# 土壌

土壌汚染と地下水、一体的対応が課題 土壌環境センターの山下会長 9月18日から 地盤技術フォーラム
2024.08.29

土壌汚染と地下水、一体的対応が課題 土壌環境センターの山下会長 9月18日から 地盤技術フォーラム

再開発などの土地利用の際に必要な土壌の健全性調査や汚染対策の最新情報を紹介する「土壌・地下水浄化技術展」が9月18日から東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる。対策技術などを手掛ける企業の団体で、同技術展を共催する土壌環境センターの山下芳浩会長に事業動向などを聞いた。(池田昇)-

〝厄介者〟もみ殻を土壌改良材に 富山のJA 農薬低減と品質向上を両立
2024.08.26

〝厄介者〟もみ殻を土壌改良材に 富山のJA 農薬低減と品質向上を両立

 農地に占める水田の割合が高い富山県のJAいみず野は、地域で出たもみ殻を活用した土壌改良資材の普及に力を注ぐ。もみ殻には稲の生育に必要なシリカ(ケイ酸)が含まれ、これを吸収しやすいよう灰に処理。農薬や化学肥料、生産コストの低減と収量や品質向上の両立が期待できる。 JAはカントリー

月で水を作る新手法!? 中国の研究チームが考案
2024.08.23

月で水を作る新手法!? 中国の研究チームが考案

中国の研究チームが月の土壌から水を作る新たな手法を考案しました。中国国営の中央テレビによりますと、2020年に中国の無人月面探査機・「嫦娥5号」が持ち帰った月のサンプルを調査している中国科学院の研究チームは、月の土壌から水を作る新たな手法を考案したということです。月

「土」でストレスを緩和?腸内細菌やメンタルヘルス向上にも効果的な「土壌有機物」とは
2024.08.12

「土」でストレスを緩和?腸内細菌やメンタルヘルス向上にも効果的な「土壌有機物」とは

私たちの大半は土や泥に“汚い”というイメージを持っている。子供の頃は外で遊ぶたびに「服を汚しちゃダメよ」と言われ、大人になったらなったで根菜の土を徹底的に洗い落す。ところが最近、この現実を変えるような新しい研究結果が次々と発表されている。パンデミックの余波を受け、土が私たちの健康

土壌中のPFAS濃度を測定する方法を開発 暫定マニュアルを公開、農研機構
2024.08.08

土壌中のPFAS濃度を測定する方法を開発 暫定マニュアルを公開、農研機構

 各地で検出が相次ぎ、健康への影響が懸念される有機フッ素化合物PFAS(ピーファス、ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)について、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、土壌中の濃度を測定する方法を開発した。暫定マニュアルを作成し、7月からホームページの公開を始め

環境に優しい農業推進へ 奄美市でセミナー  有機栽培実践する内田さんが講習
2024.07.22

環境に優しい農業推進へ 奄美市でセミナー  有機栽培実践する内田さんが講習

 奄美たんじゅん会(濱手薫会長)主催の「環境・体に優しい野菜作りセミナー」が21日、鹿児島県奄美市名瀬のアマホームPLAZAであった。島内外から約40人が参加。神奈川県平塚市で有機野菜の栽培事業などを手掛ける「いかす」の内田達也取締役(48)の講習を通し、地球にも人にも優しい農法のほか、家庭菜

初心者でも安心! アジサイの育て方と手入れ方法
2024.07.06

初心者でも安心! アジサイの育て方と手入れ方法

アジサイは最も人気のある庭の花のひとつ。その理由は簡単。育てるのが簡単で、たくさんの美しい花を咲かせるからだ。アジサイには5つの主要な種類があり、どれも似たような生育環境を必要とするけれど、どこに住んでいてもその住環境にあったアジサイが必ず見つかるほどの品種も揃っている。鉢植えでアジサイを植え

「葉を触れば栄養がわかる」長野・佐久穂町「のらくら農場」がたどり着いた「面白い農業」の作り方
2024.06.30

「葉を触れば栄養がわかる」長野・佐久穂町「のらくら農場」がたどり着いた「面白い農業」の作り方

----------農業離れが叫ばれて久しい現代、農業従事者不足は機械化によって解決するという向きも多い。実際にドローンやAIを駆使した農業が導入され、効果を発揮しはじめているが、翻って農作業は「不要な仕事」なのかという問いが浮かぶ。ゆくゆくは人の身体の一部になる野菜の質や価値は

”農・漁循環”へクラウドファンディング ホタテ貝殻で畑を元気に 北海道津別町
2024.06.27

”農・漁循環”へクラウドファンディング ホタテ貝殻で畑を元気に 北海道津別町

 北海道津別町の矢作農場は、JAや地元大学と連携し、ホタテ貝殻を使った土壌改良材の効果を実証するためにクラウドファンディング(CF)を始めた。実証では、タマネギを栽培して効果や収量などを確かめる。ホタテ貝殻を持て余す地域は多く、各地で土壌改良材の活用を広げることで、農業と漁業の連携による循環型

宇宙資源開発で先行も ハイテク強化狙う 中国月面探査
2024.06.26

宇宙資源開発で先行も ハイテク強化狙う 中国月面探査

 【北京時事】月の裏側で土壌を採取した中国の無人探査機「嫦娥6号」が地球に帰還した。 月の土壌は米国と旧ソ連も採取しているが、裏側からは世界初。中国は得られた知見を国有企業などと共有し、科学技術の振興やハイテク産業の強化につなげる構えだ。宇宙資源開発で先行することを目指す。

