# 生態系

高校の特設授業で川遊び ハゼ科の「ナガノゴリ」釣りに挑戦 地元の竹で竿作りも 大宜味村
14時間前

高校の特設授業で川遊び ハゼ科の「ナガノゴリ」釣りに挑戦 地元の竹で竿作りも 大宜味村

 【大宜味】やんばるの自然体験学習を特色としている県立辺士名高校(桃原健次校長)の自然環境科2年生24人が6月26日、大宜味村の田嘉里川で川遊び「ナガノゴリ釣り」に挑戦し、2時間で合わせて6匹の釣果があった。同村が実施するエコツーリズム人材育成事業の一環で、ガイドが担える知識・技能を身につける

「命を無駄にしたくない」ハスを食い荒らすミドリガメを“堆肥”に!ラムサール条約登録湿地『佐潟』復活の秘策 新潟市西区
14時間前

「命を無駄にしたくない」ハスを食い荒らすミドリガメを“堆肥”に!ラムサール条約登録湿地『佐潟』復活の秘策 新潟市西区

ハクチョウの飛来地として知られる新潟市西区の佐潟。1996年には水鳥の生息地として、国際的に重要な湿地を守るラムサール条約に登録されています。そんな佐潟が今、生態系の危機に瀕しています。その大きな原因となっているのは『外来種のカメ』。新潟

かつての風景よみがえったため池で… 今度はヌートリア? ハス守れ、地元が捕獲作戦 兵庫・高砂
2024.07.05

かつての風景よみがえったため池で… 今度はヌートリア? ハス守れ、地元が捕獲作戦 兵庫・高砂

 兵庫県高砂市阿弥陀町のため池に外来種のヌートリアが住み着いている。ため池にはハスが植えられ、冬には毎年、小学生がレンコン掘りをしている。しかし、本来なら青々と茂るはずの葉が今年は激減。地元の水利組合はヌートリアによる食害の可能性を指摘し、わなを仕掛けて捕獲に乗り出した。 このた

「海の栄養を豊かに」神戸市漁協が須磨海岸沖で試験調査/兵庫県
2024.07.04

「海の栄養を豊かに」神戸市漁協が須磨海岸沖で試験調査/兵庫県

海の栄養を豊かにして海産物を増やそうと、海に肥料を投入する「施肥」の導入に向けた試験調査が兵庫県の神戸で行われました。この試験調査は兵庫県神戸市の須磨海岸沖で市の漁業協同組合が県などと協力し、2024年4月から3カ月にわたり行ったものです。近年、瀬戸内海では水質は良

里山の初夏を彩るエメラルドの光沢 「アサヒナカワトンボ」を撮影
2024.07.04

里山の初夏を彩るエメラルドの光沢 「アサヒナカワトンボ」を撮影

 日本の原風景とも言える、里山のため池や小川。人口減による耕作放棄や護岸工事、外来種などで生態系が脅かされている。 日本トンボ学会員の喜多英人さん(65)は5月下旬、群馬県みなかみ町の小川で、「アサヒナカワトンボ」を撮影した。エメラルド色の光沢のある体で「初夏を代表する、里山を彩

海洋国家日本で進む「ブルーカーボン」活用とは
2024.07.04

海洋国家日本で進む「ブルーカーボン」活用とは

日本は、二酸化炭素(CO2)を回収・貯留し、そのクレジットを販売することでCO2排出量を相殺し、さらなる環境保全活動を支援するブルーカーボン・プロジェクトに取り組んでいます。さまざまな機関とパートナーシップを結び、適切な専門知識を活用しているように、日本におけるブルーカーボンの取

野生のパンダが増えている!中国で繁殖個体を自然に戻す取り組み 親と子供の撮影にも成功
2024.07.03

野生のパンダが増えている!中国で繁殖個体を自然に戻す取り組み 親と子供の撮影にも成功

 野生のパンダが増えていることがわかった。中国南西部・四川省雅安のジャイアントパンダ保護区の研究者らによると、飼育下で繁殖したジャイアントパンダを野生に戻す取り組みが成果を上げ、個体数に影響を与えているという。 中国は2003年以来、飼育していた12頭のジャイアントパンダを野生に

