# 戦後復興

社会保障費の国民所得比、1970年度の数値が低すぎて驚愕した!
2024.06.30

社会保障費の国民所得比、1970年度の数値が低すぎて驚愕した!

 世界の先進国は、福祉国家になるにつれて、政府支出を増加させていった。それは日本も例外ではない。しかし、日本は「失われた30年」と呼ばれるほど経済が停滞しており、そのなかで社会保障費は大きな負担となっている。日本はなぜこのような状況に陥ってしまったのか。日本の戦後経済史から読み解いていこう。※

原爆乗り越え復興見守った老舗喫茶店 88年の歴史に幕 広島
2024.06.30

原爆乗り越え復興見守った老舗喫茶店 88年の歴史に幕 広島

 被爆地・広島の戦後復興を見守った老舗喫茶店「房州(ぼうしゅう)」(広島市中区千田町)が30日、閉店する。1935年にパン屋として創業し、原爆投下により店は焼失。翌年に喫茶店として再建し、焼け野原から復興する街とともに歩んできたが、建物の老朽化のため88年の歴史に幕を下ろす。 房

朝ドラ「虎に翼」が光を当てた戦災孤児…75年前の新聞はどう伝えたか、当時の記事から振り返る
2024.06.25

朝ドラ「虎に翼」が光を当てた戦災孤児…75年前の新聞はどう伝えたか、当時の記事から振り返る

 NHK連続テレビ小説「虎に翼」に、戦後の街にあふれていた戦災孤児が登場した。1947(昭和22)年5月5日付と6日付の南日本新聞に掲載されたのが、10代前半の孤児たちを集めた「座談会」の記事だ。「浮浪児の告白を聞く」の見出しがつく。家族を失い、自力で生きる道を探らざるを得なかった子供たちの声

沖縄戦の悲惨な実相を次世代に継承 首相あいさつ全文 沖縄慰霊の日
2024.06.23

沖縄戦の悲惨な実相を次世代に継承 首相あいさつ全文 沖縄慰霊の日

 沖縄は23日、第二次世界大戦末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。最後の激戦地だった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で県と県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が営まれ、参列した岸田文雄首相があいさつした。あいさつの全文は次の通り。        ◇<

【NHK朝ドラ『虎に翼』今週は】寅子は戦争孤児の問題に向き合う。そして、よねと再会する
2024.06.16

【NHK朝ドラ『虎に翼』今週は】寅子は戦争孤児の問題に向き合う。そして、よねと再会する

<6月17日(月)ー21日(金) 第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」 NHK総合 午前8時ほか> 昭和24年1月、全国に家庭裁判所が設立される。最高裁判所家庭局事務官、そして東京家庭裁判所判事補になった寅子(伊藤沙莉)は多岐川(滝藤賢一)とともに戦争孤児の問題に向き合

【NHK朝ドラ『虎に翼』今週は】戦地から戻った轟は、よねと再会する
2024.06.09

【NHK朝ドラ『虎に翼』今週は】戦地から戻った轟は、よねと再会する

<6月10日(月)ー14日(金) 第11週「女子と小人は養い難し?」 NHK総合 午前8時ほか> 花岡(岩田剛典)が違法である闇市の食べものを一切拒否して栄養失調で亡くなったと聞き、衝撃を受ける寅子(伊藤沙莉)。戦地から戻った轟(戸塚純貴)はよね(土居志央梨)と再会し、苦しい胸の

終戦を迎えるも『虎に翼』寅子モデル・嘉子は新婚の夫と死別。さらに翌年には…追い込まれた嘉子が決意したこととは
2024.06.05

終戦を迎えるも『虎に翼』寅子モデル・嘉子は新婚の夫と死別。さらに翌年には…追い込まれた嘉子が決意したこととは

24年4月より放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』。伊藤沙莉さん演じる主人公・猪爪寅子のモデルは、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんです。先駆者であり続けた彼女が人生を賭けて成し遂げようとしたこととは?当連載にて東京理科大学・神野潔先生がその生涯を辿ります。先生いわく「お嬢様育ちだった嘉子は、

<虎に翼>寅子が“仇の国”の人と仕事 花江が流した複雑な涙 「市井の人の代弁者」「気持ちよく分かる」の声
2024.06.04

<虎に翼>寅子が“仇の国”の人と仕事 花江が流した複雑な涙 「市井の人の代弁者」「気持ちよく分かる」の声

 伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第47回が、6月4日に放送され、寅子(伊藤さん)がGHQの人間と働くことについて、花江(森田望智さん)が複雑な胸の内を明かした。 第47回では、“ライアン”こと久藤(沢村一樹さん)の後

