# 日本原燃

再処理工場の完成目標断念/原燃、延期27回目
2024.08.23

再処理工場の完成目標断念/原燃、延期27回目

 日本原燃の増田尚宏社長は23日、青森県六ケ所村に立地する使用済み核燃料再処理工場の完成時期を巡り、9月末までとしていた目標を断念し、先送りすると表明した。1993年に着工した再処理工場の完成延期は27回目。延期幅は「26日の原子力規制委員会審査会合を踏まえて見極める」として明らかにせず、29

日本原燃、再処理工場完成延期を正式表明
2024.08.23

日本原燃、再処理工場完成延期を正式表明

 日本原燃の増田尚宏社長は23日、青森県六ケ所村で建設中の使用済み核燃料再処理工場の完成目標を、現在の2024年度上期から延期すると正式に表明した。延期は27回目。県庁で記者団の取材に応じた。

27回目の目標延期 日本原燃「六ヶ所再処理工場の完成目標」を2026年度内にすることで調整 23日に工場の完成延期を青森県と村に報告の見通し
2024.08.19

27回目の目標延期 日本原燃「六ヶ所再処理工場の完成目標」を2026年度内にすることで調整 23日に工場の完成延期を青森県と村に報告の見通し

使用済み核燃料の再処理工場について、日本原燃は9月末としていた完成目標を2026年度内にする方向で調整していることがわかりました。関係者によりますと、再処理工場の完成に必要な原子力規制員会による工事計画の審査が長期化していることなどが要因となり、日本原燃は9月末としていた六ヶ所再

濃縮工場のウラン供給再開、青森 日本原燃、5月から停止
2024.07.02

濃縮工場のウラン供給再開、青森 日本原燃、5月から停止

 日本原燃は2日、青森県六ケ所村にあるウラン濃縮工場で、遠心分離機へのウラン供給を同日再開したと発表した。複数の機器に不具合があり5月に停止していたが、点検を済ませ再発防止策も講じたという。 不具合は廃棄されるウランが通る配管にある2カ所の弁と、配管を温める電熱線の計3カ所で発生

使用済み核燃料中間貯蔵施設に課税 青森県が改正条例案 5年間で約2億5000万円
2024.06.13

使用済み核燃料中間貯蔵施設に課税 青森県が改正条例案 5年間で約2億5000万円

青森県は13日、9月までに事業開始を目指す使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)を対象に核燃料物質等取扱税(核燃税)を課す改正条例案を同日開会した定例県議会に提案した。税率はウラン1キロ当たり620円で、令和11年3月末までの5年間で約2億5600万円の税収を見込む。核燃税は県が原