具志堅隆松氏(70)の活動に迫る。メディアは「戦後〇〇年」という表現をする。だが戦闘が終わっても戦争被害は終わらない。その象徴が戦没者遺骨の問題だ。本作は、そうした「

トラック諸島沖の戦没船「愛国丸」から30年ぶりに遺骨収容…厚労省、SNSでの写真拡散受け
2024.06.25

トラック諸島沖の戦没船「愛国丸」から30年ぶりに遺骨収容…厚労省、SNSでの写真拡散受け

 【ミクロネシア連邦=加藤学】厚生労働省は24日までに、太平洋戦争の激戦地・トラック諸島(現ミクロネシア連邦チューク州)沖で撃沈された「愛国丸」から30年ぶりに遺骨を収容した。戦没船を巡っては、観光ダイバーが遺骨の写真を撮り、SNSで拡散するケースがあったため、厚労省が収容を強化している。現場

アメリカ軍兵士は7000人死亡…戦没者をめぐる「戦勝国と敗戦国の大きな差」
2024.06.11

アメリカ軍兵士は7000人死亡…戦没者をめぐる「戦勝国と敗戦国の大きな差」

 なぜ日本兵1万人が消えたままなのか、硫黄島で何が起きていたのか。 民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査したノンフィクション『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』が発売たちまち6刷と話題だ。 普段ノンフィクションを読まない人にも届き、「

旧ソ連シベリア抑留の死亡者 DNA鑑定を経て遺骨が遺族のもとに
2024.06.04

旧ソ連シベリア抑留の死亡者 DNA鑑定を経て遺骨が遺族のもとに

終戦後、旧ソ連に抑留されて亡くなった人の遺骨が、DNA鑑定によって佐賀県出身の男性だったことが判明し、きのう、遺族に引き渡されました。3日夕方、佐賀県の職員は、西村壽弥男さんの遺骨を吉野ヶ里町に住む甥・正紘さんに引き渡しました。西村壽弥男さんは、佐賀県の旧東脊振村出