# 自己決定権

反ワクチン派の元祖スーパーモデル、乳がんの化学療法を拒否「自分の信念が必要」
2024.09.04

反ワクチン派の元祖スーパーモデル、乳がんの化学療法を拒否「自分の信念が必要」

1980年代に元祖スーパーモデルとして活躍、その完璧なボディから「ザ・ボディ」というニックネームで呼ばれていたエル・マクファーソン。7年前に乳がんの診断を受けていたことを告白した。最近、オーストラリアの雑誌『ウィメンズ・ウィークリー』のインタビューに応じたエル。乳房の腫瘍摘出手術

性と生殖の権利を学ぶ 助産師で性教育ユーチューバーのシオリーヌさん講演
2024.09.02

性と生殖の権利を学ぶ 助産師で性教育ユーチューバーのシオリーヌさん講演

 子どもの性に関するトラブルを巡り、助産師で性教育ユーチューバーのシオリーヌさんは「妊娠や出産に関わる年齢の時に自分自身で納得できる選択をしてもらうことが大切」と説く。小田原市内で開かれた講演会では性や子どもを産むこと全てで良好な状態であることと自分の体に関して自分自身で決められる権利「性と生

スイスで安楽死するための費用約200万円の
2024.09.01

スイスで安楽死するための費用約200万円の"内訳"…長寿大国日本に安楽死希望者は多いが実現はまだ遠い理由

■次々と容認する先進国そして「法の拡大解釈」 私が各国での取材を終える頃から、安楽死法案を可決する国が増えてきた。それまで、伝統的な欧州の数カ国と南米コロンビア、そしてアメリカの一部の州のみで実施されていた制度だったが、その後の約5年間で急速に広がり、現在では次の国々で認められて

自分の体と心を守るには? 小学生270人が性教育講座 SNSとの向き合い方もアドバイス うるま市
2024.08.10

自分の体と心を守るには? 小学生270人が性教育講座 SNSとの向き合い方もアドバイス うるま市

 【うるま】うるま市立田場小学校(島袋淳校長)は7月16日、思春期保健相談士の和田なほさんを招いた性教育講座を行った。和田さんは「プライベートパーツ」や交流サイト(SNS)との向き合い方などを説明。3、4年生の児童ら約270人が話を聞き、自身の体や心の変化について考えた。(中部報道部・又吉朝香

【避妊具着用拒否】同意の上での性的関係でも「避妊拒否」は違法 男性が2度とも避妊拒否で2度の妊娠 女性は流産そして出産 『女性の性的な自己決定権』侵害を認める判決確定
2024.08.08

【避妊具着用拒否】同意の上での性的関係でも「避妊拒否」は違法 男性が2度とも避妊拒否で2度の妊娠 女性は流産そして出産 『女性の性的な自己決定権』侵害を認める判決確定

性行為の避妊をめぐり、女性の『性的な自己決定権』を認める異例の判決が確定した。性行為の同意があるからといって、避妊しなくても良いという同意があるわけではない。こうした当然ともいえる女性の権利が裁判で正面から認められたのは初めてということだ。判決文などによると、原告の

日本女性による「わたしの体は母体じゃない」訴訟を米紙が大きく報じる
2024.07.28

日本女性による「わたしの体は母体じゃない」訴訟を米紙が大きく報じる

日本で不妊手術を受けるには、世界で最も厳しい条件を満たなさければならない。2024年、5人の女性たちが、この法律が自己決定権を侵害しているとして国を訴えた。米紙「ニューヨーク・タイムズ」が、リプロダクティブ・ライツで遅れをとる日本のこの裁判に注目している。東京でモデルをしている2

同意の上の性交で避妊を拒んだ男性に賠償命令 「自己決定権の侵害」
2024.07.19

同意の上の性交で避妊を拒んだ男性に賠償命令 「自己決定権の侵害」

 性交渉には同意したが、避妊するよう求めたら拒まれた――。女性がこう訴えて173万円の賠償を求めた裁判で、大阪地裁(仲井葉月裁判官)は19日、「女性の性的な自己決定権の侵害だ」と認め、男性に74万円の賠償を命じた。女性の権利に詳しい弁護士らは「画期的な判決」と評価している。 判決

独りで戦い、生き抜いた――〝安楽死〟した日本人女性 病による耐え難い苦痛と、頼ることをできなくした家庭環境
2024.07.13

独りで戦い、生き抜いた――〝安楽死〟した日本人女性 病による耐え難い苦痛と、頼ることをできなくした家庭環境

「安楽死することは悲しくない。やり残したことは何もないし、本当に幸せな人生だったの。私のゴールはここ。やっと夢が叶うのよ」スイスのある施設で、まもなく安楽死を遂げようとしていた迎田良子さん(64)は、一点の曇りもない、晴れ渡った表情をしていた。記者として、他人の人生

映画化もされた非合法時代の米国の中絶組織描く「ジェーンの物語」 翻訳した塚原久美さんの思い
2024.06.14

映画化もされた非合法時代の米国の中絶組織描く「ジェーンの物語」 翻訳した塚原久美さんの思い

 国内外の中絶を研究する公認心理師の塚原久美さん(63)が、米国の中絶にまつわるノンフィクションの名著「ジェーンの物語」(ローラ・カプラン著)を初めて翻訳、出版した。描かれているのは、中絶が違法だった1960年代末から70年初頭、シカゴを拠点に中絶のあっせんや手術を行った女性たちの秘密組織「ジ