【漫画家に聞く】知られざる干潟の生態系とは? 夏休みに向けて読んでおきたい学習ファンタジー漫画『干潟備忘録』
2024.07.03

【漫画家に聞く】知られざる干潟の生態系とは? 夏休みに向けて読んでおきたい学習ファンタジー漫画『干潟備忘録』

 「川/干潟」という環境にどんな生物が暮らしているのか。身近だけれど実は知らない生態系にワクワクする漫画が、5月中旬にXに投稿された『干潟備忘録』だ。想像力を刺激するファンタジーを交えて、楽しく学ばせてくれる。 本作を手掛けたのは、小さい時から魚や昆虫に興味があってよくフィールド

国際的に重要な湿地「藺牟田池」の環境守り次世代へ…薩摩川内市が保全計画を初策定 ラムサール条約登録20年に向け、保全と利用の両立や持続的活動の仕組み構築
2024.07.03

国際的に重要な湿地「藺牟田池」の環境守り次世代へ…薩摩川内市が保全計画を初策定 ラムサール条約登録20年に向け、保全と利用の両立や持続的活動の仕組み構築

 鹿児島県薩摩川内市祁答院の藺牟田池は、来年でラムサール条約の登録から20年を迎える。市は池の環境を守り続けていくため、独自の「環境保全基本計画」を初めて策定した。今後は計画に基づき、官民と地域が連携し、ワークショップなどで具体的な施策を進める。 藺牟田池は2005年に同条約に登

太古の森を抜け、山頂から大パノラマを!「白神山地」ブナ原生林で感動体験
2024.06.29

太古の森を抜け、山頂から大パノラマを!「白神山地」ブナ原生林で感動体験

秋田県と青森県にまたがる広大な白神山地。ブナの原生林が広がることで知られ、1993年、屋久島と同時に日本初のユネスコの世界自然遺産に登録されました。前回に続き、白神山地世界遺産センター藤里館(以下、藤里館)で自然アドバイザーを務める白鳥さんのフィールド情報収集業務に同行。ブナの森の中を歩き、小

人間の身勝手の犠牲になったシカ。クロワッサンやおこしで歯を失い、殺処分される「人が痛みと苦しみの原因になっている」(スコットランド)
2024.06.29

人間の身勝手の犠牲になったシカ。クロワッサンやおこしで歯を失い、殺処分される「人が痛みと苦しみの原因になっている」(スコットランド)

人懐っこかった牡鹿が人間の身勝手さの犠牲になり、悲しみが広がっている。スコットランドに「カラム」の愛称で親しまれた1頭の野生のアカシカがいた。人間を怖がらず、地元住民に愛され、ハイキングなどにやってきた観光客らからの人気もあった。地元メディアRoss-shire J

イカの産卵床作り海底に設置 パンダ食べ残し竹を活用、和歌山・白浜アドベンチャーワールド
2024.06.28

イカの産卵床作り海底に設置 パンダ食べ残し竹を活用、和歌山・白浜アドベンチャーワールド

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」と町は26日、ジャイアントパンダが食べ残した竹の枝葉でアオリイカの産卵床を作り、町内の伊古木漁港の海底に設置した。順調にいけば、6月下旬~7月中旬に産卵が見られる。 里山を荒廃させる竹を伐採してパンダの餌とすることで里山の環

「森の妖精」見つけた 南方熊楠が研究した変形菌、鳥取で観察会
2024.06.28

「森の妖精」見つけた 南方熊楠が研究した変形菌、鳥取で観察会

 さまざまな形に変わり、「森の妖精」とも呼ばれるアメーバの一種「変形菌」。鳥取市内の山中で観察会が開かれ、県内外から参加した10人が、多様な姿の変形菌を次々と見つけた。【渕脇直樹】 変形菌は粘菌とも呼ばれ、大きさは数ミリ。名前に菌と付いているが菌類ではなく、植物でも動物でもないア

