町田 「東京クラシック」5発快勝 黒田監督「首位よりも東京3チームの中でトップは意味がある」
AI要約
町田が東京Vを5-0で大勝し、2連勝で首位返り咲きを果たす。
藤尾翔太が2ゴールなど3点に絡み、活躍を見せる。
町田監督は「東京3チームの中でトップを取る」とコメントし、首位奪還を喜ぶ。
◇明治安田J1第15節 町田5―0東京V（2024年5月19日 Gスタ）
明治安田J1リーグは8試合が行われ、町田が東京Vに今季最多得点の5―0で大勝し、2連勝で勝ち点32として4度目の首位に浮上した。U―23日本代表FW藤尾翔太（23）が2ゴールなど3点に絡む活躍で、昇格組同士によるダービーを制した。3位の鹿島は前節首位の神戸を1―0で破り、勝ち点29で並んだ。
J1初開催のダービー「東京クラシック」で、町田が勢いの差を見せつけた。4月のFC東京戦に続く首都クラブ対決に連勝し、黒田監督は「いま首位を狙うよりも東京3チームの中でトップを取るという気迫の方がむしろ意味がある」。三たび首位を奪い返した。
パリ五輪代表入りを目指す藤尾がPKを含め自身J1初の複数得点。高速右クロスから先制オウンゴールも誘発し「シュートもあったけど、GKと守備の間に入れれば相手が触っても入ると考えた」と自身の数字にこだわらない。U―23アジア杯は無得点も「焦りはない。チームの順位と個人の結果が（選考に）結びつくと思う」。勝ち続けることが、パリ行きへの最大のアピールになる。 （矢吹 大祐）
