【NBA】崖っぷちのウルブズが意地の1勝!主軸3人がファウルトラブルもタウンズ、エドワーズの活躍で接戦を制す<DUNKSHOOT>

AI要約

ミネソタ・ティンバーウルブズとダラス・マーベリックスの試合でウルブズが105-100で勝利し、シリーズ初勝利を挙げた。

ウルブズがエース選手のファウルトラブルに苦しむ中、タウンズやエドワーズが活躍してリードを守った。

ウルブズはエドワーズが29得点、タウンズが25得点など多彩な選手が貢献し、マブズのドンチッチは28得点でトリプルダブルを達成も敗れた。

【NBA】崖っぷちのウルブズが意地の1勝!主軸3人がファウルトラブルもタウンズ、エドワーズの活躍で接戦を制す<DUNKSHOOT>

 現地時間5月28日、ミネソタ・ティンバーウルブズ(第3シード)とダラス・マーベリックス(第5シード)によるウエスタン・カンファレンス決勝第4戦が行なわれ、105-100でウルブズが勝利。シリーズ初勝利(1勝3敗)をあげ、敗退を免れた。

 第1クォーターはあとがないウルブズが27-20、第2クォーターは29-22とマブズが制して、前半は49-49とまったくの五分。アンソニー・エドワーズ、ルカ・ドンチッチと互いのエースが各17得点を奪ったが、ウルブズはエドワーズとカール・アンソニー・タウンズ、ルディ・ゴベアの3人が前半で3ファウルと不安要素を抱えたなか後半を迎えた。

 第3クォーター、ウルブズはタウンズが開始4分25秒に4つ目のファウルを犯すも、直後に3点プレーと3ポイントを成功させて6点のリードを奪う。だがその後に5つ目のファウルを吹かれてベンチへ。エドワーズとゴベアも同クォーター中に4つ目をコールされるが、なんとかリードを守って終盤に突入する。

 

 78-73とウルブズの5点リードで迎えた第4クォーター。両チームともランの応酬で同点・逆転の展開が続くなか、残り6分を切ってタウンズが連続3ポイントを決めて再び5点差に。残り3分過ぎには6点差に広げる3ポイントも決めるが、1分38秒にドンチッチのフェイントにつられてタウンズがファウルアウト。

 その後カイリー・アービングのレイアップでマブズが3点差に迫ったものの、残り38.8秒にエドワーズがプルアップジャンパーを決めて、これが決勝点に。マブズは残り13.2秒にドンチッチがファウルを受けながら3ポイントをねじ込むミラクルもあったが、決めれば2点差となるフリースローを落として万事休すとなった。

 敵地で意地の1勝をあげたウルブズはエドワーズが29得点、10リバウンド、9アシスト(5ファウル)、タウンズが3ポイント4/5で25得点(6ファウル)、ゴベアが13得点、10リバウンド(5ファウル)をマーク。そのほかマイク・コンリーが14得点、7アシスト、4スティール、ジェイデン・マクダニエルズが10得点と攻守で貢献した。

 一方、スウィープを逃したマブズは、ドンチッチが28得点に15リバウンド、10アシストでトリプルダブルを達成。ベンチからジェイデン・ハーディーが13得点、ダニエル・ギャフォードが12得点、8リバウンド、3ブロックと気を吐いたが、アービングはフィールドゴール成功率33.3%(6/18)で16得点、4ターンオーバーと精彩を欠き、地元で決着をつけることはできなかった。

 第5戦は30日(日本時間31日)、再びミネソタに戻って行なわれる。

構成●ダンクシュート編集部