# 追悼碑
「過ち、繰り返させない」 朝鮮人虐殺犠牲者悼む集会、東京
関東大震災から101年を迎えた1日、流言が広がり自警団などに虐殺された朝鮮人らを悼む式典が東京都立横網町公園(墨田区)で開かれた。実行委員会の宮川泰彦委員長は「過ちを繰り返させてはいけない」と語り、韓国伝統舞踊家による「鎮魂の舞」も披露された。 1973年に公園に追悼碑ができ、
「ヘイト集会」会場使用制限を 作家らが都に声明、100人賛同
関東大震災の朝鮮人虐殺を巡り、作家ら知識人有志が26日までに、参加者の発言がヘイトスピーチ認定される集会を昨年9月1日に東京都墨田区で開いた団体に、今年は会場の公園を使わせないよう都に求める声明を出した。 声明はノンフィクション作家の加藤直樹氏、劇作家の坂手洋二氏、小説家の中沢
134人が被爆死 長崎・平和公園内に今も残る被爆遺構とは
長崎市の平和祈念像が現在建つ平和公園の一帯は被爆前、長崎刑務所浦上刑務支所だった。公園内には今も建物や塀の基礎の一部が被爆遺構として残っている。 長崎原爆戦災誌によると、1945年8月9日に米軍が投下した原爆で、高さ4メートル、幅25センチの鉄筋コンクリート塀は根元から倒壊。木
「志を胸に作品作り続ける」 遺族や社長参列し追悼式 京アニ放火事件から5年
アニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオ(京都市伏見区)が放火され、36人が死亡、32人が重軽傷を負った事件から5年となった18日、現場のスタジオ跡地で同社主催の追悼式が営まれた。 遺族や八田英明社長ら144人が参列し、犠牲者の冥福を祈った。 京アニによる
戦争の悲惨さを語り継ぐ 「宇部大空襲を知るつどい」追悼碑設置までの取り組みを紹介【宇部】
宇部ちひろ友の会(岡本正和代表)主催の「宇部大空襲を知るつどい」は7日、ヒストリア宇部で開かれた。1945年7月2日未明に起きた宇部大空襲での悲劇を語り伝え、戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えるもの。5回目となる今回は、岡本代表が近年の活動をまとめてこのほど出版した「標柱物語」の内容を中心に話し
韓国大使との面談を断念 群馬・山本一太知事、朝鮮人追悼碑撤去巡り「条件合わず」
群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」内の朝鮮人労働者追悼碑を県が代執行で撤去した問題で、山本一太知事は27日、尹徳敏駐日韓国大使から求められていた面談について、条件面が合わず断念したと明らかにした。問題の性格上、県側が面談をフルオープンにしたいとの意向に対し大使側は難色を示し、結局折り合えず、2
朝鮮人虐殺、都内で追悼考える会 「犠牲者と向き合う碑を守る」
1923年9月の関東大震災後に流言が広がり、自警団などに虐殺された朝鮮人らの追悼について学ぶ会が1日、東京都内で開かれた。ノンフィクション作家の加藤直樹さんは「追悼碑は犠牲者と向き合い、何が起きたかを考える起点となる」と述べ、後世まで守るべきと訴えた。 都立横網町公園(墨田区)