今もなお比較される《イングランドが生んだ3人の天才MF》 ジェラード、ランパード、スコールズの誰がベストか?

AI要約

ウェイン・ルーニーは、スティーブン・ジェラード、フランク・ランパード、ポール・スコールズというイングランド代表の黄金世代の3人について、彼らの違いを語っている。

ジェラードはオールラウンダーとして最高であり、ランパードはゴールを決める力が特筆され、スコールズは適応力に優れていたとルーニーは述べている。

ルーニーは、3人全てがワールドクラスの選手であるとしながらも、総合力を考えるとジェラードが優れていると結論付けている。

今もなお比較される《イングランドが生んだ3人の天才MF》 ジェラード、ランパード、スコールズの誰がベストか?

スティーブン・ジェラード、フランク・ランパード、ポール・スコールズ。イングランド代表の黄金世代の3人であり、プレミアリーグを代表する3人だ。いずれもレジェンドなのは間違いないが、今もなお「誰が最高のMFか」という議論が繰り広げられることもある。

そんななか、代表でこの3人とチームメイトであったウェイン・ルーニーは比較される3人の違いを『The Overlap』にて話している。英『Daily Mail』が伝えた。ルーニーは、「一緒にプレイした中で最高の選手はクリスティアーノ・ロナウドだ」と最初に語り、イングランドが生んだ3人の天才MFについて自身の見解を話している。

「ポール・スコールズ、スティーブン・ジェラード、フランク・ランパードはみんな違う。オールラウンダーとして、スティービー(ジェラードの愛称)は最高だ。彼は守備もできるし、パスもできる。走ることも、タックルもできるし、ゴールも決められる。セットプレイだってできる。オールラウンダーとしての彼はその観点から見ればベストだ」

「ゴールを決めるという点では、ランプス(ランパードの愛称)が最高だった。彼が中盤から決めたゴールは信じられないようなものだった。技術的にはスティービーやスコルジー(スコールズの愛称)のレベルではなかったが、中盤からゴールを決めるのが得意な選手は他にいなかった」

「スコルジーは適応力だ。それが彼を素晴らしい選手にした。彼は若い頃はストライカーで、そこから10番、そして中盤、さらに深い位置の中盤としてゲームを支配するようになった。他の2人(ジェラード、ランパード)は彼ほど試合をコントロールできなかったと思う」

「全員がワールドクラスの選手だった。スティービーはマンチェスター・ユナイテッドに来て、トッププレイヤーになり、スコールズができたようなことができるだろう。でもスコールズがリヴァプールでスティービーがやったようなことができるとは思えない」

同じ中盤というポジションということで度々比較される3人だが、全員と共にプレイしたルーニーはそれぞれ違う特性を持つ選手であると語った。それでも総合的な側面から考えると、ジェラードが優れていると考えているようだ。