# 出穂期

害虫イネカメムシ早くも大発生 稲の穂が出る前なのに…
2024.07.12

害虫イネカメムシ早くも大発生 稲の穂が出る前なのに…

 「うちの田んぼも大変です」。近年、発生が増えているイネカメムシの越冬地を探った本紙「農家の特報班」の記事を読み、群馬県の水稲農家の50代男性から、イネカメムシの情報が届いた。主に出穂期に飛来するとみられていたが、農家から提供された写真には、出穂期前の青い稲の葉に、同害虫が多数付いていた。

イネカメムシ警戒を 全国的に多発の懸念 農水省の1カ月予報
2024.07.11

イネカメムシ警戒を 全国的に多発の懸念 農水省の1カ月予報

 水稲を加害する斑点米カメムシ類が、全国的に多発する懸念が強まっている。農水省は10日、今後1カ月の病害虫発生予報で、東北や関東、北陸、東海、中国、南九州で発生が「多い」、北海道と近畿、四国、北九州で「やや多い」とした。高温で同害虫が増殖しているとし、特に不稔(ふねん)ももたらすイネカメムシへ

コメ生産の指導者の研修会 コメの高温対策 水管理徹底を 黒石市
2024.06.28

コメ生産の指導者の研修会 コメの高温対策 水管理徹底を 黒石市

コメの生育がこれから重要な出穂期を迎えることから県は高温の場合には水の入れ替えなど管理を徹底するよう呼びかけました。コメ生産の指導者を対象とした研修会が黒石市の農林総合研究所で開かれコメの生育がこれまで順調に推移していることが報告されました。特A評価の奪還をめざす青天の霹靂につい

花巻・豊沢ダム貯水量危機 渇水対策で6月「番水」
2024.05.28

花巻・豊沢ダム貯水量危機 渇水対策で6月「番水」

 花巻市の豊沢ダムの渇水が懸念されることから、豊沢川土地改良区(久保田泰輝理事長)は、用水路の水を北部と南部の田んぼが交替で取水する「番水」を、6月2日に始める。記録的な少雨で渇水に見舞われた1973年の貯水率を下回る危機的な状況。これまでも「中干し」に合わせて断水を実施したことはあるが、番水