# 水俣市

戦後の惨状…今も「助けられなかった後悔」 夫が残した水俣病「乙女塚」守る砂田さん【くまもと戦後79年】
2024.08.15

戦後の惨状…今も「助けられなかった後悔」 夫が残した水俣病「乙女塚」守る砂田さん【くまもと戦後79年】

 水俣市袋の高台で暮らす砂田エミ子さん(97)は、水俣病の犠牲となった全ての命を弔うために自宅近くに建立された「乙女塚」を守りながら生きてきた。太平洋戦争のさなかに埼玉県の工場寮で空襲におびえて過ごした日々。焼け野原になった戦後の東京の駅で見た惨状の記憶。「助けたくても助けられなかった」という

水俣市湯の鶴温泉 色とりどり、夏空に咲く傘 130本の「アンブレラスカイ」 
2024.08.08

水俣市湯の鶴温泉 色とりどり、夏空に咲く傘 130本の「アンブレラスカイ」 

 水俣市の湯の鶴温泉で、赤や緑、紫など6色のビニール傘約130本が夏空を彩る「アンブレラスカイ」が開催されている。8月31日まで。 温泉街に観光客を呼び込もうと、地元自治会のまちづくり委員会などが2022年から毎年開いている。 7月21日、メンバー9人が中心部を流れ

水俣市で37.1℃ 7月の観測史上最高
2024.07.27

水俣市で37.1℃ 7月の観測史上最高

27日の熊本県内は、強い日差しが照りつけ、きのう以上に気温が上がり、各地で猛烈な暑さになりました。午後3時30分までの最高気温は、水俣市で37.1℃と7月の観測史上、最も高い気温を記録、甲佐町では7月の猛暑日が13日となり7月の観測史上、最多を更新しました。夜遅くま

生活支援の議論平行線、伊藤大臣「環境省の一存で決められない」 水俣病患者団体側は確約誓約書への署名求める 再懇談、11日は長島町獅子島で対話
2024.07.11

生活支援の議論平行線、伊藤大臣「環境省の一存で決められない」 水俣病患者団体側は確約誓約書への署名求める 再懇談、11日は長島町獅子島で対話

 水俣病患者団体らと伊藤信太郎環境相との5月の懇談で環境省職員が被害者の発言中にマイクを切った問題を受け、設けられた再懇談2日目が10日、熊本県水俣市であった。水俣病患者連合は生活が困窮しているとして、療養や福祉制度の拡充を要望。伊藤氏は「検討するが、環境省の一存では決められない」と応じるなど

水俣病「原点の地」…百間排水口樋門を新調へ 県、補正予算案に1100万円計上 24年度末までに設置終了へ 
2024.06.11

水俣病「原点の地」…百間排水口樋門を新調へ 県、補正予算案に1100万円計上 24年度末までに設置終了へ 

 水俣病の原因企業チッソがメチル水銀を含む排水を垂れ流していた百間[ひゃっけん]排水口に関し、県は新しい樋門を新調して取り付ける。関連費用として1100万円を、2024年度一般会計補正予算案に盛り込んだ。 水俣病の「原点の地」とも言われる、水俣市汐見町4基の樋門(縦2・95メート

【速報】元水俣市長の吉井正澄さん死去 もやい直し、地域融和に尽力
2024.05.31

【速報】元水俣市長の吉井正澄さん死去 もやい直し、地域融和に尽力

 元水俣市長の吉井正澄(よしい・まさずみ)さんが31日午前7時56分、水俣市内の病院で死去した。92歳だった。

【25日の交通取り締まり情報】
2024.05.25

【25日の交通取り締まり情報】

午前 水俣市大黒町(国道3号)=交差点違反=5月17日、熊本県警発表※「交差点違反」は信号無視や一時不停止、歩行者妨害など交差点での違反の総称。「携帯」は携帯電話。「ベルト」はシートベルト。日時・場所が変更されることもあります。

伊藤環境相、新潟水俣病患者団体と懇談へ 団体側の求めに一部応じる
2024.05.21

伊藤環境相、新潟水俣病患者団体と懇談へ 団体側の求めに一部応じる

 環境省の前田光哉審議官(水俣病担当)は21日、新潟市内で新潟水俣病の患者団体と面会し、伊藤信太郎環境相が今国会の閉会後、患者らと懇談する機会を設ける意向だと伝えた。懇談は団体側が求めていたもので、具体的な日程は今後調整するという。団体側によると、環境相と新潟水俣病の患者団体が話し合う定例的な

マイク音切り「環境省の歴史に汚点残した」…水俣病患者・被害者団体側、環境相に憤りぶつける
2024.05.09

マイク音切り「環境省の歴史に汚点残した」…水俣病患者・被害者団体側、環境相に憤りぶつける

伊藤環境相が水俣市で謝罪、発言制限の運用を見直しへ…患者らのマイク切り問題で
2024.05.09

伊藤環境相が水俣市で謝罪、発言制限の運用を見直しへ…患者らのマイク切り問題で

「適切ではなかった」前代未聞の対応に環境省の担当者が謝罪 水俣病被害者団体が発言中にマイクの電源切る
2024.05.08

「適切ではなかった」前代未聞の対応に環境省の担当者が謝罪 水俣病被害者団体が発言中にマイクの電源切る