# 小型ロケット
米ロケットスタートアップ企業、海上からの打ち上げに成功–混雑する地上射場の解決策として期待
ロケットスタートアップの米Evolution Spaceは米国時間8月31日、米The Spaceport Companyが運営する海上プラットフォームから小型ロケットの試験打ち上げを実施した。 Evolutionは、2018年創業の米カリフォルニア州モハべを拠点とする新興企業。
民間ロケット「カイロス」、初号機失敗は推進力の予測に問題
宇宙開発企業「スペースワン」(東京都港区)の小型ロケット「カイロス」初号機が今年3月、打ち上げに失敗したのは、推進力が予測をやや下回り、予測に基づき設定した飛行範囲を逸脱したことが原因だった、と同社が発表した。搭載した安全システムが作動し、機体を自動で爆破させた。予測が正しければ飛行を継続で
日本の新興宇宙企業「AstroX」、超小型ロケットの発射試験に成功–高度300mに到達
日本のロケット開発スタートアップ「AstroX」は8月25日、超小型ロケット「kogitsune」の発射実験に成功したと発表した。 AstroXは福島県南相馬市に拠点を置く宇宙スタートアップだ。気球で成層圏までロケットを運び、空中発射する方式での衛星軌道投入を目指している。
民間ロケット、2号機打ち上げへ 1号機は失敗、和歌山・串本から
宇宙事業会社スペースワンは25日、日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」(和歌山県串本町)から、自社の小型ロケット「カイロス」2号機を12月に打ち上げると明らかにした。3月に失敗した1号機については、飛行のための推進力を実際の値よりも高く予測したため、安全な飛行のために設定した範囲
爆発したカイロス、原因は「速度の低下」 12月に打ち上げ挑戦へ
和歌山県串本町で今年3月、打ち上げ直後に爆発した小型ロケット「カイロス」初号機について、宇宙ベンチャー「スペースワン」(東京)は25日、打ち上げ直後の速度が予測よりも遅くなったことでロケットが異常を感知し、自ら爆発したことが失敗の原因だと発表した。対策をとり、衛星5機を載せる2号機を今年12
ホンダロケット、北海道で燃焼実験などに着手 開発の表明以来3年ぶり新情報
【北海道大樹町】2029年までに小型ロケットの打ち上げを目指すホンダが、北海道でロケット用エンジンの燃焼実験などに着手したことが明らかになった。十勝地方の大樹町にある商業宇宙港「北海道スペースポート(HOSPO)」の隣接エリアに独自の実験環境を新設。7月末から9月末にかけて集中的に試験を行う