オリ・西川 移籍後初の1試合2本の適時打「これを続けていければ」快勝に貢献

AI要約

オリックスは22年8月以来の同一カード3連敗を阻止し、14安打9得点の猛攻で日本ハムに勝利。序盤から猛攻を見せ、中嶋監督も喜びを示した。

森や西川など様々な選手が活躍し、攻撃陣が活気づいてきた。特に西川は移籍後初の2本の適時打を放ち、監督との話し合いが良い結果につながった。

中嶋監督は今後の成績に期待を寄せ、攻撃陣の活躍がチームの上位浮上につながることを期待している。

オリ・西川 移籍後初の1試合2本の適時打「これを続けていければ」快勝に貢献

 ◇パ・リーグ オリックス9―3日本ハム(2024年5月23日 エスコンF)

 オリックスは14安打9得点の猛攻で、22年8月2~4日の西武戦以来の同一カード3連敗を阻止した。2回までに9安打6得点。序盤から猛攻を浴びせ、中嶋監督は「1、2回であれだけつながったのもなかなか珍しい」と喜んだ。

 初回1死一、三塁では森がボール気味の低め速球を左前へ。「技ありじゃない。たまたまです」。先制打が今季初の決勝打になった。2回にも右前適時打で4点目をたたき出し、5月は月間打率・340。「打たないより打った方がいいし、次の日の入り方も全然違う」とうなずいた。

 低調だった西川も移籍後初の1試合2本の適時打。「練習の時に監督、コーチといろいろ話をして、結構すっきりした部分があった。それが結果になってよかった。これを続けていければ」。中嶋監督も「(今後を)見ましょう。期待しかないですけど」とニヤリと笑った。直近7試合で5度目の2桁安打。上位浮上へ攻撃陣がやっと活気づいてきた。(阪井 日向)