【U23日本代表】オーバーエージ選出なし 山本ND「難しい調整。頑張りますとしか言いようが」

AI要約

日本サッカー協会(JFA)は30日、U-23日本代表メンバー25人を発表。OA選手は不在。

選考は難航し、移籍や五輪意思など個々の事情が影響。選手の出場意欲とクラブの了承が必要。

予備登録リストには有力選手が含まれ、DF陣の一部は移籍が噂されるなか、代表招集には厳しい状況。

【U23日本代表】オーバーエージ選出なし 山本ND「難しい調整。頑張りますとしか言いようが」

 日本サッカー協会(JFA)は30日、都内で、米国遠征(6月7、11日・カンザスシティー)に臨むU-23(23歳以下)日本代表メンバー25人を発表した。24歳以上の特別枠オーバーエージ(OA)の選手は選出されなかった。

 山本昌邦ナショナルチームダイレクター(ND=66)は選考状況について「極めて難しい調整になっている。メンバー登録のギリギリのところまで努力を続けていく。頑張りますというしか言いようがありません」と語った。

 「A代表の選手が中心になる」としつつ、「ハードルが多い。個人の五輪に出場したいという意思があって、所属クラブの了承も取らなきゃいけない」。

 オフシーズンの移籍による影響についても「今回、移籍の可能性が高い選手も多い。移籍先が決まって、そこから交渉に入っていく過程なので、ハードルはかなり難しさを極めている」と厳しい状況であることを認めた。

 候補入りしている人数も「具体的な数字はちょっとご勘弁していただければ」と言葉を濁した。

 予備登録リストには、遠藤航(31=リバプール)と守田英正(29=スポルティング)らが入っている模様。DF陣では板倉(ボルシアMG)と町田(サンジロワーズ)は今夏移籍がささやかれおり、谷口(アルラヤン)、冨安(アーセナル)、伊藤洋(シュツットガルト)らの招集も厳しい状況という。