# 認知戦

なぜ米国政府はTikTokに神経をとがらせるのか? ビジネスと軍事のデータの利用法における共通点と相違点
2024.09.02

なぜ米国政府はTikTokに神経をとがらせるのか? ビジネスと軍事のデータの利用法における共通点と相違点

 2024年現在、「経済安全保障推進法」が段階的に施行されている。日本企業にとって、外圧に屈して不本意な意思決定を強いられることなく、戦略的に自律性を保つべき時が来た。本連載では『日本企業のための経済安全保障』(布施哲著/PHP研究所)から、内容の一部を抜粋・再編集し、法令を順守するだけにとど

SNSの「いいね」で加担も?激化する認知戦とは
2024.08.26

SNSの「いいね」で加担も?激化する認知戦とは

アメリカ大統領選など、世界的な選挙イヤーと呼ばれる今年、注目されているのがSNSなどで世論工作などを行う認知戦です。 陸、海、空、宇宙、サイバー空間に次ぎ、第6の戦場となった“認知”空間。ネットでは今、人の「脳」を利用した“認知戦”が広がっています。 例えば、ロシア

F16戦闘機供与はウクライナ軍の“航空劣勢”を打破するか? 小泉悠と砂川文次が「ロシアと戦争」を徹底討論
2024.08.11

F16戦闘機供与はウクライナ軍の“航空劣勢”を打破するか? 小泉悠と砂川文次が「ロシアと戦争」を徹底討論

 東京大学准教授の小泉悠氏と元自衛官で芥川賞作家の砂川文次氏が8月9日、「 文藝春秋 電子版 」のオンライン番組「 F16戦闘機到着で戦局は変わるか 」に出演した。2人の対談は2022年5月に行われた『ロシアを巡る「虚」と「実」』以来、およそ2年ぶり。 8月4日、ウクライナのゼレ

複合事態、認知戦、経済安保の対応など想定 台湾有事シミュレーション
2024.07.13

複合事態、認知戦、経済安保の対応など想定 台湾有事シミュレーション

シンクタンク「日本戦略研究フォーラム」は13日、台湾有事を想定したシミュレーションを東京都内で行った。首相役の小野寺五典元防衛相ら国会議員、自衛隊幹部・政府高官OBのほか米国、台湾などの関係者約70人が参加。4回目の今回は大規模災害などが同時に起こる複合事態、偽情報の流布などで世論の動揺を狙う

「米国の台湾支持は大統領選に影響されず」 台北事務所長が離任会見で「疑米論」批判
2024.06.14

「米国の台湾支持は大統領選に影響されず」 台北事務所長が離任会見で「疑米論」批判

【台北=西見由章】米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)のサンドラ・オードカーク台北事務所長(駐台大使に相当)は14日の記者会見で、11月の米大統領選の結果が米台関係に与える影響について「台湾への支持は超党派の共通認識だ」と強調し、大統領選の結果によって台湾への支持が変わることはないとの