37歳モンフィス 四大大会マッチ122勝達成、盟友ツォンガ抜きフランス男子歴代単独最多<男子テニス>

AI要約

全仏オープンでのG・モンフィスの初戦突破と記録更新を報告。モンフィスの試合内容や成績などを振り返る。

モンフィスの四大大会デビューから現在までの実績や記録について詳しく解説。

2回戦の相手や他のトップ選手の初戦突破状況など、今大会の概況を紹介。

37歳モンフィス 四大大会マッチ122勝達成、盟友ツォンガ抜きフランス男子歴代単独最多<男子テニス>

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク37位のG・モンフィス(フランス)が同58位のT・セイボスワイルド(ブラジル)を6-2, 3-6, 6-3, 6-4で破り、2年連続15度目の初戦突破を果たした。また、モンフィスはこの勝利が四大大会マッチ122勝目となり、JW・ツォンガ(フランス)を抜きフランス人男子選手最多のマッチ勝利数となった。

37歳のモンフィスは2005年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会デビュー。その後も毎年必ず4つの大会のうち1つには継続して出場し続けており、全豪オープンで2度のベスト8、全仏オープンでは3度のベスト8と1度のベスト4、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では1度ベスト16、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でも3度の8強と1度4強入りするなど成績を残してきた。

今大会の1回戦では、地元の声援を受けながら、持ち前のダイナミックなプレーと繊細なドロップショットなども披露。サービスエースは9本放ち、ファーストサービスが入ったときは79パーセントの確率でポイントを獲得した。セイボスワイルドには3度のブレークを許したものの、リターンゲームではそれを上回る6度のブレークに成功。2時間34分で2回戦に駒を進めた。

これまで四大大会121勝をあげており、ツォンガと並んでいたが、今回の勝利でフランス人男子選手として歴代単独最多に。今後は自身の記録を伸ばしていく段階に入った。

2回戦では第30シードのL・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは1回戦で世界ランク106位のD・ガラン(コロンビア)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第2シードのJ・シナー(イタリア)や第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第5シードのD・メドベージェフ、第9シードのS・チチパス(ギリシャ)らが初戦突破している。