# 予科練

特攻機描き、示した鎮魂 茨城・阿見で元予科練生の油絵展
2024.09.15

特攻機描き、示した鎮魂 茨城・阿見で元予科練生の油絵展

 太平洋戦争で亡くなった特攻隊員らへの鎮魂の願いを込め、元海軍飛行予科練習生(予科練生)の加納康夫さんが戦後にライフワークとして描いた油絵15点を展示した「海軍機絵画展Ⅰ」が茨城県阿見町の予科練平和記念館で開かれている。作中に描かれた軍機の多くは特攻に使われた機種で、学芸員の山下裕美子さん(4

茨城の予科練記念館で10日に朗読劇、特攻隊員と猫の物語など 敷島隊出撃から80年
2024.08.07

茨城の予科練記念館で10日に朗読劇、特攻隊員と猫の物語など 敷島隊出撃から80年

茨城県阿見町の予科練平和祈念館で10日、戦争の体験や記憶を語り継ぐための朗読劇が上演される。実話をもとにした「ぼくモグラになった予科練」と、創作の「特攻基地の三毛猫」の2作で、子供から高齢者まで幅広い年齢層を対象としている。今年は特攻隊の初出撃から80年の節目に当たり、同館は「特攻隊員に大勢の

「昭和二十一年度採用」の海軍志願兵徴募ポスター 戦争のリアルとは
2024.07.30

「昭和二十一年度採用」の海軍志願兵徴募ポスター 戦争のリアルとは

 はためく旭日(きょくじつ)旗と、3機の零戦。旧海軍省が作った海軍志願兵徴募のポスターには、「昭和二十一年度採用」とある。西暦では1946年度。戦争は終わっているが……。 茶色く変色したこのポスター。京都府宇治市歴史資料館(同市折居台1丁目)の企画展「戦争遺品展 戦時中のくらし」