# 人生哲学

【89歳の美容家・小林照子さんの人生、そして贈る言葉 】苦しいことに直面したときは「受け身」であれ
2024.07.03

【89歳の美容家・小林照子さんの人生、そして贈る言葉 】苦しいことに直面したときは「受け身」であれ

89歳にしてメイクアップアーティストであり現役美容家としてふたつの会社を経営。戦前に東京で生まれた小林照子さんは、両親と2歳上の兄、年子の妹という5人家族だったが、3歳のときに両親が離婚。その後の照子さんの考え方に影響を与えたようだ。「私は1935年(昭和10年)、現在の東京都練

「うわ、器ちっさ!」と思われている人に足りない2つの要素
2024.06.30

「うわ、器ちっさ!」と思われている人に足りない2つの要素

 「人生は山あり谷あり」という言葉があるが、人生の折り返し地点を迎えた時、“谷”を恐れて現状維持に徹するのは、果たして得策と言えるだろうか?リクルートの初代フェローの人生曲線(エネルギーカーブ)を例に、リスクを取ってリターンを得る意義を学ぼう。本稿は、藤原和博『どう生きる?――人生戦略としての

じつは多い、老後の人生「大失敗する人」に共通する「よくある勘違い」
2024.06.30

じつは多い、老後の人生「大失敗する人」に共通する「よくある勘違い」

 なぜ組織の上層部ほど無能だらけになるのか、張り紙が増えると事故も増える理由とは、飲み残しを放置する夫は経営が下手……。わたしたちはいつまで金銭や時間など限りある「価値」を奪い合うのか。そもそも「経営」とはなんだろうか。 経済思想家の斎藤幸平氏が「資本主義から仕事の楽しさと価値創

鈴木保奈美 亡くなった友人が背中を押してくれた女優復帰「カッコつけるなんて二の次」
2024.06.29

鈴木保奈美 亡くなった友人が背中を押してくれた女優復帰「カッコつけるなんて二の次」

『東京ラブストーリー』をはじめ、トレンディドラマの女王として大人気だった鈴木保奈美(57)。そんななか、出産・育児のため12年間休業、女優復帰してからは朝ドラでの母親役など、以前より幅広い表情を見せてくれている。7月から念願のコメディの舞台へ立つにあたり、あらためて女優復帰した決意と仕事への思

唐沢寿明「これが好き、だから側に置いておきたい」たくさんのものを手にしてきた今、たどり着いた究極の願いとは
2024.06.28

唐沢寿明「これが好き、だから側に置いておきたい」たくさんのものを手にしてきた今、たどり着いた究極の願いとは

 16歳で芸能界に足を踏み入れた唐沢寿明のプロフィールは、THE CHANGEに満ちている。『仮面ライダー』シリーズなどのスーツアクターを経て、ミュージカル『ボーイズレビュー・ステイゴールド』でデビュー。NHK朝の連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』、大河ドラマ『春日局』(NHK)で注目を集め、

ほとんどの人が老後を「大失敗」するのにはハッキリした原因があった…実は誤解されている「お金よりも大事なもの」
2024.06.28

ほとんどの人が老後を「大失敗」するのにはハッキリした原因があった…実は誤解されている「お金よりも大事なもの」

----------元伊藤忠商事会長、そして民間人初の中国大使を務めた丹羽宇一郎さん。仕事に生涯を捧げてきた名経営者も85歳を迎え、人生の佳境に差し掛かった。『老いた今だから』では、歳を重ねた今だからこそ見えてきた日々の楽しみ方が書かれている。※本記事は丹羽宇一郎『

【谷原章介店長のオススメ】車谷長吉「人生の救い」 そぎ落とした価値観で相談にまっすぐ向き合う
2024.06.25

【谷原章介店長のオススメ】車谷長吉「人生の救い」 そぎ落とした価値観で相談にまっすぐ向き合う

 俳優・谷原章介さんが店長としてイチオシの本を紹介する「谷原書店」。今回は、波乱万丈な人生を生きた直木賞作家・車谷長吉(くるまたに・ちょうきつ)さんによる人生相談をまとめた『人生の救い』(朝日文庫)を取り上げます。 第2次世界大戦が終わった1945年、兵庫県の地主の家に生まれた作

