# 生態調査

水稲害虫「イネカメムシ」の越冬地の謎 ススキの株元で生息か
2024.07.05

水稲害虫「イネカメムシ」の越冬地の謎 ススキの株元で生息か

 米の不稔(ふねん)や斑点米をもたらし、近年各地で発生が増えているイネカメムシは生態に未解明な点が多く、正確な越冬場所も謎に包まれたままだ。各地で調査が進む中、本紙「農家の特報班」は、全国でも少ない月1回の定点調査を続ける岐阜県の調査に同行。まだ広く知られていない越冬場所が見つかっていた。

生きた化石、オオサンショウウオを保護 体長87センチで目立った傷なし 大分・宇佐市
2024.07.03

生きた化石、オオサンショウウオを保護 体長87センチで目立った傷なし 大分・宇佐市

国の特別天然記念物で、生きた化石と呼ばれるオオサンショウウオが、大分県宇佐市の駅館川で保護されました。保護されたオオサンショウウオは体長87センチで、6月30日、堰堤に体が挟まった状態で発見されました。目立った傷はないということです。九州唯一の生息地、宇佐市では生態

クマ被害防止へ 青森県が月内にも個体数調査
2024.06.26

クマ被害防止へ 青森県が月内にも個体数調査

 青森県は26日、本年度予定している県内のツキノワグマの個体数調査を月内にも始める方針を明らかにした。人的被害が相次いでいる八甲田山系をはじめ、白神山地、下北の計3地域に定点カメラを設置。個体数を推定し、有識者会議の意見を聞きながら対策を検討する。県によるクマの個体数調査は5年ぶり。<

川根本町の鳥「ヤマセミ」 生育状況一斉調査 エコパーク10周年記念
2024.06.10

川根本町の鳥「ヤマセミ」 生育状況一斉調査 エコパーク10周年記念

 川根本町の一般社団法人エコティかわねは9日、町の鳥ヤマセミの生息状況を町内16地点で一斉調査した。南アルプスのユネスコエコパーク登録10周年を記念した事業で、ヤマセミとみられる姿や鳴き声が確認されたという。 約110人が各地点から同じ時間帯に大井川の本流を双眼鏡などで一斉に確認

ニホンカモシカ、山都・高森町境で目撃増える 大分・宮崎県側から移動か 保護へ態勢づくり、協力呼びかけ
2024.05.21

ニホンカモシカ、山都・高森町境で目撃増える 大分・宮崎県側から移動か 保護へ態勢づくり、協力呼びかけ

 本来、人里離れた険しい山中に生息する国特別天然記念物のニホンカモシカの目撃情報が、山都町と高森町の町境周辺で増えている。生息環境の変化によると考えられ、誤ってイノシシ駆除用のわなにかかったり、車道脇で目撃されたりしている。個体数は極めて少なく、両町は保護の態勢づくりを進め、住民らに協力も呼び

【ぎふ魚食の風景】すば網漁 サツキマス、通り道狙う
2024.05.19

【ぎふ魚食の風景】すば網漁 サツキマス、通り道狙う

ウマヅラハギの回遊ルート把握 県水産研究所、高性能タグ付け放流 漁獲量減少でデータ調査
2024.05.16

ウマヅラハギの回遊ルート把握 県水産研究所、高性能タグ付け放流 漁獲量減少でデータ調査