# 小結

平戸海、秋場所期間中も境川親方から間近で指導「その場で教えていただけるのはありがたい」
2024.09.02

平戸海、秋場所期間中も境川親方から間近で指導「その場で教えていただけるのはありがたい」

■大相撲秋場所だより(8日初日、両国国技館)小結平戸海(24)は2日、東京・足立区の境川部屋で幕内佐田の海や幕下力士と計18番取って17勝。得意の右差しから一気に寄る速攻がさえた。「けがをしないように気合を入れてやっている」。3日には荒汐部屋へ出稽古に赴き、初日へ向けて熱が入る。

元小結千代天山が死去、48歳 新入幕から3場所連続三賞―大相撲
2024.08.30

元小結千代天山が死去、48歳 新入幕から3場所連続三賞―大相撲

 大相撲の元小結千代天山の角大八郎(すみ・だいはちろう)さんが死去したことが30日、分かった。 48歳だった。関係者が明らかにした。近年は体調を崩していたという。 大阪府出身。九重部屋から1991年春場所で初土俵を踏んだ。体の柔らかさを生かした取り口で出世し、97年

元小結千代天山が48歳で死去 新入幕から3場所連続三賞受賞
2024.08.30

元小結千代天山が48歳で死去 新入幕から3場所連続三賞受賞

 大相撲の元小結千代天山の角大八郎(すみ・だいはちろう)さんが死去したことが30日、関係者の話で分かった。大阪市出身、48歳。 千代天山は中学卒業後に九重部屋へ入門し、1991年春場所初土俵。1997年初場所で新十両、その2年後には新入幕を果たした。 新入幕となった

照ノ富士は初日に新小結・平戸海と対戦 場所前には出稽古で手合わせも 名古屋場所取組編成会議
2024.07.12

照ノ富士は初日に新小結・平戸海と対戦 場所前には出稽古で手合わせも 名古屋場所取組編成会議

 日本相撲協会は12日、大相撲名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の取組編成会議を開き、初日の全取組を発表した。横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)の出場が正式に決まり、初日に新小結・平戸海(24=境川部屋)との対戦が組まれた。 平戸海との対戦は幕内では初めて。大

再十両・藤青雲が新小結・平戸海に7勝4敗 初の役力士との稽古は「感じたことのない圧力でした」
2024.07.08

再十両・藤青雲が新小結・平戸海に7勝4敗 初の役力士との稽古は「感じたことのない圧力でした」

 大相撲の再十両・藤青雲(藤島)が8日、兄弟子の武将山(藤島)らとともに境川部屋に出稽古し、関取衆との申し合い稽古を行った。新小結・平戸海(境川)には7勝4敗と勝ち越した。 初めて三役以上の力士との稽古を行ったという藤青雲。「とにかく速かったです。感じたことない圧力でした。すぐに

平戸海 猛暑の中で充実稽古 照ノ富士から金言もらい「ありがたいことです」
2024.07.06

平戸海 猛暑の中で充実稽古 照ノ富士から金言もらい「ありがたいことです」

 大相撲名古屋場所(14日初日、ドルフィンズアリーナ)で新小結に昇進した平戸海(24=境川部屋)が5日、名古屋市南区の立浪部屋に出向き、横綱・照ノ富士らと関取衆最多となる28番を取って10勝18敗だった。37度を超える猛暑の中、がむしゃらに前に出ることを徹底。「しっかり稽古をしないと勝てないと

平戸海、中学卒業から8年半で新三役「1つの夢だった」 同世代大卒エリートの活躍に刺激受け、三賞と師匠超え誓う【大相撲名古屋場所番付発表】
2024.07.01

平戸海、中学卒業から8年半で新三役「1つの夢だった」 同世代大卒エリートの活躍に刺激受け、三賞と師匠超え誓う【大相撲名古屋場所番付発表】

 日本相撲協会は1日、大相撲名古屋場所(中日新聞社共催)の番付を発表。平戸海(24)=境川=は、新小結の座をつかんだ。 中学卒業後に入門したたたき上げが8年半で新三役に。「入門したときは厳しいかなと思った。力が違いすぎて。諦めそうだった。1つの夢だった」と笑みを浮かべた。

