【巨人】「逆転の形は作れた」阿部監督、6回無死一、三塁からセーフティスクイズに…一問一答
巨人はソフトバンクに完封負けし、打線が沈黙。投手陣は粘るものの、結局無得点に終わる。
阿部慎之助監督は無得点の原因をピッチャーに求めず、チームの打線に責任を持たせる。
交流戦初戦での敗戦後、阿部監督は短期決戦の重要性を強調し、チームに明日への勝利への意欲を示す。
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人0―2ソフトバンク(28日・東京ドーム)
巨人打線が沈黙し、交流戦の開幕戦でソフトバンクに今季8度目となる完封負けを喫した。山崎伊織投手が6回を5安打1失点と粘ったが今季初黒星。打線は6回無死一、三塁の絶好機でセーフティスクイズの失敗などで結局無得点に終わったのが痛かった。
【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】
―打線が無得点
「ピッチャーは責められないですね。ずっと」
―6回の攻撃は無死一、三塁でオコエがセーフティースクイズも
「そうですね」
―(捕手前のバントとなり三塁走者の立岡がスタートせず、一塁走者を二塁に進める送りバントの形になり)もう少し一塁側に転がせていたら
「まあまあ、結果的にはちゃんと形は作れたんだけど。ノーアウトで、打球判断になってしまうんですけど、ベンチの都合のいいサインにはなってしまうんですけども、ああいう1アウト二、三塁の逆転の形は作れたので、そこで打てなかったというだけなので」
―今日は王貞治デー。王さんと会話は?
「あいさつだけはしました。秋に会いましょうと言われて。会えるように頑張りますって言いました」
―交流戦初戦にあたり、チームにどんな言葉を
「短期決戦だと思ってね、それぞれがいろんな心構えでやると思うんだけど、そのミーティングをして。結果は出なかったですけど、まだまだ始まったばかりですし、明日勝てるように、何とかみんなでやりたいなと思います」
―山崎伊は6回1失点
「何とか粘り強く先制点を与えないようにとやっている姿も見えますし、何にも責めるところはないです」
―ヘルナンデスが初打席初安打
「どんどん打席に立って日本の投手の良さを知ってもらいたいし、そこでどう対応していくかが大事なので、どんどん打席に立たせたいと思います」
―坂本の打順を2番から5番に戻した
「やっぱり(4番の)岡本が勝負してもらえないというのが一番嫌なので。それだけです」