【とっておきメモ】ミリ単位にこだわるDeNA筒香嘉智「帽子かぶったときの感覚…」突然来店に驚き

AI要約

DeNAの筒香嘉智が4番アーチで勝利に貢献

筒香はミリ単位にこだわる散髪で感覚を大事にする

散髪のリフレッシュ効果とプレーに対する姿勢

【とっておきメモ】ミリ単位にこだわるDeNA筒香嘉智「帽子かぶったときの感覚…」突然来店に驚き

<とっておきメモ>

 <ヤクルト1-2DeNA>◇22日◇神宮

 DeNA筒香嘉智外野手(32)が、国内復帰後初の4番アーチで連勝に貢献した。4回1死一塁、ヤクルト先発小沢の甘く入った直球を捉え、先制点となる3号2ラン。ガッツポーズが飛び出す会心の一打に「追い込まれていましたが、しっかり自分のスイングで捉えることができたと思います」。これが決勝点となり今カード勝ち越しをもたらした。

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 筒香はミリ単位にこだわる。グラウンドでは周囲からなかなか見えない部分だが「帽子をかぶったときの感覚というか…。結構、重要なんですよ」と言う。

 大きな鏡の前に腰掛け、自らと“対峙(たいじ)”する時間でもある。「そんなに自分の顔って見るシーンがない。そういう意味では貴重な時間ですよね」と真顔で言う。

 耳周りと襟足は0ミリから1ミリで極限まで刈り込む。なめらかなグラデーションでサイドは短めを好む。「少しでもガタついていると気になる」と映し鏡で後頭部にも目を光らせる。

 米国から帰国した4月上旬。真っ先に向かったのが散髪だった。ヘッドスパでストレスフルだった脳内もリフレッシュした。横浜スタジアムでの公開会見前、6日の復帰戦前、直近では20日に整えた。

 カットを担当したLiving hair loungeの越水貴玲さんは「突然、来店してもらえたのでびっくりしました」と驚きつつも「野球をプレーしているときとは違って、すごく穏やかな印象でした。リラックスしていただけたら良かったです」と話す。

 感覚を大事にする筒香は、散髪の“間隔”を2週間に設定している。ミリ単位の攻防は鏡の前にもある。【DeNA担当 小早川宗一郎】