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能登半島地震半年…被災漆器に再び息吹を【岩手・盛岡市】
2024.07.01

能登半島地震半年…被災漆器に再び息吹を【岩手・盛岡市】

能登半島地震の発生から1日で半年が経ちました。こちらは輪島塗などの漆器です。被災した住宅にあったものを盛岡市内の団体が譲り受け、もう一度輝きを取り戻そうとしています。盛岡市の被災地支援団体「SAVEIWATE」です。1日は漆器を水洗いする

【能登半島地震から半年】輪島塗・漆器を活用 盛岡市の社団法人が支援 岩手県
2024.07.01

【能登半島地震から半年】輪島塗・漆器を活用 盛岡市の社団法人が支援 岩手県

 元日に発生した能登半島地震から1日で半年です。 岩手県盛岡市の社団法人「SAVE IWATE」は現地で被災者から譲り受けた輪島塗の漆器を活用した支援活動に取り組んでいて、9日火曜日から販売会を行います。 原周太記者「こちら石川県の伝統工芸品、輪島塗で

輪島漆芸研修所が10月再開 地震で被災、仮設宿舎に補助 文化庁
2024.07.01

輪島漆芸研修所が10月再開 地震で被災、仮設宿舎に補助 文化庁

 文化庁は1日、能登半島地震で被災した石川県立輪島漆芸技術研修所が10月1日から授業を再開すると発表した。 同研修所では人間国宝による漆芸の技術伝承が行われていたが、全国から集まる研修生の住居確保などができず休講していた。 同庁などによると、同研修所に対する国の補助

4浪立命館「漆職人」彼の“後悔し続けた”浪人生活 一方で「無駄ではなかった」とも語る彼のいま
2024.06.30

4浪立命館「漆職人」彼の“後悔し続けた”浪人生活 一方で「無駄ではなかった」とも語る彼のいま

浪人という選択を取る人が20年前と比べて1/2になっている現在。「浪人してでもこういう大学に行きたい」という人が減っている中で、浪人はどう人を変えるのでしょうか? また、浪人したことによってどんなことが起こるのでしょうか?  自身も9年の浪人生活を経て早稲田大学に合格した経験のある濱井正吾氏が

輪島塗 再建誓う9代目「全部なくなったけど、人は残った」 絶望の中の奇跡…火を免れた“見本椀”
2024.06.29

輪島塗 再建誓う9代目「全部なくなったけど、人は残った」 絶望の中の奇跡…火を免れた“見本椀”

能登半島地震の発生から間もなく半年。大規模火災に見舞われた石川・輪島市で、江戸時代から250年続く漆器店には、奇跡的に残った輪島塗の器があった。防火扉を閉めていた店舗の2~4階には火が回らなかったのだという。“やはり輪島塗は強い”と再建を誓う9代目に話を聞いた。輪島塗の製造販売を

輪島の漆器店の男性が復興への思いを語る 関学大で能登半島地震の復興フォーラム/兵庫県
2024.06.28

輪島の漆器店の男性が復興への思いを語る 関学大で能登半島地震の復興フォーラム/兵庫県

7月1日で能登半島地震の発生から半年となります。石川県輪島市で輪島塗の漆器店を経営する男性が28日、兵庫県西宮市の大学で講演しました。「被災地の現在と未来」をテーマに、西宮市の関西学院大学で開かれた能登半島の復興支援フォーラム。会場では、大学の災害復興制度研究所が、

「金継ぎ」のすすめ。割れてしまった大切な器がより美しくよみがえる
2024.06.28

「金継ぎ」のすすめ。割れてしまった大切な器がより美しくよみがえる

気に入って購入したもの、いただいた思い出の品、そんな大切な器が割れてしまって、悲しい思いをしたことはありませんか?日本には古くから陶器などの割れや欠け、ひびを修復する「金継ぎ(きんつぎ)」という伝統的な技法があります。美しく修繕することで、壊れてしまった器に新たな価値を与える「金継ぎ」は、長く