日本最小の「ハッチョウトンボ」が100年後も暮らせるような環境を…“希少種の宝庫”で小学生が観察学習【山形発】
2024.06.28

日本最小の「ハッチョウトンボ」が100年後も暮らせるような環境を…“希少種の宝庫”で小学生が観察学習【山形発】

山形・真室川町の小学生が6月26日、地域の宝「中村湿原」で自然観察会を行った。子どもたちが一番楽しみにしていたのは、日本一小さいトンボ「ハッチョウトンボ」だ。真室川あさひ小学校では毎年、3年生が古里への愛着を育む観察学習を行っている。約1500年前の大規模な地滑りで

【住民困惑】千葉で1万羽“黒いシルエット”の大群の正体はカワウ 様々なところで影響が “フン”で道路は真っ白
2024.06.26

【住民困惑】千葉で1万羽“黒いシルエット”の大群の正体はカワウ 様々なところで影響が “フン”で道路は真っ白

千葉県市川市の住民が、木の枝に止まる黒くて大きな不気味なシルエットに悩まされています。このシルエットの正体は…大型の水鳥、川鵜(カワウ)です。今、このカワウの大群が市川市にある行徳鳥獣保護区に住み着き、近隣の住民を悩ませているといいます。めざまし8が、

「家猫」は脅威の“侵略動物”か さまざまな生物を絶滅に追い込んだ? 「2000種以上を食べてきた」
2024.06.26

「家猫」は脅威の“侵略動物”か さまざまな生物を絶滅に追い込んだ? 「2000種以上を食べてきた」

 米オーバーン大学などに所属する国際的な研究チームが発表した論文「A global synthesis and assessment of free-ranging domestic cat diet」は、家猫(Felis catus)が生態系に及ぼす影響について大規模に調査した研究報告である

ソウル各地で猛威をふるう「ラブバグ」…北漢山の頂上が真っ黒に
2024.06.26

ソウル各地で猛威をふるう「ラブバグ」…北漢山の頂上が真っ黒に

【06月26日 KOREA WAVE】ソウル市恩平区(ウンピョング)と京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)など北漢山(プクハンサン)周辺を中心に、2年前に登場した「ラブバグ」が今年も猛威を振るっている。最近では、活動領域がソウル全域に広がり、被害が大きくなり、関連する苦情も急増している。

むしろ益虫なのに…「赤い背中のハエ」の襲撃にソウル各地域で悲鳴
2024.06.25

むしろ益虫なのに…「赤い背中のハエ」の襲撃にソウル各地域で悲鳴

【06月25日 KOREA WAVE】ソウル市の各自治区がラブバグ(赤い背中のハエ)に関する苦情に頭を悩ませている。暑くなると本格的に出没し始めるラブバグは、韓国の場合、2018年に初めて目撃された。通常、6月中旬からその姿を現し始めるが、今年は特に早く訪れた暑さのせいで、今月初

【側溝で身を寄せ合う3匹のアライグマ…実は様々なリスク抱える特定外来生物】農業被害、住居侵入、感染症の媒介…生息域拡大を防ぐには“捕獲”【中テレ投稿BOXニュース】
2024.06.25

【側溝で身を寄せ合う3匹のアライグマ…実は様々なリスク抱える特定外来生物】農業被害、住居侵入、感染症の媒介…生息域拡大を防ぐには“捕獲”【中テレ投稿BOXニュース】

須賀川市の石崎勝大さんから投稿いただいたのは、北米が原産の3匹のアライグマの画像。狭い側溝で身を寄せ合う3匹ですが、撮影されたのは福島県の須賀川市。実アライグマはカナダやアメリカからペットとして持ち込まれ、80年代頃から、野外に逃げ出したり、飼い主が放したりしたことで野生化し、全

【異変】暖冬の影響で…ジャンボタニシ大量発生に千葉の米農家悲鳴 被害は例年の3倍超「みんな食われちゃった…」
2024.06.25

【異変】暖冬の影響で…ジャンボタニシ大量発生に千葉の米農家悲鳴 被害は例年の3倍超「みんな食われちゃった…」

千葉県の北東に位置し、米どころとして知られる東庄町。今、この町のジャンボタニシによる稲の食害が例年の3倍にのぼり、農家が悲鳴をあげる事態が起きています。一体何が? 田んぼに異変… 一部がむき出しに めざまし8が現地を取材すると、青々と稲が育つ田んぼの中