FC東京 U―23米国遠征組が躍動 松木玖生が負傷交代も5戦ぶり白星けん引

AI要約

FC東京が敵地で鳥栖に1-0で勝利し、若手選手がチームをけん引した。

松木玖生をはじめとするU-23日本代表選手4人が先発し、良いプレーを見せた。

クラモフスキー監督は勝ちに値するプレーを出せたと述べ、4選手はパリ五輪メンバー入りを目指す。

FC東京 U―23米国遠征組が躍動 松木玖生が負傷交代も5戦ぶり白星けん引

 ◇明治安田生命J1リーグ第17節第1日 FC東京1-0鳥栖(2024年5月31日 駅スタ)

 明治安田J1リーグは31日、「金J」の1試合が行われ、FC東京が敵地で鳥栖に1―0で勝利した。左太腿裏痛のため、大事を取って後半31分に退いたMF松木玖生(くりゅう、21)をはじめ、今月に米国遠征を行うU―23日本代表に選出された4選手が躍動。5戦ぶり白星をつかんだ。

 FC東京が誇る若い力がチームをけん引した。前半11分にDF木本の約1年半ぶりの得点で先制すると、同23分に松木がゴールネットを揺らした。VAR判定で取り消しとなったが、左太腿裏を痛めて自ら交代を要求した後半31分まで積極的にプレー。5戦ぶり白星にクラモフスキー監督は「勝ちに値するプレーを出せた」と満足げに振り返った。

 前日に発表されたU―23日本代表には松木のほか、GK野沢、DFバングーナガンデ、FW荒木が選出。この日は4人がそろって先発した。守備では野沢が好セーブでチームを救い、松木、荒木が攻撃の起点に。心配された松木も大事を取っての交代だったという。4選手は代表でも息の合ったプレーでパリ五輪メンバー入りを目指す。