京都「芸術の美に触れる展覧会」七宝、かんざし、蒔絵…思わず見とれる夏の展示3選
2024.06.27

京都「芸術の美に触れる展覧会」七宝、かんざし、蒔絵…思わず見とれる夏の展示3選

長い年月をかけて大切にされている京都の美意識は、芸術に対しても共通しています。七宝や蒔絵、髪飾りは見ているだけでも美しく、多くの人に愛されてきました。美へのこだわりが一堂に会する、夏の展覧会を紹介します。1924年、京都・祇園に生まれて芸妓となり、東京に拠点を移してからは料亭の女

【阪神】漆原大晟1死満塁ピンチ招くも併殺斬り「ゼロで終われたのはよかった」8試合連続無失点
2024.06.26

【阪神】漆原大晟1死満塁ピンチ招くも併殺斬り「ゼロで終われたのはよかった」8試合連続無失点

<阪神1-1中日>◇26日◇甲子園 阪神漆原大晟投手(27)がピンチで粘った。 1-1の延長12回に6番手で登板。佐藤輝の失策で先頭福永を出し、その後も山本、加藤匠に連打を浴びるなど1死満塁を招いた。さらに1番カリステにフルカウントまで粘られたが、143キロ直球で遊

宮城の料理店、輪島塗うな重で恩返し 東日本大震災後、輪島から漆器
2024.06.25

宮城の料理店、輪島塗うな重で恩返し 東日本大震災後、輪島から漆器

 輪島市大屋小で24日、宮城県石巻市の「割烹滝川」によるうな重200食の炊き出しがあった。同店は東日本大震災で輪島塗の器を失った後、輪島の漆器店から漆器の無償提供を受けて営業を再開した経緯がある。阿部司社長は恩返しの気持ちを込めて焼いたウナギを輪島塗のお重に詰めて被災者に振る舞い、元気付けた。

海を渡った漆器を展示 岐阜市歴史博物館 7月15日まで
2024.06.23

海を渡った漆器を展示 岐阜市歴史博物館 7月15日まで

  安土桃山時代から江戸時代初期にかけて、国内で作られヨーロッパに渡った漆器をテーマにした展示が、岐阜市歴史博物館で開かれています。  この催しは、ヨーロッパに渡った漆器の収蔵品を一堂に展示して、魅力を知ってもらおうと、岐阜市が開きました。  会場には、ポルトガルや

2戦連続サヨナラ勝利の阪神・岡田監督「植田生還あんなん止めたらもう辞めるよ」【一問一答】
2024.06.22

2戦連続サヨナラ勝利の阪神・岡田監督「植田生還あんなん止めたらもう辞めるよ」【一問一答】

 「阪神1-0DeNA」(21日、甲子園球場) 阪神が2試合連続、今季3度目のサヨナラ勝ちで3連勝。リーグ戦再開初戦を白星で飾ると同時に、首位・広島に1・5差に迫った。岡田監督は2戦連続Vホームを踏んだ植田について「生還あんなん止めたらもう辞めるよ」と語った。以下、岡田監督との一

三笠宮家の彬子さまが発起人のクラファンが早くも目標の400万円達成!能登半島地震で傷ついた漆文化の支援 次は1000万円
2024.06.21

三笠宮家の彬子さまが発起人のクラファンが早くも目標の400万円達成!能登半島地震で傷ついた漆文化の支援 次は1000万円

三笠宮家の彬子さまが発起人代表を務められている、能登半島地震で被災した漆文化を守るためのフラウドファンディングが、募集開始から2日目の21日正午時点で目標金額の400万円を超える465万7000円に達した。募集に応じたサポーターの数は222人に上る。次の目標金額は1000万円。<

首里城と輪島、共に復興を 漆芸職人の交流実施へ
2024.06.20

首里城と輪島、共に復興を 漆芸職人の交流実施へ

 沖縄県は20日、能登半島地震に見舞われた石川県輪島市の輪島塗職人と、2019年の火災で大半が焼失した首里城(那覇市)の復興に関わる琉球漆器の職人の交流事業を本年度中に実施すると明らかにした。両県の職人が学び合う機会を設けるため、石川県と共同企画する。「災害と火事という違いはあるが、復興に向け

