【日本ハム】新庄監督、28日から古巣阪神と甲子園で対戦、阪神園芸にも大きな恩あること語る

AI要約

日本ハム新庄剛志監督(52)が、日本生命セ・パ交流戦2024の開幕を前に古巣阪神との対戦に意気込んでいる。

新庄監督は甲子園初勝利を目指し、阪神時代の思い出やヤジについて語っている。

阪神ファンや球場への感謝を述べつつ、期待される采配に注目が集まっている。

【日本ハム】新庄監督、28日から古巣阪神と甲子園で対戦、阪神園芸にも大きな恩あること語る

 ぐっちゃぐちゃにかき回しますよ~。「日本生命セ・パ交流戦2024」が28日から始まる。日本ハム新庄剛志監督(52)は最初のカードで古巣阪神と甲子園で対戦する。前回、甲子園で戦った就任1年目の22年は、競り合った試合もあったが結果的に3連敗を喫した。ここまで45試合25勝18敗2分け、貯金7の2位と好位置につけている。まずはセ・リーグ首位阪神からの3連勝を目標に掲げた。

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 新庄監督が甲子園初勝利で、すべての人たちに恩返しする。阪神時代を思い返し「デビューは(背番号)63番だったんで。5番になって。10年育ててもらったんで。歴史と思い出がめちゃくちゃ詰まった球場」。ヤジも醍醐味(だいごみ)だ。「オレ、結構快感に受け取るタイプ。ああ、そういうヤジの仕方あるんだって。野球と関係なくねって。阪神ファンを超える球団は世界でもないんじゃないかな。それも楽しみ。満員になるのかな。ならなかったらサクラ入れようかな(笑い)」。心配をよそに、入場券は前売り完売した。

 阪神園芸にも大きな恩がある。「整備だけでなく試合を真剣に見てくれている。『もっと背番号をファンに見せてほしいね。(背中が)丸くなっている。5番がしわしわになってるからまっすぐ立ったら』ってアドバイスを受けて。まっすぐ立って。そうしたら2本打った」。そのときの景品を届けると「そんなん要らんわ。もっとホームランをプレゼントしてくれ」と返された。思い出の地で、度肝抜く采配を披露する。【日本ハム担当=永野高輔】