# 吉岡師

　6日（土）小倉芝1200メートルでデビューするロードカナロア産駒のプレインコート（牝、吉岡）は全兄に21年マイラーズCなど重賞3勝のケイデンスコールがいる注目の血統だ。　先週土曜には坂路4ハロン53秒1－12秒3。3日は同57秒3－13秒8で最終仕上げを行った。吉岡師は「先週も

　【騎手】菅原明は23度目のJRA・G1騎乗で初勝利。JRA重賞は同馬で制した日経新春杯に続き、今年2勝目で通算10勝目。　【調教師】吉岡師は延べ10頭目のJRA・G1出走で初勝利。JRA重賞はアーリントンC（ディスペランツァ）に続き、今年3勝目で通算5勝目。　【種

　機は熟した。開業5年目の吉岡師がブローザホーンでG1初制覇を狙う。昨年はJRA38勝でキャリアハイを更新。今年は重賞2勝を含め、ここまで18勝を挙げている。吉岡師は「単年で見れば成績が悪かった年もあるんですけど年々、厩舎に入ってくる馬のレベルが上がってきたことで、勝ち星も増えてステップアップ

　前走天皇賞・春2着のブローザホーンは相手の出方を見ることができる8枠12番に決まった。「基本的にはどこでも良かったが偶数枠はいい。最近スタートして加速が付いたり、付かなかったりなので、外の方が流れに乗りやすい」と吉岡師。　木曜朝は運動で体をほぐした。「パンプアップして雰囲気は良

　ブローザホーンは火曜朝、軽快な脚さばきで坂路を駆け上がった。吉岡師は「（坂路）モニター上でも体幹のブレが少ないのが分かる。状態は凄くいいですね」と自信の口ぶり。　前走の天皇賞・春は道中12番手から上がり3F最速で2着。G1でも通用の力を示した。「ポジション取りはジョッキーが考え