# ニッケル系ステンレス

Ni系ステンレススクラップ 1万円続落19万円割れ 円高で輸出向け先行下落
2024.09.10

Ni系ステンレススクラップ 1万円続落19万円割れ 円高で輸出向け先行下落

 ニッケル系ステンレススクラップ相場は9日に1万円続落し、SUS304系(18クロム―8ニッケル)スクラップのメーカー炉前価格はトン当たり19万円を割った。ロンドン金属取引所(LME)のニッケル価格はトン1万6000ドルを挟んで比較的安定しているが、海外の需要減や為替が円高に振れていることで輸

Ni系ステンレススクラップ 5カ月ぶり20万円割れ 関東炉前価格5000円続落
2024.09.03

Ni系ステンレススクラップ 5カ月ぶり20万円割れ 関東炉前価格5000円続落

 ニッケル系ステンレススクラップ相場は2日に5000円方続落し、指標品種の関東地区メーカーの炉前価格は中心値でトン当たり20万円を割った。20万円割れは本年4月以来5カ月ぶり。足元、ロンドン金属取引所(LME)のニッケル価格は7月下旬のトン当たり1万5000ドル台から若干値を戻しているが、これ

Ni系ステンレス冷薄 東西市況、上伸 価格転嫁は道半ば
2024.08.08

Ni系ステンレス冷薄 東西市況、上伸 価格転嫁は道半ば

 東西のニッケル系ステンレス冷延薄板市況は先月、トン2万円上伸し市中相場(SUS304、2B、2ミリ)は同62万円となった。約2年ぶりに市況が反発したが、今月も同1万―2万円の上値をうかがうなど、上伸局面が続きそうだ。メーカーの値上げ分の転嫁が道半ばのため、流通は引き続き価格転嫁を進める。