【春季関東大会】強豪校を立て続けに撃破!初優勝飾った白鷗大足利・直井秀太監督は「もう夏だぞと力強く伝えたい」気を引き締めていざ夏の甲子園へ!

AI要約

白鷗大足利が延長タイブレークの激闘を制して春季関東大会の決勝に勝利した。

野澤瑛斗投手の活躍や小野寺応助捕手の同点打など、チーム全体の奮闘が試合を振り返るポイントとなった。

関東大会初優勝を果たし、夏の甲子園を目指す意気込みを持つ直井監督と選手たちのコメントが示すように、チームは今後ますます強くなることが期待される。

【春季関東大会】強豪校を立て続けに撃破!初優勝飾った白鷗大足利・直井秀太監督は「もう夏だぞと力強く伝えたい」気を引き締めていざ夏の甲子園へ!

<春季関東大会:常総学院4-5白鷗大足利◇26日◇決勝◇上毛新聞敷島球場

春季関東大会の決勝は、白鷗大足利が延長タイブレークの激闘を制した。

直井 秀太監督は、「5回までは甲子園に出られているチームとそうでないチームの差を感じた」と振り返ったが、「野澤 瑛斗投手(2年)が球場の雰囲気を変えるような投球をしてくれた。私の想像以上の働きをしてくれたので、嬉しい誤算だった」と喜んだ。監督も絶賛の野澤は、「主将の篠原 飛羽内野手(3年)が『失点をしても、4点しか取れなかった野手の責任だから』と、話してくれた。10回のタイブレークでも、1失点は仕方ないと思って投げたことがいい投球に繋がった」と語っていた。

チームは先制点をあげたものの、その後に4失点を許し、追いかける展開が続いた。それでも7回に2点を返すと、8回に小野寺 応助捕手(3年)が試合を振り出しに戻す同点打を放った。小野寺は、「自分の弱点であるインコースが今日は捌けていなかったので、相手バッテリーが攻めてくると思った」という読み通り、インコース高めのストレートを強振した。直井監督も、「県大会から”いいところでの小野寺”というのがあった。秋に怪我をしてマスクを被れなかった悔しさを死に物狂いで脱却してくれた」と称えていた。

関東大会初優勝を飾り、夏に向けても弾みをつける結果となった。直井監督は、「夏の甲子園を是が非でも勝ち取りたい。全国で勝ちたいということを目標にしてきた。毎年涙を流す3年生も見てきて、今年も覚悟を決めた1年だった」と語り、「選手達にはもう夏だぞと。力強く伝えたいと思います」と、既に切り替え、夏にかける強い思いを口にしていた。