ラジオ番組に自身のコーナーがあった元小結・大徹の湊川親方が退職 相撲協会が発表
2024.07.01

ラジオ番組に自身のコーナーがあった元小結・大徹の湊川親方が退職 相撲協会が発表

 日本相撲協会は1日、元小結・大徹の湊川親方(67、本名・南忠晃、放駒部屋)が6月30日付で退職したと発表した。 福井県大野市出身。1971年名古屋場所で初土俵を踏み、80年初場所で新十両、83年九州場所で新入幕を果たすと87年春場所で福井県出身では昭和以降初となる小結に昇進した

今後の大相撲に望まれるもの~大の里優勝の夏場所を振り返って
2024.06.04

今後の大相撲に望まれるもの~大の里優勝の夏場所を振り返って

 5月26日に終了した大相撲夏場所で、2場所続けて大銀杏が結えない力士が幕内優勝を飾った。23歳の新小結大の里。12勝3敗で初制覇し、幕下10枚目格付け出しデビューから所要7場所での最速記録を達成した。対照的に横綱照ノ富士をはじめ、1横綱2大関が途中休場。またも新鋭に優勝をさらわれ、番付崩壊と

夏場所全休の朝乃山は名古屋場所出場へ 最速V大の里との対戦熱望「当たったことがないので、やってみたい」
2024.06.01

夏場所全休の朝乃山は名古屋場所出場へ 最速V大の里との対戦熱望「当たったことがないので、やってみたい」

 夏場所を全休した小結・朝乃山(高砂)が1日、名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)に出場する意向を示した。この日は東京・両国国技館で行われた元幕内・石浦の間垣親方の引退相撲に姿を見せ、取組にも参加した。 朝乃山は4月25日の春巡業の稽古中に右膝内側側副靱帯(じんたい

「相撲の神様」“初代”大ノ里が果たせなかった優勝に天内家の当代「うれしい」
2024.05.27

「相撲の神様」“初代”大ノ里が果たせなかった優勝に天内家の当代「うれしい」

◆大相撲 夏場所千秋楽(26日、東京・両国国技館) 初土俵から7場所目で最速優勝を果たした新小結・大の里のしこ名の由来となった、大正から昭和初期にかけての名大関と呼ばれた大ノ里萬助の親類がエールを送った。 「大の里」のしこ名は昨年4月、二所ノ関部屋入門に際してつけら

大の里、史上最速幕内優勝 ふるさと石川も歓喜
2024.05.26

大の里、史上最速幕内優勝 ふるさと石川も歓喜

 大相撲夏場所千秋楽の26日、石川県津幡町出身の新小結・大の里(23)が初優勝を決め、ふるさとも歓喜の声で沸いた。 身長192センチの恵まれた体格を生かし、突いてよし、組んでよしの「相撲界のホープ」。同県出身者の優勝は、1999年名古屋場所の関脇・出島=金沢市出身、大鳴戸親方=以

【夏場所】大の里の快挙V 恩師も感激「冗談で死んでもいいと言っていたら、現実になった」
2024.05.26

【夏場所】大の里の快挙V 恩師も感激「冗談で死んでもいいと言っていたら、現実になった」

 恩師も感激だ。大相撲夏場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)、新小結大の里(23=二所ノ関)が関脇阿炎(30=錣山)を押し出して、12勝3敗で初優勝。初土俵から所要7場所の優勝は史上最速記録となった。新小結の優勝は、1957年5月場所の安念山以来67年ぶりの快挙だった。 石川県

大の里 涙の史上最速V「1月、3月と優勝できなくて、こうしてチャンスをものにできてうれしいです」
2024.05.26

大の里 涙の史上最速V「1月、3月と優勝できなくて、こうしてチャンスをものにできてうれしいです」

 大相撲夏場所は26日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、新小結・大の里(23=二所ノ関部屋)が関脇・阿炎(30=錣山部屋)に勝って12勝3敗で初優勝を決めた。初土俵から所要7場所で、幕下付け出しでは横綱・輪島の15場所を更新する史上最速優勝。新小結での優勝は1957年夏場所の安念山以来

