# 松尾芭蕉

「おくのほそ道」で松尾芭蕉が最長滞在した栃木・黒羽地区 〝芭蕉の里〟を訪ねる 味・旅・遊
2024.09.09

「おくのほそ道」で松尾芭蕉が最長滞在した栃木・黒羽地区 〝芭蕉の里〟を訪ねる 味・旅・遊

江戸時代の俳人、松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅の途中、最も長く滞在した栃木県北部の大田原市黒羽(くろばね)地区(旧黒羽町)。江戸時代、黒羽藩大関家の城下町で那珂川の水運で栄えた商都でもあった。芭蕉はなぜ、この町に長滞在したのだろう。〝芭蕉の里〟黒羽を訪ねた。「那須の黒羽といふ所に

“新幹線がとまる唯一の村”西郷村の「新白河」駅には何がある?
2024.09.02

“新幹線がとまる唯一の村”西郷村の「新白河」駅には何がある?

 思い返せば2022年。この年の夏の甲子園で優勝したのは、宮城県代表の仙台育英だった。東北勢では初めてとなる全国制覇。仙台育英の選手たちは新幹線に乗って仙台に帰る途中、白河市内を通過したときに、記念撮影をしたらしい。いわゆる「“深紅の優勝旗”がはじめて白河の関を越えた」瞬間だった。

最高到達点は〝東洋一〟の112メートル、月山湖大噴水は大切な水の象徴 山形・西川 行ってみたい 水のある風景
2024.08.09

最高到達点は〝東洋一〟の112メートル、月山湖大噴水は大切な水の象徴 山形・西川 行ってみたい 水のある風景

山形県寒河江(さがえ)市から日本海側の鶴岡市に抜ける月山花笠(がっさんはながさ)ライン(国道112号)を走っていると、山間から突然、頂きを越える勢いで巨大な水柱が出現する。月山湖大噴水-。朝日連峰や百名山のひとつに数えられる月山(1984メートル)に抱かれた清流が、水と生命の源・西川町の夢を乗

人混みを越え、浅草にある弁天山へ【プロハイカー斉藤正史のTOKYO山頂ガイド】
2024.07.27

人混みを越え、浅草にある弁天山へ【プロハイカー斉藤正史のTOKYO山頂ガイド】

東京23区内、特に山手線の内側はビル街や飲食店街、住宅街ばかり。そう思っている人が多いかもしれません。でも、目を凝らせば東京都心にも「山」はあります。そんな東京の山の世界を、日本で唯一のプロハイカーである斉藤正史さんが案内します。FILE56は、浅草にある弁天山です。

「岩にしみ入る蝉の音」はどんな鳴き声だったのか…松尾芭蕉の有名な俳句を巡っておきた大論争の結末
2024.07.21

「岩にしみ入る蝉の音」はどんな鳴き声だったのか…松尾芭蕉の有名な俳句を巡っておきた大論争の結末

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」。この俳句で詠まれたセミの種類は何だったのか。生物学者で歌人の稲垣栄洋さんは「アブラゼミという説もあったが、現在ではニイニイゼミと考えられている」という――。(第2回) ※本稿は、稲垣栄洋『古池に飛びこんだのはなにガエル?』(辰巳出版)の一部を再編集し

「おくのほそ道」の松尾芭蕉が滞在したとされる鹿沼 芭蕉像の笠かけ替え
2024.05.19

「おくのほそ道」の松尾芭蕉が滞在したとされる鹿沼 芭蕉像の笠かけ替え

江戸から東北を旅する紀行文「おくのほそ道」の道中、松尾芭蕉が滞在したとされる栃木県鹿沼市で19日、恒例の芭蕉の像の笠をかけ替える催しが開かれました。俳人・松尾芭蕉は元禄2年(1689年)に、鹿沼で一泊したとされています。その際、芭蕉は被っていた笠を交換。古い笠を西鹿沼町の光太寺に