# 農産加工

漬物どころの広島県北がピンチ 食品衛生法改正で設備投資ネック ベテラン製造者の引退相次ぐ
2024.09.08

漬物どころの広島県北がピンチ 食品衛生法改正で設備投資ネック ベテラン製造者の引退相次ぐ

 食品衛生法の改正に伴い、広島県北の漬物どころで作るのをやめるベテラン製造者が相次いだ。販売用の漬物製造に保健所の許可が必要になり、高額な設備投資が必要になるためだ。一方、楽しみにしてくれているお客のためにと設備を整え、再出発した人たちもいる。 三次市小田幸町の農産加工グループ「

農生産者の加工販売額、初の1兆円超えも個人農家は失速
2024.07.19

農生産者の加工販売額、初の1兆円超えも個人農家は失速

 農業生産者による加工品の製造・販売が加速している。農林水産省がこのほど取りまとめた22年度の6次産業化総合調査(確報)によると、農業経営体・農業協同組合等の農産加工販売額は前年比6.2%増の1兆0128億円余となり、11年の調査開始以来初めて1兆円を突破した。 運営主体別の加工

「6次化商品」で農家の収入増 産地維持へJAふくおか八女
2024.07.08

「6次化商品」で農家の収入増 産地維持へJAふくおか八女

 福岡県のJAふくおか八女は、県内一の6次産業化商品の開発と販売で、生産者手取りの増加と産地維持に努めている。特産の八女茶やイチゴ「博多あまおう」を中心に、自前の加工場で1次加工し全国へ販路を広げる。原料調達や商品開発で管外の事業者やJAと連携するのも特徴だ。 JAの加工品売上高

梅干し作り食と農を理解 福島県の郡山市民食糧問題懇話会
2024.06.30

梅干し作り食と農を理解 福島県の郡山市民食糧問題懇話会

 福島県郡山市民食糧問題懇話会の第67回農産加工体験は6月26日、市中央公民館などで行われた。参加者は梅干し作りなどを通し食や農に理解を深めた。 約40人が参加した。西田町の梅生産団地で一人1キロずつ収穫し、日和田町の穀類等乾燥調整貯蔵施設JA福島さくらカントリーエレベーターを見