# 山岳トンネル

山岳トンネル工事を自動化する画期的システム「A4CSEL for Tunnel」を鹿島が開発
2024.08.03

山岳トンネル工事を自動化する画期的システム「A4CSEL for Tunnel」を鹿島が開発

2024年7月31日、鹿島は2017年から開発を進めてきた、山岳トンネル自動化施工システム「A4CSEL for Tunnel」(クワッドアクセル・フォー・トンネル)の完成を発表した。建設業界では「熟練技能者不足」、「高い労働災害の発生率」、「低い生産性」が課題となっている。今回

山岳トンネル施工「ずり出し」自動化、戸田建設などが新システム
2024.07.30

山岳トンネル施工「ずり出し」自動化、戸田建設などが新システム

戸田建設と大裕(大阪府寝屋川市、飯田浩二社長)は、山岳トンネル施工向けに、発破で生じた土砂をすくって運搬するずり出しの自動化システム「L―CROSS」を開発した。全地球測位衛星システム(GNSS)が利用できないトンネル坑内で、汎用の外付け操作機構でホイールローダーを自律運転させることによって実

安全性を飛躍的に向上…鹿島、山岳トンネル工事の「ずり出し」自動化
2024.07.14

安全性を飛躍的に向上…鹿島、山岳トンネル工事の「ずり出し」自動化

鹿島は10日、山岳トンネル工事の発破で発生した土砂をすくって運搬する「ずり出し」を自動化する技術を確立したと発表した。自社開発の自動化施工システムを使って神岡試験坑道(岐阜県飛騨市)で工事を行い、ずりのすくい取りから運搬、荷下ろしまで一連の作業の自動化を実証した。技能者の心身の負担軽減や省人化

時短・粉じん低減…飛島建設がトンネル工事コンクリ施工に新工法
2024.06.08

時短・粉じん低減…飛島建設がトンネル工事コンクリ施工に新工法

飛島建設は山岳トンネル工事の吹き付けコンクリート施工向けに、一次支保工構築工法「Smart Lining System Type 2」を開発した。スライド型枠を使って吹き付け時間の短縮と粉じんやはね返りの低減を実現。今後、スライド型枠のセット方法の改善などによって設置時間の短縮を図り、一層の施

【イマドキの大学ゼミ】「トンネル研究」…なにを学ぶ? NEXCO東日本も注目
2024.05.22

【イマドキの大学ゼミ】「トンネル研究」…なにを学ぶ? NEXCO東日本も注目

日本は世界有数の「トンネル大国」です。トンネルは人や車、鉄道だけでなく、水や電力なども運ぶための重要なインフラ構造物です。東京都立大学都市環境学部都市基盤環境学科では、安全で豊かな社会基盤を創造するための工学を学びます。学部4年次からはゼミに所属して専門的な研究をし、半数以上が大学院にまで進み

坑内待機時間40%削減…トンネル工事を可視化、清水建設がAIシステム
2024.05.22

坑内待機時間40%削減…トンネル工事を可視化、清水建設がAIシステム

清水建設は山岳トンネル工事で、人工知能(AI)がウェブカメラのライブ映像を基に坑内の作業状況を自動判定し、チャットツールで施工関係者へリアルタイムに通知する「AIサイクル自動判定システム」を開発した。トンネル先端部の作業状況を可視化でき、現場職員による施工管理業務を効率化できる。