# ウェッブ宇宙望遠鏡

新たな星の成長を伝える“砂時計” ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した暗黒星雲「L1527」
8時間前

新たな星の成長を伝える“砂時計” ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した暗黒星雲「L1527」

こちらは「おうし座(牡牛座)」の方向約460光年先の暗黒星雲「L1527」です。赤く輝く中心点から上下の方向へ青白い砂時計のような構造が広がっていく様子が捉えられています。この画像は「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope: JWST

133億光年先の星団発見 最も遠方、宇宙初期に誕生
2024.07.04

133億光年先の星団発見 最も遠方、宇宙初期に誕生

 早稲田大や名古屋大などの研究チームは4日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で、地球から133億光年離れた銀河の中に恒星の集まり(星団)を五つ発見したと発表した。これまでに見つかった中で最も遠い。約138億年前に起きたビッグバンから4億6千万年後に当たり、宇宙初期に誕生したという。

これまでで最も遠い、133億光年離れた星団を捉える–「重力レンズ効果」で発見
2024.07.04

これまでで最も遠い、133億光年離れた星団を捉える–「重力レンズ効果」で発見

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope:JWST)が、133億光年離れた銀河の中に、これまでで最遠方の「星団」を発見したことが明かされた。英科学誌「Nature」に6月24日に掲載された。 早稲田大学や千葉大学、名古屋大学、筑波大学な

若き星々が照らす星雲の輝き ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した“へび座”の反射星雲
2024.07.02

若き星々が照らす星雲の輝き ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した“へび座”の反射星雲

こちらは「へび座(蛇座)」の方向約1300光年先の反射星雲「Serpens Nebula」です。反射星雲とは、ガスや塵(ダスト)の集まりである分子雲が近くの恒星の光を反射することで輝いて見える星雲のこと。画像の星雲は新たな星が誕生している星形成領域であり、約10万歳の若い星々が密集する星団が存

宇宙にそり立つ「創造の柱」の3D映像。まるで星雲の中を飛ぶよう
2024.07.02

宇宙にそり立つ「創造の柱」の3D映像。まるで星雲の中を飛ぶよう

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した星雲「創造の柱」。NASAがその詳細な3Dグラフィックスを公開しました。まるで、星雲の中を飛行しているようです。「創造の柱(Pillars of Creation)」とは、地球から6500光年ほど離れた“わし星雲”の一部であるガスと塵ででき

ウェッブ宇宙望遠鏡で観測した“りょうけん座”のスターバースト銀河「NGC 4449」
2024.06.23

ウェッブ宇宙望遠鏡で観測した“りょうけん座”のスターバースト銀河「NGC 4449」

こちらは「りょうけん座(猟犬座)」の方向約1250万光年先の不規則銀河「NGC 4449」です。NGC 4449はスターバースト(爆発的な星形成活動)が観測されているスターバースト銀河のひとつとして知られています。欧州宇宙機関(ESA)によると、NGC 4449では数十億年にわた

観測史上最も古くて最も遠い超新星爆発を発見、120億年前、人間なら10代の若い宇宙
2024.06.20

観測史上最も古くて最も遠い超新星爆発を発見、120億年前、人間なら10代の若い宇宙

 遠く離れた超新星を観測することは、過去をさかのぼるようなものだ。超新星爆発は天文学者に、何十億年も前の宇宙がどのような姿だったかを教えてくれる。天文学者たちは現在、遠くにある宇宙初期の超新星をこれまでより10倍も多く発見しており、6月7日付けで査読前論文を投稿するサーバー「arXiv」に発表

約338億光年かなたの銀河「JADES-GS-z14-0」を発見 観測史上最も遠い銀河
2024.06.16

約338億光年かなたの銀河「JADES-GS-z14-0」を発見 観測史上最も遠い銀河

宇宙に無数に存在する「銀河」がいつ頃誕生したのかはよく分かっていません。初期の宇宙に存在する銀河の数や大きさは、宇宙がどのように誕生し進化したのかを探る上での基礎的な情報となります。ピサ高等師範学校のStefano Carniani氏を筆頭著者とする国際研究チームは、「ジェイムズ

正面から見た“りゅうこつ座”の棒渦巻銀河「NGC 3059」 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影
2024.06.08

正面から見た“りゅうこつ座”の棒渦巻銀河「NGC 3059」 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影

こちらは「りゅうこつ座(竜骨座)」の方向約5700万光年先の棒渦巻銀河「NGC 3059」です。棒渦巻銀河とは中心部に棒状の構造が存在する渦巻銀河のことで、私たちが住む天の川銀河をはじめ、渦巻銀河全体の約3分の2は中心に棒状構造を持つとされています。地球に対して正面を向けた位置関係にあるNGC

ジェームズ・ウェッブ望遠鏡、宇宙の初期段階の3つの銀河を観測…「暗黒時代」への理解を深める材料に(海外)
2024.06.03

ジェームズ・ウェッブ望遠鏡、宇宙の初期段階の3つの銀河を観測…「暗黒時代」への理解を深める材料に(海外)

NASAのジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、宇宙の初期段階にある3つの銀河を観測した。これらは我々の住む宇宙の誕生から4~6億年後に形成されていた可能性が高い。初期の銀河と星の形成を研究することで、天文学者らは「宇宙の暗黒時代」への理解を深めることができる。

星形成領域が彩る“おとめ座”の棒渦巻銀河「NGC 4731」 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影
2024.05.31

星形成領域が彩る“おとめ座”の棒渦巻銀河「NGC 4731」 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影

こちらは「おとめ座(乙女座)」の方向約4300万光年先の棒渦巻銀河「NGC 4731」です。棒渦巻銀河とは中心部に棒状の構造が存在する渦巻銀河のことで、私たちが住む天の川銀河をはじめ、渦巻銀河全体の約3分の2は中心に棒状構造を持つとされています。棒状構造の両端からゆるい弧を描きつつ伸びていく青

ウェッブ望遠鏡、最古の銀河確認 ビッグバン後2億9000万年のもの
2024.05.31

ウェッブ望遠鏡、最古の銀河確認 ビッグバン後2億9000万年のもの

【AFP=時事】米航空宇宙局(NASA)は30日、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope)が、これまで確認されている中で最も古い銀河を発見したと発表した。発見された銀河は、138億年前に宇宙が誕生したビッグバン(Big Bang)から2億9000万

虹が見えた。溶けた鉄の雨が降る、灼熱の星で
2024.05.15

虹が見えた。溶けた鉄の雨が降る、灼熱の星で

きらびやかな球状星団の輝き ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した「NGC 6440」
2024.05.05

きらびやかな球状星団の輝き ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した「NGC 6440」

ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した暗黒星雲「馬頭星雲」のクローズアップ
2024.05.03

ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した暗黒星雲「馬頭星雲」のクローズアップ