森口博子 人生の金言授けてくれた同郷の大スター「すてきでしょう?肩の力がすーっと抜けて」
2024.06.21

森口博子 人生の金言授けてくれた同郷の大スター「すてきでしょう?肩の力がすーっと抜けて」

 歌手でタレントの森口博子(56)が、21日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・55)に出演し、同郷の大スターから授かった2つの金言を明かした。 85年に「水の星に愛をこめて」でCDデビュー。しかし、当時の女性アイドルは冬の時代で、「ザ・ベストテン」など

映画『九十歳。何がめでたい』前田哲監督が語る、主演・草笛光子と原作者・佐藤愛子氏の共通点 “潔く、きれいに生きる”人生の哲学
2024.06.21

映画『九十歳。何がめでたい』前田哲監督が語る、主演・草笛光子と原作者・佐藤愛子氏の共通点 “潔く、きれいに生きる”人生の哲学

 作家・佐藤愛子氏のベストセラーエッセイ『九十歳。何がめでたい』(小学館)が映画化。映画『九十歳。何がめでたい』(製作幹事:TBS 配給:松竹)は6月21日(金)に全国公開となる。佐藤氏を演じるのが、ちょうど90歳を迎えた草笛光子氏というのも話題だ。前田哲監督は、バイタリティ溢れる草笛氏に元気

草笛光子さん90歳!芸歴75年目…悲しみも、寂しさも、誇らしさも、 すべて受け入れて「今」
2024.06.20

草笛光子さん90歳!芸歴75年目…悲しみも、寂しさも、誇らしさも、 すべて受け入れて「今」

ここまで年を重ねてきた喜びも、悲しみも、寂しさも、誇らしさも、すべて受け入れて自分を明るくリードしていく女優として70年以上にわたり第一線で活躍を続け、2023年に90歳を迎えた草笛光子さん。これまでの歩みを振り返りながら、90歳となった

NSXを愛と引き換えに手放す? 迷ったら「勇者ヒンメルならそうした」by『葬送のフリーレン』の精神で前に進むことが大事です【真夜中の自由研究】
2024.06.16

NSXを愛と引き換えに手放す? 迷ったら「勇者ヒンメルならそうした」by『葬送のフリーレン』の精神で前に進むことが大事です【真夜中の自由研究】

最近ある事件が起きたことで話題となったホンダ「NSX」と「NR」。旧車界隈が騒然としたこの事件の関係者と同じく、NSXを20年間所有しているAMW編集部員も思うところがあり、オーナー目線で語ってみることにしました。この事件から得た人生の教訓とはいったい何だったのでしょうか。すこし

「70歳でヨボヨボの人」と「70歳で快活な人」は何が違うのか…米国の実験が証明した
2024.06.15

「70歳でヨボヨボの人」と「70歳で快活な人」は何が違うのか…米国の実験が証明した"若々しさ"の源

年を重ねても健康で活力のある人は何が違うのか。韓国の精神分析医キム・ヘナムさんは「健康に年を取りたいのなら、自分の身体年齢にあまり固執しないことだ。また、年を取っても可能な限り自力で日常生活を送ったほうがいい」という――。 ※本稿は、キム・ヘナム著、渡辺麻土香訳『「大人」を開放す

美術家・横尾忠則が87歳になり死を意識…「終活して逝くってしんどい」と語る理由
2024.06.13

美術家・横尾忠則が87歳になり死を意識…「終活して逝くってしんどい」と語る理由

 昨今の日本社会は、老人にシロクロをつけるよう求めがちだ。いわく、年相応に生きよ、遺族の迷惑にならぬよう終活せよ……。そんな風潮に対して、御年87歳の横尾忠則は、何を思うのか。※本稿は、横尾忠則『死後を生きる生き方』(集英社新書)の一部を抜粋・編集したものです。● 自分の目と鼻の