JICO、ヘッドシェルに漆塗りを施したカートリッジ「OMNIA 八咫烏」「OMNIA 赤備」。京都はなれ店限定発売
2024.06.18

JICO、ヘッドシェルに漆塗りを施したカートリッジ「OMNIA 八咫烏」「OMNIA 赤備」。京都はなれ店限定発売

JICO(日本精機宝石工業株式会社)は、ヘッドシェルに漆塗りを施したMMカートリッジ「OMNIA 八咫烏」「OMNIA 赤備」を、同社のレコード針専門店「Feel Records 京都はなれ店」限定で発売する。2013年に数量限定で発売したレコード針「八咫烏」「赤備」の復刻モデル

「忘れないで。それが力に」 輪島塗の職人が作新学院で講演
2024.06.17

「忘れないで。それが力に」 輪島塗の職人が作新学院で講演

 能登半島地震で被害を受けた石川県の輪島塗の生産者が、宇都宮市の作新学院で小中学生と高校生に特別授業を行った。児童・生徒らは、伝統工芸の復興にかける生産者の思いに触れ、被災地支援について考えを深めた様子だった。【小林祥晃】 教壇に立ったのは石川県輪島市の「岡垣漆器店」社長で、国内

福島・会津塗、400年の歴史に新たな伝統 老舗店、暮らしに寄り添った作りに
2024.06.09

福島・会津塗、400年の歴史に新たな伝統 老舗店、暮らしに寄り添った作りに

 400年の歴史があるとされる福島県の「会津塗」。塗りが丈夫で、日常使いにも適しているのが特徴だ。創業89年の「三義漆器店」(会津若松市)の3代目の曽根佳弘さん(60)は、新たな伝統を生み出そうと、現代の暮らしに寄り添う漆器作りに挑んでいる。(共同通信=横上玲奈) 店は1935年

【特集】先人たちのおくりもの〝輪島塗〟再び輝く-被災者支援に立ち上がった男性の奮闘に密着【新潟】
2024.06.06

【特集】先人たちのおくりもの〝輪島塗〟再び輝く-被災者支援に立ち上がった男性の奮闘に密着【新潟】

日本を代表する工芸品のひとつである、石川県の輪島塗。能登に住む人々は、古くからこの漆器を生活の中に取り入れて愛用してきました。しかし、能登半島地震で被災した人々の中には、生活のために輪島塗を手放す決断をした人もいます。糸魚川市に住む男性は、そうした人たちに代わって輪島塗を販売しな

阪神 岡田監督が執念のマシンガン継投 最後は現役ドラフト移籍の漆原がピンチ脱出 1イニング4投手で無失点
2024.06.05

阪神 岡田監督が執念のマシンガン継投 最後は現役ドラフト移籍の漆原がピンチ脱出 1イニング4投手で無失点

 「阪神-楽天」(5日、甲子園球場) 阪神が2点リードの七回、2死満塁のピンチを鮮やかに切り抜けた。立役者となったのは現役ドラフトで移籍してきた漆原だ。 七回2死一塁で先発・大竹から石井にスイッチ。だが代打・浅村に中前打を許して一、三塁とピンチが広がると、岡田監督は

街全体が昭和レトロ!「うだつがあがらない」の語源になった「脇町・うだつの街並み」
2024.06.03

街全体が昭和レトロ!「うだつがあがらない」の語源になった「脇町・うだつの街並み」

 【拝啓、徳島より27】徳島県西部に位置する美馬市脇町は風光明媚な山間の小さな街です。漆喰の白壁と瓦屋根が続くノスタルジックな街並みは「うだつの街並み」と呼ばれ、古き良き昭和の香りを今に伝えています。レトロな看板が残る軒先には地域の方々の心遣いもちらり。古民家をリノベーションしたカフェや雑貨屋