# 藤原定家

学者も仰天! ボロボロの木箱から出てきた「藤原定家の直筆本」のナゾ《冷泉家当主が解説》
2024.07.24

学者も仰天! ボロボロの木箱から出てきた「藤原定家の直筆本」のナゾ《冷泉家当主が解説》

代々宮中で歌学を教えてきた冷泉家。この“歌の名家”に伝わる木箱が、明治以来、初めて開けられれると、藤原定家の直筆本が見つかった。存在しないと思われていた“幻の書”の発見に、調査を担う学者チームが大興奮。冷泉家25代当主の冷泉為人さんが、800年の時を超えた大発見の意義について 解説 する。

時を超えて出会ったドビュッシーと藤原定家は…京都で開催されるピアノと和歌の音楽朗読劇
2024.06.19

時を超えて出会ったドビュッシーと藤原定家は…京都で開催されるピアノと和歌の音楽朗読劇

「ピアノと和歌で紡ぐ音楽朗読劇《時を超えて出会う ドビュッシーと藤原定家》」が8月3・4日に京都・旭堂楽器店サンホールで開催される。本公演は、1927年創業の京都の老舗楽器店ホールで催される音楽朗読劇。ふるたみゆきが脚本、片山柊が音楽・ピアノを担当する本作では、C.ドビュッシーの

「もうあまり大したものは入っていないだろうと思っていた」800年続く京都・冷泉家の当主が、藤原定家直筆の書物発見の経緯を語った
2024.06.11

「もうあまり大したものは入っていないだろうと思っていた」800年続く京都・冷泉家の当主が、藤原定家直筆の書物発見の経緯を語った

 2024年4月12日、冷泉家に代々伝えられながらも、約130年ものあいだ、開けられていなかった「箱」が開けられた。縦約35センチ、横約50センチ、高さ約55センチの木箱である。 箱からは、『新古今和歌集』の選者であり「歌聖」と仰がれる藤原定家(1162~1241)直筆の書物『顕