“B2最高勝率”A千葉が一挙8選手の残留を発表…岡田優介と最長身226センチCは契約満了でFAに

AI要約

アルティーリ千葉が契約継続と満了を迎えた選手を発表。

主力選手8名が残留し、岡田優介とチュアンシン・リュウが自由交渉選手リストに。

チームは2年連続でプレーオフ4強止まり、今オフの布陣の変化に注目。

岡田優介はA千葉の創設初年度からプレーし、今シーズンの成績は3.1得点0.5リバウンド0.3アシスト。

リュウは中国出身でセンターとして活躍し、5.0得点3.3リバウンド1.1アシスト0.4ブロックの成績。

二人の選手に対してチームから感謝のメッセージが送られた。

残留選手も含め、合計14人中8人が契約継続を決め、チームは改めて強化を図る方針。

これからの岡田とリュウの活躍に期待が寄せられる。

“B2最高勝率”A千葉が一挙8選手の残留を発表…岡田優介と最長身226センチCは契約満了でFAに

 5月25日、B2リーグのアルティーリ千葉は、一挙8選手との契約継続とあわせて、契約満了を迎える岡田優介とチュアンシン・リュウを自由交渉選手リストに公示したことを発表した。

 今回、2024-25シーズンもチームに残留することが決まったのは、B2アシストランキング3位の杉本慶、同得点ランキング10位のブランドン・アシュリー、同3ポイント成功率1位の大塚裕土、同フリースロー成功率1位の木田貴明といったB2の個人スタッツ上位に名を連ねた主力選手と、移籍1年目のシーズンを終えた熊谷尚也と前田怜緒、東海大学から特別指定選手で加入していた黒川虎徹、2年連続プレーオフ敗退の悔しさを知る大崎裕太の合計8名。

 2020年に創設されたA千葉は、Bリーグ参入1年目の2021-22シーズンにいきなりB2昇格を決めると、2022-23シーズンも東地区を制し、新興クラブながら“無双状態”に。しかし、B2レギュラーシーズン史上最高勝率(56勝4敗勝率.933)を記録した今シーズンも含め、2年連続でプレーオフ4強止まり。圧倒的な強さを見せながら、2年続けてB1昇格を逃していた。

 今オフは“3度目の正直”へ向けて、B2屈指の布陣がどのように変わっていくのか注目されていたが、チーム内得点王でもあるアシュリーをはじめ、早々に14人中8人の残留が決まった。一方で、元日本代表でチーム最年長39歳の岡田優介と、Bリーグ史上最大226センチの身長を誇るチュアンシン・リュウは、このタイミングで契約満了を迎え、自由交渉選手リスト入り。

 岡田は185センチ81キロのシューティングガードで、A千葉の創設初年度を知る選手の1人。在籍3年目はレギュラーシーズン42試合に出場し、1試合平均7分32秒のプレータイムで、3.1得点0.5リバウンド0.3アシストの成績だった。新居佳英代表取締役CEOは「岡田選手の存在なくして、今のアルティーリ千葉は存在していない」と、コート内外でクラブを支えた献身に感謝を示し、「非常に寂しいことですが、感謝の意を込めて、今後の岡田選手のご活躍を心より祈っております」と別れのメッセージを寄せた。

 中国出身で7月に25歳の誕生日を迎えるリュウは、226センチ130キロのセンター。今シーズン開幕後の昨年11月にA千葉へ加入すると、レギュラーシーズン40試合に途中出場し、5.0得点3.3リバウンド1.1アシスト0.4ブロックを記録。新居代表取締役CEOは、「初めての日本で戸惑うことも多かったと思いますが、A千葉のビジョンに共感してジョインし、共に戦ってくれたこと、リュウ選手に感謝申し上げます」と謝辞を述べた。

 今回契約の有無が発表された選手のコメント一覧は以下の通り。