# 海洋研究

「逃げ場のない場所」で働く30歳・海洋調査員の知られざる実態…スマホがつながらないよりも「断トツで辛いこと」
18時間前

「逃げ場のない場所」で働く30歳・海洋調査員の知られざる実態…スマホがつながらないよりも「断トツで辛いこと」

年間100日以上を船上で過ごし、1ヶ月間ほどお金を見なかったこともある30歳・海洋調査員の滝さん(仮名)。その特殊なライフスタイルについては前編記事〈年間100日以上「船の上」にいて、お金を1か月使わなかったことも…30歳・海洋調査員の「知られざる年収」〉で紹介した。本稿では引き続き、海の上で

年間100日以上「船の上」にいて、お金を1か月使わなかったことも…30歳・海洋調査員の「知られざる年収」
2024.07.06

年間100日以上「船の上」にいて、お金を1か月使わなかったことも…30歳・海洋調査員の「知られざる年収」

これまで、正社員でも「子供部屋おじさん」を続けている男性、インドに赴任するも一刻も早い帰宅を夢見る商社マンなど、面白い生き方、働き方をしている人を取材してきた。今回は中でも異色の取材対象となるだろう。年間100日間以上を海の上で過ごす、海洋調査に携わる仕事をしている滝さん(仮名・

海自ヘリ事故 来月上旬から無人探査機「ディープ・トウ」使い機体捜索へ 最大水深6000メートルまで調査可能
2024.06.14

海自ヘリ事故 来月上旬から無人探査機「ディープ・トウ」使い機体捜索へ 最大水深6000メートルまで調査可能

今年4月、伊豆諸島沖で海上自衛隊のヘリコプター2機が訓練中に衝突し、墜落した事故で、来月上旬からJAMSTEC=海洋研究開発機構が無人探査機を使って、海底に沈んでいるとみられる機体の捜索を行うことが分かりました。海上自衛隊のヘリ2機は今年4月、訓練中に衝突して墜落し、防衛省は乗っ

海自の墜落ヘリ、無人機で捜索へ 伊豆・鳥島東方、水深5500m
2024.06.13

海自の墜落ヘリ、無人機で捜索へ 伊豆・鳥島東方、水深5500m

 伊豆諸島の鳥島東方海域で4月、海上自衛隊のSH60K哨戒ヘリコプター2機が衝突し、墜落した事故で、水深約5500mの海底に沈んでいるとみられる機体の捜索に、外部機関が所有する無人探査機を投入する方針であることが13日、防衛省への取材で分かった。 防衛省は探査機の詳細を明らかにし

地球のどこまで「生命」は存在するのか? 海底下の微生物から見えた「生命現象」を考える
2024.06.12

地球のどこまで「生命」は存在するのか? 海底下の微生物から見えた「生命現象」を考える

 世界に3ヵ所ある海底下から採取したコア試料保管庫のひとつである高知コア研究所。ここで管理されているコア試料は、海底下に生きる微生物の研究にも用いられています。栄養源に乏しい海底下の世界で生命はどのように生きているのか? 海洋研究開発機構(JAMSTEC)超先鋭研究開発部門 高知コア研究所の星

銚子でイルカウォッチングと雄大な太平洋の眺めに心躍る
2024.06.07

銚子でイルカウォッチングと雄大な太平洋の眺めに心躍る

 関東平野の最東端、千葉県銚子市の沖合は、北から流れる親潮と南からの黒潮がぶつかる、全国でも有数の漁場として知られている。銚子漁港は、サバ、マイワシなどを中心に、国内で1、2位を争う水揚げ量を誇る。こうした魚を目当てに集まってくるのは漁業者だけでない。イルカやクジラの仲間は世界に約90種いると

【図解】海底光ファイバーで津波観測=昨年10月、高知沖で成功―将来の実用化期待・海洋機構
2024.06.06

【図解】海底光ファイバーで津波観測=昨年10月、高知沖で成功―将来の実用化期待・海洋機構

 昨年10月に伊豆諸島・鳥島近海で発生した津波を、高知県・室戸岬沖の海底に長距離敷設した研究用の光ファイバーケーブルで観測できたと、海洋研究開発機構が6日発表した。

海底光ファイバーで津波観測 昨年10月、高知沖で成功 将来の実用化期待・海洋機構
2024.06.06

海底光ファイバーで津波観測 昨年10月、高知沖で成功 将来の実用化期待・海洋機構

 昨年10月に伊豆諸島・鳥島近海で発生した津波を、高知県・室戸岬沖の海底に長距離敷設した研究用の光ファイバーケーブルで観測できたと、海洋研究開発機構が6日発表した。津波が来ると水圧や海底地形が変化し、光ファイバーがわずかに変形・伸縮するため、陸上基地局から送信したレーザー光が反射して戻って来る

光ファイバーケーブルで鳥島近海の津波の観測に成功 観測網少ない海域の強化に期待
2024.06.06

光ファイバーケーブルで鳥島近海の津波の観測に成功 観測網少ない海域の強化に期待

海底の光ファイバーケーブルが津波の観測に一役買うかもしれません。 2023年に太平洋側で観測された津波について、高知県の沖合60キロから陸地に迫ってくる様子を捉えたとする研究結果が示されました。 2023年10月、伊豆諸島の鳥島の近海で津波が発生し、一時、太平洋側で

海底光ケーブルで津波観測 海洋機構、緊急速報活用に期待
2024.06.06

海底光ケーブルで津波観測 海洋機構、緊急速報活用に期待

 海洋研究開発機構(海洋機構、神奈川)は6日、高知・室戸沖の海底に設置した光ファイバーケーブルで、昨年10月に東京・伊豆諸島の鳥島近海から発生した津波が沖合約60キロから沿岸付近まで伝わる様子を捉えたと国際専門誌に発表した。将来的には海底光ケーブルによる観測を津波の緊急速報などに活用できる可能

この中に微生物は何個いる?「1億年生きている微生物」発見記!
2024.05.23

この中に微生物は何個いる?「1億年生きている微生物」発見記!

 世界中からさまざまな研究者が、最新鋭の分析機器を使うために訪れる研究所があります。それが「JAMSTEC 高知コア研究所」。「極限環境微生物」やはやぶさ2による「リュウグウ」の試料分析なども行われているこの研究所。 今回は、そのなかから「海底下生命圏調査」をテーマに、「1億年前