# 抑留

ノーベル賞候補・87歳イタリア人作家 抑留・疎開の愛知の寺再訪
2024.06.16

ノーベル賞候補・87歳イタリア人作家 抑留・疎開の愛知の寺再訪

 太平洋戦争中に名古屋市で抑留生活を送った経験を持つイタリアの作家、ダーチャ・マライーニさん(87)が14日、父の慰霊碑がある広済寺(愛知県豊田市)を訪れ、関係者と再会を果たした。 文化人類学者のフォスコ・マライーニさん(1912~2004年)を父に持つマライーニさんはノーベル文

「現在のウクライナ戦争でも顕著」 「日ソ戦争」を出版した岩手大准教授麻田雅文さんが指摘するロシアの「戦争の文化」
2024.06.11

「現在のウクライナ戦争でも顕著」 「日ソ戦争」を出版した岩手大准教授麻田雅文さんが指摘するロシアの「戦争の文化」

 旧ソ連が日本に宣戦布告した1945年8月8日からの約3週間、両国軍は200万を超える兵力を動員して満州や朝鮮半島、南樺太などで激しい戦闘を続けた。シベリア抑留や引き揚げの悲劇など断片的に語られてきた終戦前後に光を当て、後の冷戦世界を決定づけた「日ソ戦争」として捉え直した。 対立

2年ぶりに帰ってきたウクライナ人捕虜「骨と皮ばかりになった…ナチスを連想」
2024.06.07

2年ぶりに帰ってきたウクライナ人捕虜「骨と皮ばかりになった…ナチスを連想」

ウクライナ当局が「帰ってきたウクライナ戦争捕虜たちの姿は人類歴史の最も暗いページであるナチス強制収容所を連想させる」としてロシアを糾弾した。ウクライナの戦争捕虜処遇調整本部は5日(現地時間)、ロシアに抑留されていたが、自国に戻った戦争捕虜の写真を公開し、このように明らかにした。ウ

解放されたウクライナ人捕虜、極度の衰弱 当局が写真公開
2024.06.06

解放されたウクライナ人捕虜、極度の衰弱 当局が写真公開

(CNN) マン・ゴリリクさん(40)は5月31日、75人のウクライナ人のうちの1人としてロシア人捕虜75人と引き換えに解放された。ウクライナ当局は5日、ゴリリクさんがロシアに監禁されていたことで受けたとされる代償を示すため、ゴリリクさんの写真数枚を公開した。ゴリリクさんは、ロシ

21歳で死亡、シベリア抑留兵の遺骨が80年ぶり帰郷…83歳おい「ずっと待っていた」
2024.06.04

21歳で死亡、シベリア抑留兵の遺骨が80年ぶり帰郷…83歳おい「ずっと待っていた」

 太平洋戦争後、旧ソ連によってシベリアに抑留され、21歳で死亡した東脊振村(現佐賀県吉野ヶ里町)出身の旧陸軍伍長、西村寿弥男さんの遺骨が3日、吉野ヶ里町に住むおいの正紘さん(83)に引き渡された。正紘さんは「ずっと待っていた。『お帰りなさい』と声をかけたい」と、時折声を詰まらせながら約80年ぶ

旧ソ連シベリア抑留の死亡者 DNA鑑定を経て遺骨が遺族のもとに
2024.06.04

旧ソ連シベリア抑留の死亡者 DNA鑑定を経て遺骨が遺族のもとに

終戦後、旧ソ連に抑留されて亡くなった人の遺骨が、DNA鑑定によって佐賀県出身の男性だったことが判明し、きのう、遺族に引き渡されました。3日夕方、佐賀県の職員は、西村壽弥男さんの遺骨を吉野ヶ里町に住む甥・正紘さんに引き渡しました。西村壽弥男さんは、佐賀県の旧東脊振村出

シベリア抑留死亡者の遺骨 佐賀県の遺族の元に返還
2024.06.04

シベリア抑留死亡者の遺骨 佐賀県の遺族の元に返還

太平洋戦争後、シベリアで抑留され死亡した佐賀県出身の元日本兵の遺骨が遺族の元に返還されました。3日夕方、佐賀県の職員が厚生労働省から受け取った遺骨を手に、吉野ヶ里町に住む遺族の西村正紘さん(83)宅を訪ねました。遺骨は西村さんの叔父で、シベリアで抑留され死亡した元日

秋篠宮ご夫妻、拝礼式に参列…千鳥ヶ淵戦没者墓苑
2024.05.27

秋篠宮ご夫妻、拝礼式に参列…千鳥ヶ淵戦没者墓苑

 第2次世界大戦とシベリア抑留で亡くなった身元不明の戦没者を慰霊する「拝礼式」が27日、東京都千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開かれた。 秋篠宮ご夫妻のほか、政府関係者や遺族ら約500人が参列。政府の遺骨収集団がロシアや硫黄島などで収容した遺骨のうち、身元がわからず、遺族に引き渡せ

台湾総統の就任を祝った罪?…中国、グアテマラ農産物コンテナ抑留
2024.05.27

台湾総統の就任を祝った罪?…中国、グアテマラ農産物コンテナ抑留

中国が中南米グアテマラの農産物の一部に対して輸入を遮断したことが分かった。台湾と修交中のグアテマラに対する中国側の報復という解釈が出ている。25日(現地時間)のロイター・AFP通信によると、グアテマラ輸出入協会は報道資料を通じて「最近、中国側の輸入業者と仲介人が我々の農産物生産者

口ベタ元軍医、85歳からのブログ 伝えたかった戦場のリアル
2024.05.26

口ベタ元軍医、85歳からのブログ 伝えたかった戦場のリアル

 85歳の時にブログを開設し、太平洋戦争で軍医として赴いた戦地や抑留されたシベリアでの過酷な状況を書き連ねた男性がいた。97歳まで更新を続けたブログには戦争体験に触れた約140本の「手記」があり、異国の地に倒れた兵士たちを悼む思いや、「おつりの人生を生かせてもらう」という晩年の心境もつづられて

シベリア抑留地獄の3年間、104歳が中学生らに語る「平和の尊さ伝えることが使命」
2024.05.15

シベリア抑留地獄の3年間、104歳が中学生らに語る「平和の尊さ伝えることが使命」

「歓びから断ち切られた生活」 「シベリア抑留」テーマにした企画展 過酷な体験と心情表現
2024.05.13

「歓びから断ち切られた生活」 「シベリア抑留」テーマにした企画展 過酷な体験と心情表現

「無念の最期だったに違いない…」終戦後、強制的にシベリアへ連行 劣悪な環境と重労働で命落とした旧日本兵を追悼
2024.05.11

「無念の最期だったに違いない…」終戦後、強制的にシベリアへ連行 劣悪な環境と重労働で命落とした旧日本兵を追悼