# 匿名性

ドタバタのエンターテインメント仕立てで個性が漂白されたスマホ的現在抉る 映画「箱男」
2024.09.08

ドタバタのエンターテインメント仕立てで個性が漂白されたスマホ的現在抉る 映画「箱男」

 TOKYO FMのラジオマン・延江浩さんが音楽や映画、演劇とともに社会を語る連載「RADIO PAPA」。今回は石井岳龍監督の映画「箱男」について。*  *  * 映画「箱男」鑑賞後、地下鉄に乗ると、乗客の多くが「箱男」あるいは「箱女」に見えてきた。

フワちゃん騒動で思い出す“あの日の誹謗中傷”。奥森皐月「こうして命を絶つ人がいるのか、と」
2024.08.27

フワちゃん騒動で思い出す“あの日の誹謗中傷”。奥森皐月「こうして命を絶つ人がいるのか、と」

年間100本以上のお笑いライブに足を運び、週20本以上の芸人ラジオを聴く、19歳・タレントの奥森皐月。今月は、フワちゃんの騒動を切り口に、奥森がこの1年で感じた“SNSの暴力性”と自身の思いを打ち明ける。1年前の8月、バイト先の同僚の人に「奥森さん、『M-1』の季節

映画『箱男』が27年の時を経てついに公開…主演・永瀬正敏が語る原作者・安部公房の「眼力」とは
2024.08.23

映画『箱男』が27年の時を経てついに公開…主演・永瀬正敏が語る原作者・安部公房の「眼力」とは

安部公房原作・石井岳龍監督『箱男』が本日から全国順次公開される。本作はもともと日独合作映画として製作が決まっていたが、1997年、ドイツ・ハンブルクでのクランクイン前日に突如撮影が中止になった経緯がある。そして、27年の時を経てようやく完成、安部公房生誕100周年の今年2月にベル

165人の赤ちゃんが出産当日に殺害・遺棄された…「加害者」となる母親が減らない残念な理由
2024.07.29

165人の赤ちゃんが出産当日に殺害・遺棄された…「加害者」となる母親が減らない残念な理由

生まれたばかりの赤ちゃんが遺棄される事件が後を絶たない。その「加害者」となるのが、予期せぬ妊娠をし、一人で出産するという選択肢を選んだ女性たちだ。なぜ、このような悲惨な事件を防ぐことができないのか。長年「赤ちゃんポスト」を取材してきたノンフィクションライターの三宅玲子さんがリポートする――。<

「怒るよりスルーするのが無難」 なぜ先生は学生を「怒れなく」なっているのか
2024.07.16

「怒るよりスルーするのが無難」 なぜ先生は学生を「怒れなく」なっているのか

若者と接する場面では、「なぜそんな行動をとるのか」「なぜそんな受け取り方をするのか」など理解しがたいことが多々起きる。企業組織を研究する経営学者の舟津昌平氏は、新刊『Z世代化する社会』の中で、それは単に若者が悪いとかおかしいという問題ではなく、もっと違う原因――例えば入社までを過

実名化が前提なら「存在否定」 熊本ゆりかご、市側に反論
2024.06.13

実名化が前提なら「存在否定」 熊本ゆりかご、市側に反論

 親が育てられない乳幼児を匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を運営する熊本市の慈恵病院の蓮田健院長は13日、報道陣の取材に応じ「匿名が認められないと、ゆりかごの存在否定になる」と強調した。市の専門部会が5日、「最後まで匿名を貫くことは容認できない」として、実名化に向けた

匿名性高い通信アプリ使用か JPドラゴン構成員の男
2024.06.12

匿名性高い通信アプリ使用か JPドラゴン構成員の男

 フィリピンで活動する暴力団系の日本人集団「JPドラゴン」の構成員で、特殊詐欺事件に関わったとして福岡県警に逮捕された鹿児嶋孝之容疑者(55)が、一定時間でメッセージが消える秘匿性が高い通信アプリ「テレグラム」に代表される匿名性が高い通信手段を使っていたとみられることが12日、捜査関係者への取

JPドラゴンの男、匿名性高いアプリ使用か
2024.06.12

JPドラゴンの男、匿名性高いアプリ使用か

 フィリピンで活動する暴力団系の日本人集団「JPドラゴン」の構成員で、特殊詐欺事件に関わったとして福岡県警に逮捕された男が、匿名性が高い通信アプリを使っていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。

【池上解説】ニセ池上はなぜなくならない?SNS詐欺横行のワケ
2024.06.01

【池上解説】ニセ池上はなぜなくならない?SNS詐欺横行のワケ

最近SNSやネットサービスに関するニュースをよく目にするようになりました。私の名前を騙った投資詐欺まで登場しています。SNSを使った犯罪はなぜなくならないのか、その理由を解説してまいります。皆さんにとってもSNSはなくてはならない存在になっていると思い

誰にでも起こり得る“ネット炎上”にどう向き合う?唐澤貴洋弁護士と徹底議論!
2024.05.06

誰にでも起こり得る“ネット炎上”にどう向き合う?唐澤貴洋弁護士と徹底議論!