# 奈良県立民俗博物館

出征前日に父は何を思ったか… 奈良・民俗博物館が「戦時下のくらし」を展示
2024.08.08

出征前日に父は何を思ったか… 奈良・民俗博物館が「戦時下のくらし」を展示

奈良県立民俗博物館(同県大和郡山市)は31日まで、隣接する大和民俗公園内の旧鹿沼家住宅で、日中戦争~昭和20年代の資料を中心に展示する「戦時下のくらし―出征前夜」を開催している。展示は戦地に赴く前日をテーマに構成され、軍服に身を包む長男や嘆き悲しむ母、たばこをふかし複雑な表情を思

奈良県立民俗博物館、約4万5000点の資料をデジタル保存へ
2024.07.30

奈良県立民俗博物館、約4万5000点の資料をデジタル保存へ

 収蔵品の整理や施設の老朽化を理由に長期休館となっている奈良県立民俗博物館。その約4万5000点もの民俗資料を3Dデジタル保存する方針であることを、奈良県の山下真知事が定例会見で発表した。 山下知事は、有識者による委員会を設置し、2025年度内には収集・保存のルールを策定する考え

奈良の民俗博物館、収蔵品増えすぎて全資料を3Dデータ化へ
2024.07.30

奈良の民俗博物館、収蔵品増えすぎて全資料を3Dデータ化へ

 収蔵品が増えすぎたことなどから展示室の公開を一時休止した奈良県立民俗博物館(大和郡山市矢田町)について、山下真知事は30日、保管している民俗資料全てを三次元(3D)データ化する方針を表明した。その上で、収集・保存の基準も今後定め、基準に満たない資料は、県内市町村や民間での保存や展示を公募し、

奈良県立民俗博物館の保管方針発表 不要収蔵品はデジタル化して廃棄
2024.07.30

奈良県立民俗博物館の保管方針発表 不要収蔵品はデジタル化して廃棄

収蔵品の保管のあり方が課題となっている奈良県立民俗博物館(同県大和郡山市)について、山下真知事は30日の定例記者会見で、収蔵品約4万5千点の3Dデジタルアーカイブ化や、専門家による収集・保存ルールの策定などを盛り込んだ「『民俗資料の収集・保存』奈良モデル」を発表した。今後3年間をめどに取り組む

奈良県立民俗博物館巡る山下知事発言受け、日本民具学会が声明 「安易な一括廃棄」懸念  「群として価値」と指摘
2024.07.19

奈良県立民俗博物館巡る山下知事発言受け、日本民具学会が声明 「安易な一括廃棄」懸念  「群として価値」と指摘

 奈良県立民俗博物館(大和郡山市)を巡る山下真知事の発言で注目が集まっている民俗資料の廃棄問題について、民具研究者らでつくる「日本民具学会」は18日、ホームページ上に声明を出した。民具(有形民俗文化財)の収蔵問題は全国各地の課題とした上で、地域によっては「安易な一括廃棄が行われようとしている」

民俗博物館に涼をとる〝氷柱〟登場 「センスいい!」と思いきや… エアコンを使えない切実な理由
2024.07.13

民俗博物館に涼をとる〝氷柱〟登場 「センスいい!」と思いきや… エアコンを使えない切実な理由

「氷柱をご用意しました。扇風機でひんやりした空気を館内に送っています」――。そんな博物館のSNS投稿が話題になりました。氷柱で涼をとるなんてセンスがいいと思いきや、実は「切実な理由」があるといいます。話題になったのは、奈良県大和郡山市にある「県立民俗博物館」の公式Xの投稿です。<

「価値ないものも受け入れ」奈良の博物館、一時休止 展示方針を検討
2024.07.11

「価値ないものも受け入れ」奈良の博物館、一時休止 展示方針を検討

 展示の一時休止が決まった奈良県立民俗博物館(大和郡山市)について、山下真知事は10日の定例会見で、「価値のないものも受け入れてきた」「収蔵の基準と展示のあり方を休止中に検討してほしい」と話した。 生活用具や農具など計約4万5千点を収蔵する同館は、空調の故障など設備の老朽化に加え