月裏側の土壌、地球に 世界初、中国探査機が帰還
2024.06.25

月裏側の土壌、地球に 世界初、中国探査機が帰還

 【北京時事】月の裏側の土壌試料を採取した中国無人探査機「嫦娥6号」が25日午後(日本時間同)、地球に帰還した。 砂や石を持ち帰ることに成功したとみられ、確認されれば世界初。月の裏側には貴重な資源が眠っている可能性があり、世界は中国の試料分析結果に注目する。一方で「中国脅威論」も

三菱自動車の敷地で環境基準を超えるフッ素…使用履歴はなし 愛知県岡崎市
2024.06.25

三菱自動車の敷地で環境基準を超えるフッ素…使用履歴はなし 愛知県岡崎市

三菱自動車のEV技術センター(愛知県岡崎市)において、一部の土壌から環境基準を超えるフッ素が確認された。三菱自動車では、当該エリアの過去の業務活動においてフッ素を使用していた履歴がなく、環境基準を超過した原因は不明だ。三菱自動車は、同社のEV技術センターの水道埋設配管の更新工事に

【交通情報】JR東海道本線・熱海~東田子の浦で上下線とも運転見合わせ 土壌雨量が規制値に達する 静岡
2024.06.18

【交通情報】JR東海道本線・熱海~東田子の浦で上下線とも運転見合わせ 土壌雨量が規制値に達する 静岡

JR東海道本線は土壌雨量が規制値に達したことから、上下線とも18日午後3時半頃から熱海~東田子の浦間で運転を見合わせています。また、この影響で東田子の浦~浜松間で列車に遅れが出ています。一方、JR御殿場線も土壌雨量が規制値に達したことから御殿場~沼津間で上下線とも運

「第2期復興・創生期間」終了後の財源確保など求め 内堀知事が国に要望活動<福島県>
2024.06.07

「第2期復興・創生期間」終了後の財源確保など求め 内堀知事が国に要望活動<福島県>

内堀福島県知事は6月7日、令和7年度の国の予算編成に向けた要望活動として、関係省庁や県選出の国会議員などを訪問した。要望では、令和7年度までの「第2期復興・創生期間」後の十分な財源と枠組みの確保や、中間貯蔵施設に保管されている除染土壌などの最終処分における令和7年度以降の工程の明

月裏側土壌、地球へ 帰還機に格納 中国
2024.06.06

月裏側土壌、地球へ 帰還機に格納 中国

 【北京時事】月の裏側で土壌試料を採取して飛び立った中国無人探査機「嫦娥6号」が6日、月軌道で待機する機体との合体に成功し、地球に戻る準備が整った。 月の裏側の土壌を持ち帰ることに成功すれば世界初となる。 採取した土壌を帰還機に格納する作業も成功。タイミングを見計ら

旧ビッグモータ街路樹問題 存続会社に土壌調査費など約200万円を請求 福岡・古賀市
2024.06.06

旧ビッグモータ街路樹問題 存続会社に土壌調査費など約200万円を請求 福岡・古賀市

中古車販売大手旧ビッグモーターの店舗前に植えられていた街路樹が枯れるなどした問題で、福岡県古賀市は、土壌調査費など約200万円を存続会社に請求したと発表しました。■存続会社「支払う意向」古賀市は旧ビッグモーター古賀店の店舗前の街路樹が枯れたとして、約203万円を5日

灯油939リットル漏出 県の施設で土壌の除去作業始まる 大分・豊後大野市
2024.06.03

灯油939リットル漏出 県の施設で土壌の除去作業始まる 大分・豊後大野市

大分県豊後大野市の県農林水産研究指導センターで、灯油が地中に漏れ出していた問題で、現場では応急措置として、3日から灯油を含んだ土壌の除去作業が始まりました。5月29日、豊後大野市にある県農林水産研究指導センターで、地中に埋まっている配管のつなぎ目が腐食し、灯油が漏れ出していたこと

誇り高きシャンパーニュが「評価」 英スパークリングワインの実力、秘密は土に
2024.06.02

誇り高きシャンパーニュが「評価」 英スパークリングワインの実力、秘密は土に

英国産高級スパークリングワインの注目度が高まっている。新興産地ながら専門家の評価はうなぎ登り。元祖高級スパークリングワイン、フランス・シャンパーニュの生産者も一目置き始めた。現地を訪ね、注目される理由を探った。ロンドンの中心部から電車で南へ向かう。窓から外を眺めると、広々とした緑

現在「約1%」しかない草原は“地球温暖化抑制”に効果アリ!? 東京農業大・加藤拓教授がメリットを解説
2024.06.02

現在「約1%」しかない草原は“地球温暖化抑制”に効果アリ!? 東京農業大・加藤拓教授がメリットを解説

川瀬良子がパーソナリティをつとめ、日本の農業を応援するTOKYO FMのラジオ番組「あぐりずむ」。毎週火曜は、農業はもちろん、時代の先を捉えるさまざまな研究をおこなっている東京農業大学の農学研究を紹介します。5月21日(火)、5月28日(火)の放送では、土壌肥料学研究室の加藤拓(かとう・たく)

目標値超の有機フッ素化合物、検出報告は「スリーエムジャパンイノベーション相模原事業所」 情報公開請求で判明
2024.06.01

目標値超の有機フッ素化合物、検出報告は「スリーエムジャパンイノベーション相模原事業所」 情報公開請求で判明

 相模原市中央区南橋本の事業者から有機フッ素化合物(PFAS)検出の報告を受けた市が十分な対応をしていないとして市民団体「相模川さがみ地域協議会」が市に申し入れを行ったことに関連し、同会が再度行った情報公開請求で、この事業者が「スリーエムジャパンイノベーション相模原事業所」だと明らかになった。