大の里が初優勝 所要7場所、最速 夏場所 12勝3敗
2024.05.26

大の里が初優勝 所要7場所、最速 夏場所 12勝3敗

  ●津幡町出身23歳、県勢25年ぶり 大相撲夏場所千秋楽は、26日、東京・両国国技館で行われ、津幡町出身の新小結大の里(23)=本名中村泰輝(だいき)、二所ノ関部屋=が関脇阿炎に勝って12勝3敗とし、初優勝を果たした。石川県勢の幕内優勝は金沢市出身の元大関出島(大鳴戸親方)以来

【速報・大相撲】糸魚川市 海洋高校相撲部出身 新小結・大の里が初優勝 パブリックビューイングで地元歓声【新潟】
2024.05.26

【速報・大相撲】糸魚川市 海洋高校相撲部出身 新小結・大の里が初優勝 パブリックビューイングで地元歓声【新潟】

大相撲夏場所は26日に千秋楽を迎え、新小結で糸魚川市の海洋高校相撲部出身の大の里が初優勝しました。初土俵から7場所目という史上最速の優勝です。2023年春、大相撲・二所ノ関部屋に入門した大の里。石川県出身で「相撲が強くなりたい」と中学・高校と糸魚川で稽古を重ねました。

【夏場所】大の里の改善点を元琴奨菊がズバリ指摘「まだ優勝のチャンスは十分にある」
2024.05.23

【夏場所】大の里の改善点を元琴奨菊がズバリ指摘「まだ優勝のチャンスは十分にある」

 大器の課題とは? 大相撲夏場所11日目(22日、東京・両国国技館)、新小結大の里(23=二所ノ関)が大関豊昇龍(25=立浪)の下手投げに屈して3敗目。優勝争いから一歩後退した。今場所の前半は1横綱2大関を撃破する快進撃。ただ、後半に入ってからは勢いにやや陰りも見えている。ここから逆転Vは可能

【夏場所】大の里 67年ぶり快挙へ邁進 向上心を植え付けた幼少期からの〝過酷トレーニング〟
2024.05.22

【夏場所】大の里 67年ぶり快挙へ邁進 向上心を植え付けた幼少期からの〝過酷トレーニング〟

 大相撲夏場所10日目(21日、東京・両国国技館)、新小結大の里(23=二所ノ関)が幕内豪ノ山(26=武隈)を押し倒して8勝目(2敗)。首位をキープし、終盤戦への弾みをつけた。新小結の優勝となれば67年ぶりという快挙だが、〝躍進〟を続ける大の里には、幼少期からの厳しい鍛錬が支えとなっている。当

琴桜は黒星…大の里は首位をキープ、1差で7人が追う大混戦に/夏場所
2024.05.21

琴桜は黒星…大の里は首位をキープ、1差で7人が追う大混戦に/夏場所

大相撲夏場所10日目(21日、両国国技館)大関陣では琴桜(26)が3日目から休場していた平幕高安(34)の上手投げに屈し、3敗目を喫した。豊昇龍(24)は平幕阿武咲(27)を上手出し投げで下し、4敗のまま。関脇阿炎(30)は平幕宇良(31)を押し倒し勝利。新小結大の里(23)は平

【がんばれ!郷土力士】遠藤返り咲きへ快進撃 十両で全勝
2024.05.21

【がんばれ!郷土力士】遠藤返り咲きへ快進撃 十両で全勝

  ●被災地へ思い「精いっぱいやるだけ」 角界随一の人気を誇る相撲巧者が、約8年ぶりとなる十両の土俵で快進撃を続けている。元小結遠藤(穴水町出身、金沢学院大附属高OB、追手風部屋)は20日、獅司との見応えのある一番で会場を沸かせ、1場所での幕内返り咲きをたぐり寄せる大きな白星をつ