# 復員

「ゆっくり休んでください」シベリア抑留者の遺骨80年ぶりに故郷へ… 帰り待ち続けた母と共に静かに眠る
2024.08.23

「ゆっくり休んでください」シベリア抑留者の遺骨80年ぶりに故郷へ… 帰り待ち続けた母と共に静かに眠る

極寒の地で強制労働をさせられた“シベリア抑留者”の遺骨が故郷の佐賀へ80年ぶりに帰ってきた。母親は生前、いつか帰ってくると信じ待ち続けていたという。遺骨はいま、母と共に墓で静かに眠っている。佐賀・吉野ヶ里町に住む西村正紘さん(83)。父親の弟にあたる叔父の西村壽弥男さんを戦争で亡

家族が語る復員兵の『PTSD』 「みんなで死のう」戦争のトラウマで家族に向けた狂気「根っこは戦争。みんなの問題なんだ」 精神異常で入院した日本兵は約1万人
2024.08.18

家族が語る復員兵の『PTSD』 「みんなで死のう」戦争のトラウマで家族に向けた狂気「根っこは戦争。みんなの問題なんだ」 精神異常で入院した日本兵は約1万人

戦争が終わり、生きて帰れたのに、心に傷を負った復員兵たち。彼らの多くは、家族にその狂気を向けた。壮絶な経験をした家族たちが語り始めた、知られざる「戦争トラウマ」の現実。家の階段に飾られた家族写真の中で、1つだけハンカチがかけられた写真がある。<

“昭和99年”語り継ぐ 家族が語る復員兵の『PTSD』 「みんなで死のう」戦争のトラウマで家族に向けた狂気「根っこは戦争。みんなの問題なんだ」 精神異常で入院した日本兵は約1万人
2024.08.18

“昭和99年”語り継ぐ 家族が語る復員兵の『PTSD』 「みんなで死のう」戦争のトラウマで家族に向けた狂気「根っこは戦争。みんなの問題なんだ」 精神異常で入院した日本兵は約1万人

戦争が終わり、生きて帰れたのに、心に傷を負った復員兵たち。彼らの多くは、家族にその狂気を向けました。壮絶な経験をした家族たちが語り始めた、知られざる「戦争トラウマ」の現実です。家の階段に飾られた家族写真の中で、1つだけハンカチがかけられた写真があります

硫黄島「日本兵1万人」が行方不明の謎…多くの人が知らない「空白の15年間」
2024.08.17

硫黄島「日本兵1万人」が行方不明の謎…多くの人が知らない「空白の15年間」

なぜ日本兵1万人が消えたままなのか、硫黄島で何が起きていたのか。民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査したノンフィクション『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』が11刷決定と話題だ。ふだん本を読まない人にも届き、「イッキ読みした」「熱意に

「許されるなら、戦死した夫の後を追いたい」若くして3人の子のシングルマザーになった女性の絶望 #戦争の記憶
2024.08.16

「許されるなら、戦死した夫の後を追いたい」若くして3人の子のシングルマザーになった女性の絶望 #戦争の記憶

「この世の地獄」と形容された沖縄戦で、目を見張るような働きをみせた松倉秀郎さん(=上等兵、享年35)は米軍の反撃に遭い、最愛の妻と3人の幼い子どもを郷里に残して命を落とす。 その後、日本はポツダム宣言を受諾し降伏。兵隊にとられた夫の無事を祈り、ずっとずっと帰りを待ち続けた妻・ひで

【終戦の日】戦地に赴く間際に敗戦 家の近くの慰霊碑「放っておけない」…向き合い誓う「私の使命」
2024.08.14

【終戦の日】戦地に赴く間際に敗戦 家の近くの慰霊碑「放っておけない」…向き合い誓う「私の使命」

 太平洋戦争末期に陸軍で訓練を受けて復員後、慰霊碑の手入れを通じて同胞を供養し続けている男性がいる。浜松市浜名区の大杉実さん(98)。10代で軍に入り、戦地に赴く間際に終戦を迎えた。あれから79年。「二度と戦争の悲劇を繰り返してはいけない」との誓いから、今も作業に汗を流す。 小林

「行方不明の日本兵1万人」を探して土を掘った2週間、「遺骨4体」しか見つからなかった現実
2024.05.14

「行方不明の日本兵1万人」を探して土を掘った2週間、「遺骨4体」しか見つからなかった現実

旧日本海軍“最後の大仕事”=人類史上稀な民族大移動だった「復員事業」 かき集めた日本の艦艇227隻の“使い分け”とは
2024.05.11

旧日本海軍“最後の大仕事”=人類史上稀な民族大移動だった「復員事業」 かき集めた日本の艦艇227隻の“使い分け”とは