Appleをつくったもう1人。共同創業者スティーブ・ウォズニアックが提唱する「幸せの方程式」
2024.06.07

Appleをつくったもう1人。共同創業者スティーブ・ウォズニアックが提唱する「幸せの方程式」

2024年のコロラド大学ボルダー校の卒業式で行なったスピーチで、Appleの共同創設者であるスティーブ・ウォズニアックは、問題に対して建設的な考え方で取り組むことの重要性を強調しました。エンジニアであるウォズニアックらしく、彼はそれを数学の方程式の形で示したのです。ウォズニアック

多くの人が知らない、人生で「失敗する人」の意外な特徴
2024.06.04

多くの人が知らない、人生で「失敗する人」の意外な特徴

 なぜ組織の上層部ほど無能だらけになるのか、張り紙が増えると事故も増える理由とは、飲み残しを放置する夫は経営が下手……。 わたしたちはいつまで金銭や時間など限りある「価値」を奪い合うのか? いまこそ「経営」が企業やお金儲けのためにあるという考え方を変えるときかもしれない。13万部

市原隼人37歳、愛機・カワサキZ1でのアメリカ横断が夢「生きているうちにやれることは全部やっておきたい」
2024.06.02

市原隼人37歳、愛機・カワサキZ1でのアメリカ横断が夢「生きているうちにやれることは全部やっておきたい」

“漢”という言葉がこれほど似合う男はいないだろう。俳優・市原隼人。『WATER BOYS2』、『ROOKIES』といった学園ドラマでの熱いキャラが印象的な市原さんだが、近年では『鎌倉殿の13人』、『正直不動産』などではスマートで大人のキャラを好演している。そんな市原に「THE CHANGE」に

「僕は居心地がよくなかった」 噺家生活15年・月亭方正が落語にのめり込んだ理由 立川志の輔に「『鼠穴』を教えてください」と直談判
2024.05.30

「僕は居心地がよくなかった」 噺家生活15年・月亭方正が落語にのめり込んだ理由 立川志の輔に「『鼠穴』を教えてください」と直談判

 40歳にして落語家への転身を志し、今年で噺家生活15周年を迎えた月亭方正(56)。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』をはじめ、テレビで活躍していた方正が2008年、落語への挑戦を発表すると衝撃をもって受け止められた。テレビタレントから落語の道を選んだ経緯を、ノンフィクションライター

「一見無謀な挑戦をする者たちが…」GACKT流の生き方指南にファン感銘「迷いが消えました」
2024.05.29

「一見無謀な挑戦をする者たちが…」GACKT流の生き方指南にファン感銘「迷いが消えました」

 ミュージシャンGACKT(50)が29日までにX(旧ツイッター)を更新。人生に迷いが生じた際などの“GACKT流”の生き方についてつづった。 GACKTは「最近、足踏みしている連中が多いから これが参考になればと思い書いてる」と切り出し、「チャレンジをしない人生は本当に面白く無

家族の幸せには「稼ぐしかない」と信じていた…3歳の娘に「パパ、お仕事行かないで」と言われて一変させたこと
2024.05.26

家族の幸せには「稼ぐしかない」と信じていた…3歳の娘に「パパ、お仕事行かないで」と言われて一変させたこと

幸せに生きるためには何が必要なのか。YouTubeチャンネル「森ケの日常」(チャンネル登録者数85.1万人)を配信する森三久さんは「以前はとにかく働いて稼げば幸せになれると思い込んでいた。だが娘のある一言をきっかけに、幸せとは何か、考え方が変わった」という――。 ※本稿は、森三久

いくら目標達成しても幸せを感じられない人の思考回路(滝川徹 時短コンサルタント)
2024.05.21

いくら目標達成しても幸せを感じられない人の思考回路(滝川徹 時短コンサルタント)

キャリアで成功したり、パートナーができたりなど、今望んでいる夢や目標が実現すれば幸せになれる。そう信じてがんばってる人も多いだろう。しかし実は、これらを達成しても幸せになれるとは限らない。そう語るのは現役会社員・時短コンサルタントの滝川徹氏。今回は、滝川氏の著書『細分化して片付け