レンジャーズ元指揮官「37歳でこれだけ良い投球しても驚かない」ダル200勝に「才能に恵まれた投手」

AI要約

元レンジャーズ監督のバニスター氏が教え子のダルビッシュ有の日米通算200勝を祝福

バニスター氏はダルビッシュの才能を高く評価し、長期的な視点での可能性を指摘

37歳のダルビッシュが25イニング連続無失点中で4連勝していることにも驚きはないとコメント

 レンジャーズで4年間監督を務め、現在はダイヤモンドバックスのベンチコーチを務めるジェフ・バニスター氏(60)が20日(日本時間21日)、敵地ドジャース戦の試合前に取材対応。教え子であるパドレス・ダルビッシュ有投手(37)の日米通算200勝を祝福した。

 バニスター氏は15~18年までレンジャーズの指揮官を務め、ダルビッシュが右肘じん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受け、カムバックするまでの時期にチームを率いた。右腕は同監督の下で39試合に先発、13勝を挙げた。

 同氏は「トミー・ジョンで1年間投げられなかったが、しっかり復活して、この偉業を成し遂げた。おめでとうと言いたい。誇りに思う」とまずは大台到達を祝福した。

 続けて「(ダルビッシュ)ユウは素晴らしい才能に恵まれた投手。肩肘の故障さえなければこのリーグで長く投げられる」とまだまだ第一線で活躍できると太鼓判。「当時の私は短期的なことだけでなく、長期的なことも考えなければならないと思っていた。今、違うチームだが同じ地区なのでユウのことはよく見る。素晴らしいね」とともにレンジャーズを去り別のユニホームを着て戦っていても気になる存在とした。

 そして「今季はまだ対戦していないが、今は25イニング連続無失点中なんだろう?でも彼が37歳でこれだけ良い投球をしても私自身は驚かない。彼が特に才能に恵まれた投手だということを知っているからだ」とダルビッシュの才能を高く評価しているからこそ、37歳となった今季に自己最長となる25イニング連続無失点で4連勝しても驚きはないとした。