【明日の虎に翼】民法の改正案を読み、かつて共に法律を学んだ仲間たちを思い出す寅子
2024.06.03

【明日の虎に翼】民法の改正案を読み、かつて共に法律を学んだ仲間たちを思い出す寅子

伊藤沙莉が主演を務めるNHK連続テレビ小説『虎に翼』(総合・月曜~土曜8時ほか)。6月4日(火)には第47回が放送される。6月3日(月)放送の第46回では……昭和22年3月。新しい日本の憲法に希望を見出した寅子(伊藤沙莉)が向かったのは法曹会館。そこには空襲で被害を受けた司法省の

『虎に翼』猪爪家“再起”を支えた三山凌輝の存在感 悲しみを乗り越えた寅子の再出発
2024.06.02

『虎に翼』猪爪家“再起”を支えた三山凌輝の存在感 悲しみを乗り越えた寅子の再出発

 NHK連続テレビ小説『虎に翼』第9週「男は度胸、女は愛嬌?」が放送された。終戦に伴い、寅子(伊藤沙莉)らは疎開先から猪爪家に戻る。直道(上川周作)と優三(仲野太賀)は戦地で命を落とし、さらに直言(岡部たかし)までもが病死してしまった。寅子が悲しみに暮れる第9週は、同時に “再起”の週でもあっ

『虎に翼』「竹もと」再開に視聴者沸く 「義理堅く買い支えるオタク」「お芋でこんなに笑ったり泣いたりできるとは」【ネタバレ注意】
2024.05.31

『虎に翼』「竹もと」再開に視聴者沸く 「義理堅く買い支えるオタク」「お芋でこんなに笑ったり泣いたりできるとは」【ネタバレ注意】

 NHK連続テレビ小説「虎に翼」45話が31日、放送された。ヒロイン・寅子(伊藤沙莉)は「日本国憲法」公布に励まされ、再び働くことを決意。復興しつつある街では懐かしい人々も顔を見せた。 ネタバレを含みます。 昭和21年11月3日、人々は日本国憲法公布を伝える新聞を熱

『虎に翼』第9週「男は度胸、女は愛嬌?」を振り返る 優三の死と寅子の新たな一歩
2024.05.31

『虎に翼』第9週「男は度胸、女は愛嬌?」を振り返る 優三の死と寅子の新たな一歩

 NHK連続テレビ小説『虎に翼』(土曜日は1週間の振り返り)。第36話から第40話までの第9週「男は度胸、女は愛嬌?」を振り返る。 第41話では、疎開していた寅子(伊藤沙莉)と花江(森田望智)の元に、直道(上川周作)戦死の報が届く。終戦を迎え東京に寅子たちが戻ると、空襲で町並みは

『虎に翼』“直明”三山凌輝へと受け継がれていく“学ぶ喜び” まだ信じたくない死亡告知書
2024.05.28

『虎に翼』“直明”三山凌輝へと受け継がれていく“学ぶ喜び” まだ信じたくない死亡告知書

 決して知りたくはなかった、知らなくてもよかった現実が寅子(伊藤沙莉)に襲いかかる。『虎に翼』(NHK総合)第42話では、戦後の日本で強くたくましく生きていく寅子たちの姿が描かれた。 戦争が終結し、岡山にいた寅子の弟・直明(三山凌輝)が猪爪家に帰ってきてから数日。寅子と直明は、直

来週の『虎に翼』“寅子”伊藤沙莉、“直言”岡部たかしが抱えていた後悔と秘密を知る
2024.05.25

来週の『虎に翼』“寅子”伊藤沙莉、“直言”岡部たかしが抱えていた後悔と秘密を知る

 伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第9週「男は度胸、女は愛嬌?」が5月27日~5月31日に放送される。 連続テレビ小説第110作となる本作は、女性で日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんを主人公のモデルにした作品。三

旧日本海軍“最後の大仕事”=人類史上稀な民族大移動だった「復員事業」 かき集めた日本の艦艇227隻の“使い分け”とは
2024.05.11

旧日本海軍“最後の大仕事”=人類史上稀な民族大移動だった「復員事業」 かき集めた日本の艦艇227隻の“使い分け”とは

バブル到来、日産イケイケ時代に生み出されたものとは? アフリカには何がある? その2【清水和夫×高平高輝クロストーク「南南西に進路を取れ!」 】
2024.05.11

バブル到来、日産イケイケ時代に生み出されたものとは? アフリカには何がある? その2【清水和夫×高平高輝クロストーク「南南西に進路を取れ!」 】

米軍から持ち込まれたタコスがタコライスへ…食文化からコザの戦後史ひもとく冊子を発刊 沖縄市
2024.05.09

米軍から持ち込まれたタコスがタコライスへ…食文化からコザの戦後史ひもとく冊子を発刊 沖縄市