尚弥 9月グッドマン戦は事実上消滅か…グッドマン7月に地元豪州で試合発表予定 9月はVSドヘニーか

AI要約

プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31)の次戦の相手候補でWBO、IBF同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)が9月の尚弥戦を回避する可能性が高まった。

グッドマンが次戦をオーストラリアでの試合として発表し、9月の関東での井上尚戦は消滅の可能性が高まった。

元IBF世界同級王者T・Jドヘニーが井上尚との次戦の有力候補として浮上している。

 プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31)の次戦の相手候補でWBO、IBF同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)が9月の尚弥戦を回避する可能性が高まった。

 「FOXスポーツ・オーストラリア」が27日(日本時間28日)、グッドマンが同29日に7月に地元オーストラリアのウロンゴン・エンターテイメント・センターでの次戦発表を行う予定だと報じた。これにより9月に関東で予定されている井上尚との対戦の可能性が事実上消滅した。

 井上尚は今月6日、東京ドームで行われた防衛戦で挑戦者ルイス・ネリ(29=メキシコ)を6回TKOで下した直後、グッドマンをリングに招き入れ対戦を呼びかけた。グッドマンも「自分もベルトが欲しくて戦ってきた。絶対にやりましょう」と応戦していたが、陣営は12月の対戦を希望しているという。

 これにより元IBF世界同級王者T・Jドヘニー(37=アイルランド)が次戦の最有力候補に浮上。26勝20KO4敗で、ここ3戦は大橋ジム興行に出場し3連続KO勝利中。6日の東京ドーム興行ではネリの体重超過などの事態に備え、代役として招へいされていた。