# 固有種

マングース、奄美で「根絶」 環境省が宣言、3万2千匹捕獲
2024.09.04

マングース、奄美で「根絶」 環境省が宣言、3万2千匹捕獲

 鹿児島県奄美大島の希少な固有種や在来生物を捕食して生態系に深刻な被害をもたらした特定外来生物のフイリマングースについて、環境省は3日、島内全域での根絶を宣言した。1993年に捕獲事業が始まり、捕獲総数は約3万2千匹。陸域総面積712平方キロという広い範囲で長期間定着したマングースの根絶は世界

奄美大島でマングース根絶 沖縄では見通し立たず
2024.09.04

奄美大島でマングース根絶 沖縄では見通し立たず

環境省は3日、鹿児島県の奄美大島でマングースの根絶を宣言しました。奄美大島では1979年にハブの捕食を目的に約30匹のマングースが放たれましたが、昼に活動するマングースは夜行性のハブには向かわず、アマミノクロウサギなど希少な固有種を捕食し、問題となっていました。奄美

最後のエラブオオコウモリ「モン」死ぬ 国内唯一の飼育生体、平川動物公園
2024.08.16

最後のエラブオオコウモリ「モン」死ぬ 国内唯一の飼育生体、平川動物公園

 鹿児島市の平川動物公園は16日、飼育していたエラブオオコウモリの雄「モン」が13日に老衰のため死んだと発表した。29歳2カ月だった。同園は国内で唯一エラブオオコウモリを飼育しており、最後の1匹だった。これに伴い国内での飼育数はゼロとなった。 モンは1995年に同園で生まれた。園

鹿児島県 『島へ。』最新号 奄美など琉球諸島の生物特集 「固有種」「絶滅危惧種」一大宝庫 大和村クロウサギ施設も紹介
2024.07.28

鹿児島県 『島へ。』最新号 奄美など琉球諸島の生物特集 「固有種」「絶滅危惧種」一大宝庫 大和村クロウサギ施設も紹介

 海風舎刊行の専門雑誌『島へ。』最新号で、「離島は『固有種』と『絶滅危惧種』の一大宝庫」として奄美など琉球諸島の生物を特集している。世界自然遺産登録地もある中、「世界有数の生物多様性のシンボル」を伝えており、来年4月大和村にオープン予定のアマミノクロウサギ新施設も紹介されている。

一度は見たい!「激レア高山植物」が咲く「東北の百名山」5選!
2024.07.11

一度は見たい!「激レア高山植物」が咲く「東北の百名山」5選!

 高山植物のなかには、限られた地域にしか生息していない「固有種」が存在する。これらの固有種は、美しい花を咲かせて登山者を魅了し、山の象徴として親しまれている。 ただし花を咲かせる時期や場所が限られているため、情報を得ていないと見逃してしまうこともあるだろう。そこで、東北の山々で見

米紙「絶滅の危機に瀕する日本のオオサンショウウオの保護活動が、日本の固有種だけでなく“中国種の保護”にもつながっている」
2024.06.21

米紙「絶滅の危機に瀕する日本のオオサンショウウオの保護活動が、日本の固有種だけでなく“中国種の保護”にもつながっている」

日本の川では運が良ければ、大きいもので体長150センチにもなる、珍しい両生類を見つけられるかもしれない。オオサンショウウオだ。日本の特別天然記念物に指定されているこの生き物を求めて、3月の寒い夜、京都大学大学院の学生たちが鴨川を捜索した。オオサンショウウオであればなんでもいいとい

魚類担当職員も「図鑑でしか見たことがない」 エイリアンのような貝の仲間「ヤマトメリベ」長崎ペンギン水族館で初展示
2024.06.12

魚類担当職員も「図鑑でしか見たことがない」 エイリアンのような貝の仲間「ヤマトメリベ」長崎ペンギン水族館で初展示

 ラッパのような大きな口を持ち、エイリアンのような不思議な見た目をした貝の仲間「ヤマトメリベ」が、長崎市宿町の長崎ペンギン水族館で初めて展示されている。全国的にも発見事例は少なく、展示は珍しいという。 ヤマトメリベは、最大50センチにもなる日本固有の大型のウミウシ。水深50メート

鹿児島県 「ウケユリ」保護へ協議 瀬戸内町・請島 自生地の現地視察も 同行規制の運用方法確認
2024.05.25

鹿児島県 「ウケユリ」保護へ協議 瀬戸内町・請島 自生地の現地視察も 同行規制の運用方法確認

 瀬戸内町教育委員会などは22日、奄美群島の固有種「ウケユリ」の視察を同町請島の自生地、大山(標高398㍍)で行った。町立図書館・郷土館職員ほか、町文化財保護審議会(山元俊二会長)、「池地みのり会」(三ノ京浩人会長)が参加。生育状況の確認とともに会合が開かれ、町が2006年以降、大山入山時に義

“黄色のアオガエル”公開 専門家「相当頑張って生きたのでは」
2024.05.24

“黄色のアオガエル”公開 専門家「相当頑張って生きたのでは」

 和歌山県立自然博物館(海南市船尾)で、“黄色のアオガエル”が展示されている。田辺市の畑で発見されたシュレーゲルアオガエルの成体(体長約5センチ)で、一般的には緑色のため、鮮やかな黄色は珍しいという。 博物館によると、シュレーゲルアオガエルは日本固有種で、県内の里山でも多く見られ

『コアラのマーチ』が多様化? カモノハシやウォンバットも登場、ゲーム付き商品を限定販売
2024.05.22

『コアラのマーチ』が多様化? カモノハシやウォンバットも登場、ゲーム付き商品を限定販売

 今年で40周年を迎える『コアラのマーチ』。美味しさと、コアラのマーチくんをはじめとした可愛らしい絵柄でお馴染みの商品だ。ロッテは5月22日の“国際生物多様性の日”に賛同し、コアラのほかにカンガルーやウォンバット、カモノハシ、クォッカワラビーなどが描かれた『固有種のマーチ オーストラリア編』の

城ケ島で守られる“幻のソラマメ”種は門外不出の固有種 小ぶりでもうまくて甘くて濃い
2024.05.18

城ケ島で守られる“幻のソラマメ”種は門外不出の固有種 小ぶりでもうまくて甘くて濃い