# 社会文化

平安貴族の男性は涙が美徳? 「男なんだから泣かない!」がここまで浸透した背景
2024.08.28

平安貴族の男性は涙が美徳? 「男なんだから泣かない!」がここまで浸透した背景

Trans-womanであり性社会文化史研究者の三橋順子さんが明治大学文学部で13年にわたって担当する「ジェンダー論」講義は、毎年300人以上の学生が受講する人気授業になっています。その講義録をもとにした書籍『これからの時代を生き抜くためのジェンダー&セクシュアリティ論入門』が、このたび刊行さ

日本の冠婚葬祭は派手すぎる…そう話す精神科医が「これ以上の葬儀はない」という
2024.08.27

日本の冠婚葬祭は派手すぎる…そう話す精神科医が「これ以上の葬儀はない」という"人生最期のあり方"

歳を重ねたらやるべき大事なことは何か。精神科医の保坂隆さんは「私は40代で自分の墓を作り、60歳になった年に仏教を本格的に学び始めた。老年になり時間にゆとりができたら、もっと死について熟考すべきだ。エンディングノートを書くだけでなく、夫婦や家族で普段から死についても率直に話し合っておく必要があ

誰もいない優先席に座ってはいけないなんて…ジョージア大使が驚いた「ルールに厳しすぎる」日本人の意見
2024.08.02

誰もいない優先席に座ってはいけないなんて…ジョージア大使が驚いた「ルールに厳しすぎる」日本人の意見

日本の規範意識は海外からはどう見られているのか。「日本語の上手すぎる大使」としてSNSで人気の駐日ジョージア大使、ティムラズ・レジャバさんは「日本は世界的に見ても細かい決まりが多い国。暗黙のルールがたくさんあり、それに従うべきだという空気が強いと感じる。これは、日本人にとってもプレッシャーにな

人と比べてしまう癖はどうしたら直る?【読者からのお悩みに専門家がアドバイス】
2024.07.11

人と比べてしまう癖はどうしたら直る?【読者からのお悩みに専門家がアドバイス】

「隣の芝は青く見える」と頭では分かっていても、自分を他者と比較してしまう癖が抜けないと、その下で苦しむのは自分自身ですよね。比較脳に苦しんでいるのはあなただけではありません。比較が及ぼす不安や脅迫感などの心理的インパクトは社会に充満しています。それってつまり、何かの偶然で多くの人がそうなってし

アメリカでは「年長者もまた敬われる」...ノーベル賞学者がアメリカの研究所で学んだ合理的すぎる「貢献への敬意」
2024.07.08

アメリカでは「年長者もまた敬われる」...ノーベル賞学者がアメリカの研究所で学んだ合理的すぎる「貢献への敬意」

人生100年時代。平均寿命が上がり続けている現代の日本では、そう遠くない未来に100歳まで生きることも当たり前になっているだろう。そんな時代にいつまで現役を続けられるのか?どんな老後の過ごし方が幸せなのか?医療はどこまで発展しているのか?ノーベル賞学者と永世名人。1962年生まれ

ミニスカートに網タイツで…時代考証ガン無視の「お色気シーン」が昭和のテレビで流れた「背景」
2024.06.21

ミニスカートに網タイツで…時代考証ガン無視の「お色気シーン」が昭和のテレビで流れた「背景」

 大ヒットしたTBSテレビの金曜ドラマ『不適切にもほどがある』では、昭和のドラマの「現代ではありえないような描写」が折に触れられた。振り返れば、本筋とはまるで関係のない「お色気シーン」が挿入されていたことも多く、殊にそれは時代劇など歴史モノで際立った。歴史作家で大の歴史ドラマ好きである筆者が、

「どうせ自分なんて」が口癖の人たちへ…アドラーが説く、今日の人間社会は「すべて劣等感から生まれた」ということ
2024.06.07

「どうせ自分なんて」が口癖の人たちへ…アドラーが説く、今日の人間社会は「すべて劣等感から生まれた」ということ

 「どうせムリ」「私にはできない」……。ついついネガティブワードが口をついてしまう、そんな劣等感に悩む人に知ってほしいのが、心理学三大巨頭の一人・アドラーの言葉だ。劣等感は「悪」なのか。「劣等コンプレックス」とは何が違うのか。長年、アドラー心理学を研究・普及してきた岩井俊憲氏が、アドラーの言葉

PANKOが山積み 米国で広がる日本食文化を外交で生かせるか ポトマック通信
2024.05.17

PANKOが山積み 米国で広がる日本食文化を外交で生かせるか ポトマック通信

存在感増す「キッチンカー」、実は長い歴史…源流は「振り売り」か
2024.05.14

存在感増す「キッチンカー」、実は長い歴史…源流は「振り売り」か